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COSMO

高円寺阿波踊りが、今年は前夜祭がないので26/27日に行われますね。でそれに乗じて、COSMO(akaDOMスタ祭)- 一夜限りの復活 -が12-12Hで久々に開催されます。あまりにヤバいイベントで告知は控えているみたいですが。
それに法政公開講座「平岡正明のDJ寄席 芸能の真相/深層」にも出かけます! こちらもヤバい平岡さんのトークショウです

さてこの時代はポスト・フォーディズム期。
ロックンロォルはフォーディズム(流れ作業による大量生産工業化)の為のBGMとして、アメリカ生活様式のグローバル化とともに広がっていった。ビルボードトップ10というポップミュージックの商業規格によって一つの商品としてロックンロォルは、世界のフォーディズム化とともに世界音楽化していった。しかし英米のポスト・フォーディズム化によって、ロックンロォルはフォーディズム的性格の変容をせまられながら衰退、マイケル/マドンナ/プリンスといったスーパースターが現れる。
80年代英米でのネオリベ新自由主義化とポスト・フォーディズム化はパラレルな現象だった。その変化によって工業都市は過疎化しアンダークラスを寄せ集め若年ホームレスを作り出しinnercityとなった。そこではinnercityのcommunity musicとしてhiphopとpunkHCが紡がれた。新しい打ちのめされた世代の共同体の音楽だ。
ネオリベの第三世界抑圧の象徴としてのcommunity musicであるreggaeやinnercityのポスト・フォーディズム化したマイノリティのcommunity musicであるhouseやtechnoをそこに入れてもいいだろう。
ポスト・フォーディズム化したこの20年以上前から、音楽はinnercityのcommunity musicから吸上げポップミュージックの商業規格へ作り上げながら進んでいる。
アンダークラスの若者が感情労働かホームレスか犯罪かの選択を迫られながら、紡ぎ出す仲間との朋友愛としてのcommunity music。そしてメディアトライブのトラベラーと混ざったアナルコ・パンクなHXCXPUNK。それしか今は音楽は信じてはいない、ポップミュージックの購買的世界革命に惹かれる気持ちもあるのだけれどね。

ジャック・アタリの「ノイズ」におけるポピュラー・ミュージックの定理を僕は支持する。音楽は常に来るべき時代の像を如実に先取りする。ポスト・フォーディズム期を先んじたpunkHCがロックンロールにとって、ただのサブジャンルではなくなったことが、意味深い。フォーディズムからポスト・フォーディズムへとは、プロレタリアートからマルチチュードへ。community musicが肝!



RLLとして高円寺の最深部へコミットしはじめて1年半。高円寺の事情通でCOSMO主催のYXOXSXYXと最近話をするようになった。ただのお客としてドムスタ祭に行っていた頃は考えられなかったけれど、RLLの5月の自主イベント「スバラシキナカマ」に飛入りで彼が発言してくれたりして交流出来たのがポイントかな。高円寺のcommunity music sceneに少し近付けて、正直嬉しい。明後日は楽しみだ。


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  • By intellipunk / Aug 25, 2006 3:32 pm

部長、『ソトコト』にカルチャー・ジャマーと認定される。

ボクの有名な口癖に「ロハス!」(「健康と持続可能な社会に配慮したライフスタイル」って意味)ってのがあるんだけど、この言葉を流行らせた権威ある雑誌『ソトコト』に、われらがハーポ部長(=ボクの一部)が、日本を代表するカルチャー・ジャマーとして認定されました。ハハハッ!笑いましょう。どうも!ボクがカルジャム界の権威です。以前、某カード会社の「東京VIP」というサイトで、重要人物のように紹介されたときと同じような快感ですね。ライターとの共犯関係を結ぶような気持ち。

えっ!部長ってそんなお洒落なことしてたの?って驚きのあなた!ボクがカルチャー・ジャマーたりえているのは、ほとんど何もやっていないインチキ野郎であるにもかかわらず、ちゃっかり、カルチャー・ジャマーの第一人者のように取り上げられちゃっている、そのことにおいてジャマーなのです。

実際に雑誌を手にとって書評のコーナーを印字で読んでいただいた方がおかしくて良いのですが、ライターさんに許可をいただきましたので、ここに掲載させていただきます。

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エコ活動の手段、 カルチャージャムってご存じ?

『さよなら、消費社会 
カルチャー・ジャマーの挑戦』
著:カレ・ラースン 
訳:加藤あきら
大月書店刊 2310円(税込)

ソトコト読者ならば、『アドバスターズ』という雑誌の名を一度は耳にしたことがあるかもしれない。本著は、『アドバスターズ』の設立者、カレ・ラースンによるカルチャージャム論だ。カルチャージャムとは、メディアと消費とエコロジーの因果関係に目覚めた者のための、文化闘争における抵抗のデザイン術&頓知術。和製ジャマーのハーポ部長によれば、カルチャージャムの定義は「ひねりの効いた頓知で、偉そうな奴ら(制度)をギャフンと言わせる行為」。精神的先駆者として、ダダイストやシュチュアショニスト、パンク、フルクサスらを持ち、知的で芸術的な創カルチャージャム造的破壊を手段にした、アナーキーでユーモラスな精神を持つムーブメントなのだ。
 カルチャージャマーたちが狙う敵は、新古典派経済主義者たちの理論。「地球のキャパシティには限界がない」(世界銀行の前チーフエコノミスト)、「世界は天然資源がなくともやっていける」(ロバート・ソーロー)と不埒な説で無駄な消費をあおり、自然環境のみならず、市民の精神的環境を破壊してきた消費主義文化を転覆させちゃうのがジャマーたちの目的。現在、ジャマーのゆるやかなネットワークは世界中に広まっている。普通の市民から、エコロジスト、エコ企業家、詩人、哲学者、スローフーダー……。しかし、邦題の『さよなら、消費社会』というのは、ちょっとアンクールだ(原題は『Culture Jam』)。


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  • By harpobucho / Aug 10, 2006 4:50 am

貨幣を燃やす奴が好きだ。

ダダカン、セルジュ・ゲンズブール、KLF、あと誰だ?とにかく金を燃やしてしまう人間がたまらなく魅力的なのだ。お金も燃やすような奴は絶対面白い人間なはず!できれば、ボクがそーゆー人間になりたい。労働で稼いだ給料を社長の目の前で燃やしてやりたい。一万円札を一枚一枚燃やしながら、六本木ヒルズ周辺をKLFを大音量でかけてサウンド・デモしたい。

このニュースには驚いた。

岐阜県職員が裏金400万燃やす、個人など2億円保管

 岐阜県の組織ぐるみの裏金問題で、県は3日、県庁内で裏金を集約した1998年度の時点で、県教委分を含め、4億4100万円の裏金が存在していた、と発表した。

 約2億2700万円が職員組合の預金口座にプールされ、残り約2億1400万円は各課や個人が保管していた。

 うち約2億円が職員組合や職員の飲食、慶弔費、タクシー代に流用されたほか、約500万円が焼いたり、捨てられたりしたことも判明した。

 この約500万円のうち400万円は、問題の発覚前に県教委の職員の1人が焼却処分にした。知事部局では、98年から2001年にかけて総額約100万円を、2人の職員が焼却したり、3人が事務所のごみに混ぜて捨てたりしたという。「担当者が何らかの理由で、保管しきれなくなり、苦悩の末に処分したとみられる」(原正之副知事)という。


ボクはこの岐阜県職員に激しく嫉妬する。
誰か燃やす金ください。


  • HarpoBucho
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  • By harpobucho / Aug 06, 2006 4:53 am

かるちゃ

[用法]文化・文明——「文化」は民族や社会の風習・伝統・思考方法・価値観などの総称で、世代を通じて伝承されていくものを意味する。◇「文明」は人間の知恵が進み、技術が進歩して、生活が便利に快適になる面に重点がある。◇「文化」と「文明」の使い分けは、「文化」が各時代にわたって広範囲で、精神的所産を重視しているのに対し、「文明」は時代・地域とも限定され、経済・技術の進歩に重きを置くというのが一応の目安である。[大辞泉]

文明は物質的であり、文化は精神的という傾向があるのね。文化には、基本的に形がない、あるのは文化財だけ。その媒介する物だけでは文化になり得ない。媒介物があるにせよ無いにせよ、その何かを人間どうしがやり取りすること、そしてそのコミュニケーションによっておこる人間の感情が、文化だ。つまり人間同士のその共同体としての価値の表出が文化だ。
価値ある物は商品に容易になり得るが、感情のやり取りは、商品になりがたい。

唐突だがヒップホップのリアル論争もこのヒップホップ文化における商品論として見ることができる。その文化をリプレゼントすることと、裏切ることがここに表出したビーフの根源だ。sell out と hook up の関係は、文化が産業に飲み込まれつつも、そこに一定の抵抗的仕種をみせる典型だろう。(ここで少し前、同様のことを書いたらダメ出しされちゃったなーw http://takoashi.air-nifty.com/diary/2006/02/post_59f9.html)

資本主義は何でも値段を付けて売ろうとするが、売れないモノもあることは、カルチャー・ジャンキーなら解るだろう。市場価値、それに抗う文化を造り出す作家/批評家/享受者の共通価値。売れたならイイ、という価値観に対して反論足掛かりにするのは、自らを育んだ文化とその歴史への尊敬。文化主義はその意味で反資本主義的価値観なのだ。文化を第一義的に研究するカルチュラルスタディーズもそんなカルチャー・ジャンキーの視線を共有する学問。あそっか、よくある凡庸なカルスタ批判、マルクス主義の呪縛とぬかしたり社会還元に役立たずと功利的な言説は、文化に尊敬を持つことを知らない哀れな空言なんだね。

僕はこれをものすごい若い頃にアートに教えられ、中学でパンクによって深く刻まれた。文化は人から伝わる何かの概念であり意味の元となる感情だ。文化への親愛は豊かな時間を与えるJOY、それを元にした人とのつながりをくれる。買ったり売ったりしてもうまく伝わらない価値。バタイユが、「呪われた部分」とよんだ蕩尽でもいいだろう、カルチャーで人生をすり潰す。けれど人生は購買行動でも還元的な生産の為でもないだろう。平岡正明の至言を引けば「文化とは男が(つまり女だって)一生をかける価値がある」ってことだ。豊かに生きることとは、人と文化で交信する生命的歓喜のことではないのか?



と、改めてこんな茫漠としたことを書き出したのは、RLLがカルチャー・ジャンキーとしての自覚が加速してきたから。アート・社会学・哲学と音楽・運動・洒落諧謔が絡まりあった何か、を定義しにくくなっているので、改めて文化カルチャーを見つめたんだ。RLLって何よ?
何故、「気のきいた文句、センス」と「戯れ、冗談事、掛詞」と「気のきいた身なり、おしゃれ」が同じ「しゃれ」なのかは、カルチャー・ジャンキーには分かっているはずだ(例えば「しゃれ」の権化ともいえる素人の乱7号店カリスマ店長こと山下陽光くんの見事な一致を見るといい)。つまりそれが文化だ、と説明せずに名指すことは幾らでも出来る。けれどいくら掴んでも逃げてゆくカルチャーの悦びについては、語っても語りきれないんだ。…続く?


  • Intellipunk
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  • By intellipunk / Jul 25, 2006 5:57 pm

アガることは重要だ。

レバノン.jpgのサムネール画像のサムネール画像ボクのような左翼活動なんかしたこともないフツー(?)の人間が「政治的」になる動機ってのは、自分が「人間として正しい」と信じる行為が国家によって暴力的に禁止されるとき、また逆に明らかに「人間として間違ってる」ことが国家によって暴力的に行われるとき、この二点だね。自分を取り巻く暴力を見過ごすのではなく、しっかり認識し、そこに自分なりに線を引くことが政治的なの。

何年も前にアムステルダムで肺に収めたレバノン産の煙はまだボクの体内に残っていて、今になってジワジワと効いてきた。アガる。「アガる」って言葉には、「緊張する」っていうバッド・トリップ的意味と「ハイになる」というグッド・トリップ的意味の両方があって、ボクの今の感情はまさにそれだ。

レバノンの報道されない惨状


せっかくテレビとは違うメディアに接しているのだから、マスメディアが報じない情報に触れ、アガることをオススメする。ボクは不謹慎なことを言ってるつもりは一切ない。むしろ、この情報に触れ、全くアガらない奴が不謹慎だ。

アガることだけでは満足できない人は、なんらかの行動を起こそう。

以下引用
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レバノンより

by ラニア・マスリ; 2006年7月17日
http://signs-of-the-times.org/signs/editorials/signs20060719_NotefromLebanon.php

皆さんが心配していただいているというお手紙に感謝します。

確かに私はレバノンにおります、そして、どこかしらの国が攻撃を受けているという状況のなかで生き延びているという意味では、安全にしております。

まず、皆さんに申し上げたいことは:私たちには世界からの怒りの声が必要だ、ということです。

水曜日(7/13)以来、私たちは悪意のある、不正な攻撃に曝されており、これはより激しくなってきています。

悪意のあるというのは、多分皆さんは西側のメディアが報道しないので知らないかもしれません。これらの写真も西側が印刷しないので見ていなかったかもしれません。
(メディアは写真があることは知っているのですが、これを印刷しようとはしないのです。)

写真はここでご覧ください。http://www.angryarab.blogspot.com/
攻撃ということでは、インフラの損害レベルは1982年のイスラエルによる侵攻によるものを超えています。

各空港は攻撃を受け、旅行には適さなくなりました。主要な空港は(唯一の商業空港ですが)数日に亘って何回も攻撃を受けました。より小規模な軍用空港は、これらのどれもここ何年も使用されていませんでしたが、これらも攻撃され使用不能になりました。

南部から北部に至るまでの各港はイスラエルによって攻撃を受けてきました。
まずはじめに、ジョウニエ港が爆撃されました。
(これについては少し突っ込んだ疑問が湧きますが:アメリカ、フランス、イギリスやイタリア、これらの政府は在レバノン市民に避難を呼びかけたわけですが、どうやって彼らを避難させたのでしょうか?)

数カ所の主要な石油集積所や発電所も破壊されました。
この国の全ての石油集積所は破壊されるおそれがあるという噂まであります。

国内の主要な橋も破壊されました。正確には64の橋です。
どこの橋を渡ろうかなどと言うことは、次のターゲットにされる怖れがあるために口に出すことも躊躇しなければなりません。

この国の主要な交通要所が南部から北部に至るまで破壊されてしまいました。
これは、何を意味すると思いますか?
これは、レバノン国内全てに亘って主要都市間を旅行することは物理的に不可能ということを意味します。

誰も国を出てシリアに行くことも出来ないのです。もっと重要なことは、誰も単に安全にある地域からある地域に移動することもできないのです。
街から街への移動も困難であり、特に南部では村の中でも、ある場所から別の場所への移動ですら危険になっています。
一つの主要道路がまだ使用されていますが(北ベイルートからトリポリに向かう高速道路です)、昨晩からイスラエルはシェッカにあるトンネルを爆撃すると脅しています。
これによって、この主要道路も使うことは、ジュベイル/ビブロスから北部へ、またはその逆という移動も不可能ということになってしまっています。
(基本的なレバノンの地理を言いますと、レバノン中央部から北部へと向かう場合の主要都市は:ベイルート、ジョウニエ、ジュベイル/ビブロス、バトロウン、シェッカ、トリポリということになります。)
この南部の村への攻撃は特に悪意のこもったものと言えます。
イスラエル軍は攻撃対象の村々に避難を呼びかけましたが、その一方で村民が避難する道路を破壊していたのです。
メッセージは明確と言えるでしょう。
『家を出ろ、我々はお前達を殺す。家に居ろ、我々はお前達を殺す。』
彼らはこの両方をやったのです。

これは全体で何を意味するのでしょうか?

イスラエルはレバノン国民を「逃亡」しないように国内に縛り付けて、恐怖によって服従するように仕向けています。
これはテロリズムであり、それも最も純粋な形のテロリズムです。

イスラエルは、この国の全ての主要なコミュニティを攻撃しようとしていますし、我々を孤立させて、食料や医薬品の欠乏や他の生活必需品不足に追い込むことによって序々に「降伏」させようとしているのです。
既に多くの村や主要都市であるソール/タイレでは生活必需品の不足を表明しています。

悪意があるのです。イスラエルの攻撃はインフラに限定されることも無く、「意図的」に市民も標的にしているのです。意図的にやっています。
南部の家々は意図的に標的にされ、攻撃を受けたのです。彼らの意図をどうやって証明しましょうか?
幾つかありますが、まずは平原において爆弾が野原に落ちずに家々に命中しています。我々は1996年のカーナ虐殺において、この種の高精度爆撃を見てきました。この時は、イスラエル攻撃軍は市民が隠れている国連の駐屯地帯を爆撃したのですが、軍は国連スタッフの居住地域の近くはおろか駐屯地を囲む樹木でさえ爆撃しませんでした。

南部では人々が家族ごと殺されました。個別の攻撃によって、4つの家族が、お父さんもお母さんも子供も、虐殺されました。
彼らの体は千切れ、顔は焼けただれていました。

これは、イギリスのインディペンデント紙による攻撃の第一報ですが:

『イスラエルの戦闘機が”まずレバノン南部の都市、ナバティア近郊の小村ドゥウェイルに飛来し、次に爆撃機がイスラム教シーア派の宗教指導者の家に一発の爆弾を落とし、この指導者は死亡した。彼の妻および8人の子供たちも同様に死亡した。
一人は首が落ちた。村人が発見できたのは、一人の赤ん坊の頭部と胴体だけであり、一人の若者がカメラの前でこれを示して怒りをあらわにしていた。
その後、爆撃機はドゥウェイルの別の家に行き、今度は7人家族を吹き飛ばした。”』

とあります。

第5波の攻撃において、イスラエルのテロリスト軍は4家族の住む建物を爆撃しました。生存者は誰もいませんでした。
別の攻撃では、ある家族がイスラエル戦闘機から撒かれた避難を呼びかけるビラを見て国連の建物に避難しようと向かいました。ところが、国連はこの家族を追い払いました。家族が国連の建物を去ろうとしたとき、彼らのバンは爆撃され、粉々になって飛び散ってしまいました。
www.angryarab.blogspot.comで写真を見てください。見てもらいたいのです。
このような虐殺は延々と続けられてきています。そして、このような虐殺の歴史は、覚えておいて欲しいのですが、イスラエルの侵攻の歴史においてはとくに珍しいものではないのです。

悪意に満ちた、野蛮で怖ろしく、不正なことです。正義ではないのです。

銘記しましょう:イスラエル軍によるレバノン国境への攻撃は、イスラエルの兵士の拘束に伴って水曜日から始まったわけではありません。ここ一ヶ月間以上に亘ってイスラエル軍は国境地帯で実弾演習を行ってきましたが、このときにレバノン人の羊飼いが殺されています。
これに対する「国際社会」の反応は?・・沈黙でした。

また銘記しましょう:イスラエルは自国の監獄にレバノン人を収監し続けています。そしてヒズボラからの要求はここ数年に亘って明確です。ヒズボラは囚人の解放のために活動するということです。レバノン人だけがイスラエルの監獄に入れられているわけではありません。ここには数千人のアラブ系の囚人がいるのです。
イギリスのガーディアン紙による不正確なレポートに対して、ヒズボラの総務長官であるハッサン・ナルサッラ氏は極めて明確に、ヒズボラはこの2人のイスラエル兵士を交渉の材料に使うと述べ、特定の条件は明らかにしていません。
彼は、イスラエル国内のアラブ系囚人の解放があるときにのみ2人の兵士を解放するとは言っていないのです。

もう一つ銘記します:イスラエルは意図的に放置したレバノン南部における40万発におよぶ地雷の配置図を引き渡すことを拒否しています。これらの地雷は継続的にレバノンの子供を殺しているのです。

ヒズボラの行動に賛成するか否かに関わらず、ヒズボラの行動をリアクションと見るか扇動と見るかに関わらず、イスラエルによる攻撃は(ヒズボラの行動に)釣り合ったものではありません。
具体的には、ヒズボラがイスラエル兵士を誘拐したとして、イスラエル軍は市民に対する意図的な攻撃を行ってきており、違法でテロリストじみた懲罰を国全体に対して行おうとしているのです。
『(イスラエルの)軍総督であるダン・ハルーツは”(レバノンにおいて)安全なところはどこにもない。、、それだけだ。”』と語った。(ガーディアン紙による)

もう一度申し上げましょう。我々は皆、レバノンにおける状況は悪くなると見ています。また、より多くの虐殺およびレバノンの基本インフラの破壊が行われると見ています。

** オーストラリアやドイツで人々が抗議の声を上げています。アメリカでも抗議しています!レバノンの人々に共感して抗議しています。—レバノンの人々は暴虐を前に団結して立ちふさがっているのです。分断は政治家から生まれるものであり、人々の間から生まれるものではありません。
パレスチナの人々に共感した抗議も行われています。—パレスチナの人々はイスラエルの暴虐を前にして強く耐えてきました。
アメリカ人としては、特に責任があるのです。なぜかというと、これらの虐殺と破壊に使われた武器は、アメリカ人の税金のドルで支払われており、ジョージ・ブッシュと言いなりの議会によってこれが支持されているからです。

** これらの写真をお住まいの地域の地方紙に提供してください。地方紙の記者に会って、レバノンで何か起こっているかを話してください。www.electroniclebanon.netの最新記事を見てください。公平な報道を要求しましょう。殺されているレバノンの人々は名前も顔もあるのです。
(集まった詳細な情報はお分けします。)

** 国会議員に電話して、即刻および無条件のイスラエルの暴虐の停止を要求しましょう。

最後にもう一つだけ皆さんに:南部にいる友人にはいつも電話をしていますが、全く同じコメントが返ってきます。それは、
『私たちは強いし、逆境に負けはしない。私たちは勝つ。魂の強さは抵抗のための最強の武器なのだ。』
というものです。

Rania Masri rania.masri@****

El Koura, Lebanon
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  • HarpoBucho
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  • By harpobucho / Jul 22, 2006 10:49 pm

さーて、と。もう一発ぶちかますか。

 4月30日のサウンドデモでDJが不当逮捕されたことを受けて、やられた分はちゃんと払ってもらおうってことで、なんと秋葉原でサウンドデモをやります!!今回はロリータ(メイド)デモ!!になる予定。ゴリラや虎といった猛獣にメイド服を着せ、頭にはロリロリ萌えキャラの被り物を被せてアキバを大暴走、大破壊します。バックトラックはハードコアなヒップホップ、テクノ、トランス、ハウス、ノイズ、インダストリアルです。(大ウソ。動物は出てきません)ちなみに今回は僕もDJ参加です。逮捕覚悟なんで、その時はよろしくー 差し入れはカントの「純粋理性批判」の岩波文庫版の中と下、ドストエフスキーの「作家の日記」と「死の家の記録」と、あとはブランキの著作を何冊か希望。みんなよろしくー!!


 ってことで、メイド服を持っているロリータちゃんを募集中です。デモに参加しませんか?路上で踊りませんか?また、服は無くてもレンタルします。甘ロリ、花ロリ系らしいです。


 (注 ロリータ服をメイド服と言ってしまうには個人的には躊躇がある。特にアキバ辺りで消費されているメイド文化は男根中心主義的というか、本気でロリータ好きな人から見ると「ちょっとアレは・・・」といった文化なので。少なくともロリータ服は耽美的なパンクロックの象徴であって、サドマゾ的服従のサインでは無い。こういった微妙な差はフェミニストがいろいろ言ってるのかな?)

 






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メーデー!メーデー!メーデー! 4.30弾圧を許すな
     8.5 プレカリアート@アキバ
~やられたままで黙ってはいないサウンドデモ→集会~
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○集合:8月5日 14:30
○場所:総評会館(千代田区神田駿河台3-2-11)
http://www.sohyokaikan.or.jp/access/index.html
○交通:【地下鉄】千代田線・新御茶ノ水駅、丸ノ内線・淡路町駅、都営新宿線・小川町駅 いずれもB3出口(徒歩0分)【JR】御茶ノ水駅 聖橋口(徒歩5分)
●サウンドデモ:16:00‐18:00(予定)●集会:総評会館18:00‐21:00(予定)

不安定さを強いる社会を転換させよう。生きることがこれほどにも大変なのは、言われるほど自分のせいではない。おかしいのは仕事も住居も、からだもこころも、日々の暮らしのすべてを不安定さに晒すこの社会だ。

なるほど目の前には「自由」が吊り下げられている。際限のない生き残り競争の果てに、互いの生を貶め合う「自由」だけが与えられている。しかし見るからにそれは自由ではない。偽物はいらない。

プレカリアート(不安定さを強いられた人々)が自らのものとした声は、人がつながりあう場へと街路を取り戻すサウンドデモとして表現された。これを封じ込めようとして、警察は恫喝と盾と不当逮捕を持ち出した。だが、すでに発せられた声をかき消すことなどできない。誰もやられたままで黙ってなどいないからだ。

私たち自らが望むものをはっきりさせようと思う。それはただここに出会い、話し、驚かされ、喜び、生きることである。欲しいのは、考え、動き、表現することの中に、互いの生を交錯させる自由である。これらを奪うことを許さない。そのために力を尽くそう。

2006年7月
実行委一同

※「8.5サウンドデモ→集会」に賛同する団体・個人、そして何よりもこの取組みを成功させるために動いてくれる仲間を募集しています。ぜひ連絡を!
※連絡先:mayday06q(at)yahoo.co.jp(メーデー救援会)/paff(at)sanpal.co.jp(フリーター全般労働組合)/war_resisters(at)yahoo.co.jp(戦争抵抗者の会)/070-5587-3802(抵抗電話)



マジ最低で最悪なサウンドデモ。

上の写真を見て欲しい。デモ隊のプラカードに「TOKYO REAL発売中」とあるのが見えるだろうか?これはこのHPが売り出している小説のタイトルだ。

 いったいいつからサウンドデモはチンドン屋に成り下がったんだろう?しかも小汚いギャル・ギャル男のチンドン屋に。(もちろん、チンドン屋の素晴らしさ、音楽性のクオリティを軽蔑するつもりはない。そういった意味でこのデモはチンドン屋以下だ。)とにかく、ドラッグ反対とか主張しつつ、本当は小説の宣伝が目当てとは・・・・汚いにも程がある。資本主義の矛盾を資本主義が商業的に回収する見本をアンダーグラウンドカルチャーが自分から進んで隷従するいい見本。

 それにしてもギャル・ギャル男の運動(のフリした宣伝活動)のダサさはなんだろう?私たちはイイ子ですよ。ドラッグやりませんよって媚びてるだけ。イベンターだとか小説家だとか集英社がオーガナイザーで絡んで金儲けですか?果たしてこいつらにサウンドデモのやり方を吹き込んだのは誰だ?宮下公園に集まってからデモってのは完全な渋谷反戦サウンドデモのパクリじゃないか。ギャル、ギャル男がデモ申請に警察署に行っているのは想像すれば間抜けで笑えるが、それが商業主義の宣伝だとわかった今は笑えない。最低で最悪なデモだ。

 さて、と。渋谷で遊んでいる一般人はこういったギャル・ギャル男達がサイケやユーロ、サイバーなトランスを聞いていることや、エクスタシーやKというドラッグが蔓延してることすら知らないだろう。なんでわざわざ「やってませんよ」と宣伝して「やってますよ」と臭わせるのだろう?とりあえずバツに関してはヨーロッパのダンスセーフやいろんな運動を知った上でこういった見かけだけのドラッグ反対運動(実はイベンターと集英社の売名行為)はいかに民度が低く、くだらない運動かよくわかる。この国のクラブカルチャーがダサい商品でしかないし、そこに集まってるやつらのバカさのいい証明だよ。ホント。つくづく吐き気がするね。



線を引く快感

読書のときに、本に線を引く習慣ができたのは、ほんの最近のことで、習慣とは実に恐いもので、図書館から借りてきた本にさえも無意識に引いてしまう。いや、うそだ、習慣じゃない。もはや、線を引く快楽は、自分の所有する本じゃあきたらず、人様の本に線を走らせるときにこそ犯罪的に燃え上がるようだ。正確には人様の本ではなく、みんなの本だ。共有物だから、一応、最低のことは守っている。消しゴムで消せるようにシャーペンで引いている。次に読む者が消したければ、消せばいいし、残したければ無視すればいいし、さらにその線を延長させたければすればいいのだ。何も図書館の本を独占したいのではなく、みんなのものをみんなが自分のものとして使えばいいという考え方だ。やっぱ迷惑だろうか?

ボクが借りるのは、ほとんど誰も借りないような風変わりな本なので、ときには独占状態になることもある。そんな本は長い間、書庫に眠らされており、完全なる不感症に陥っている。図書館の本にラインを入れるという行為は、本の性感帯を刺激することなのだ。その本の陰部を発見したら、すかさず線を引け!

ある程度、回転率のある本に線を引くときは、その本を借りていた人間、そしてこれから借りる人間との交感が楽しめる。線では表現しきれないときは、自分の意見を書いたメモを挟んでおこう。ご機嫌なときは、押し花でも挟んでおけばいい。

とりあえず今、3つの図書館から本を15冊借りてるが、そのほとんどは読むためではなく、本棚を飾るモデル役。知的に、かつ、自分のイメージを固定化させないためにマメに図書館に行って、モデルチェンジをしている。


  • HarpoBucho
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  • By harpobucho / Jun 28, 2006 5:00 am

藝大+素人/思想+Tシャツ/インテリ+PUNK

RLLイベント『スバラシキナカマ ─ Come Together! Common Rockers! ─ 』ご来場ありがとうございました。たぶんトータル150は居たんじゃないでしょうかね、大変な盛況ぶりで教室は、一瞬の温度が上がり過ぎて20,000Vのモッシュピット状態になりかけました☆


「Multitude On DA 茶室」な『東京皐月革命茶会』もおいらの妄想通りにシュールな体験になりました。野田さん毛利さんのお茶会初体験に一つのハイライトを見ました。亭主のayaちゃんありがとうございます。

本編は恙無いはずもない、かなり進行はドタバタでしたが、中身は僕らの想っていた通りにケミストリーが興って、最高に愉快な時間を過ごして頂けたんではないでしょうか。
RLLの最初の目論み通り、野田努さん毛利嘉孝さんのインターナショナルな言説レベルと、素人の乱と東方力丸さんらのストリート・ライフのカルスタデリックな接続という離れ技をやってのけたんじゃないでしょうか。どなたか、マルチチュードというテーマが出てこないと申してらしたんですが、それと会場からの「マルチチュードって何ですか?」という言葉の間を取り持つ、「マルチチュード」の体感体現の時間を過ごせたんじゃないでしょうか。(特に打ち上げのあり方は、当初エンディング映像で予定していたマヌ・チャオのライブ映像http://info.hmv.co.jp/p/t/968/504.htmlに酷似しています、ファンキー!)

野田さんの今の思考、アンチ・ヒーロー中心の政治的音楽状態からダンスミュージックのオーディエンス主体の政治=音楽であるレイブ文化。そしてその止揚としてのStruggle For Prideの到達点。毛利さんの『文化=政治』の2006年的有り様『マルチチュードとは誰か?』。このコンテクストに当てはめて高円寺スモール・サークル・オブ・フレンズの『素人の乱』『場ショップ』『ドムスタ祭』をRLLが演繹していた、というのは偶然ではありません。若干『タモリの素晴らしき仲間』の仲間感と『街でただで遊ぶ』スタイルの接続が甘かったとの思いはありますが、当時のゴールデン街の感覚が高円寺北中通りやRAW LIFEへ遺伝しているという推測は間違っていないと思います。とにかく「wearable ideas」という「現代思想」「運動」「政治=文化」を「Tシャツ」(日常街頭生活)へ引き降ろす作業と変わらない、そういった接続編集というのはRLLの本質なのです。(会場でも見受けた黒人萌えやダジャレはハーポ部長の資質ですが…)


具体的にイベントで何を話してどうだったかは、明日の夜の「レヴォリューション・ポップ・ラジオ」でお伝えする予定です!

でも明日の明るいうちは、東大五月祭『KOMAMORPHOSE 06 “Spring”』で皆さん踊りましょう!


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  • By intellipunk / May 28, 2006 1:02 am

寝て起きたらイベント!

明日は、主催イベント『スバラシキナカマ ─ Come Together! Common Rockers! ─ 』ですよ皆さん。


つうか、遠足前の小学生の様にあがって覚醒しちゃってます。ここ3日程、準備で働きっぱなしでクタクタなんですが。やばいっす、イベントは15時茶会スタート、本編18時からで予定では22時越えの長丁場になるんですが最後まで保つでしょうか…
でもね、アドレナリンとか色々出っぱなしでずっとはしゃいでそうですわ、だって祭(政)ですから! 気軽にRLLの祭を冷やかしにどうぞ!





スバラシキナカマ
─ Come Together! Common Rockers! ─
presented by RLL

東京藝術大学のマルコム・マクラーレン!?
野田努とRLLが音楽×サブカル×思想×政治でtalk about!!!

2006年 5月26日(金) 18:00─
@東京藝術大学 音楽学部 上野キャンパス 5-401教室
(当日15:00─17:30 @藝大上野キャンパス 不忍荘1F大広間(正門入って右手奥)一服プレ・セッション「東京皐月革命茶会」併催)

出演:野田努(remix)、RLL、毛利嘉孝(東京藝術大学・コーディネート)
Guest:東方力丸(漫読家)、松本哉(素人の乱)、山下陽光(素人の乱)、aya(茶事)
ENTRY:Free \0




おもろいはずなんで、途中からでも是非。
秘蔵高円寺動乱映像や蔵出し動画も上映します!
アフターでは上野公園で交流も予定してます。

でもって、早めに来られるんなら抹茶も出しますよ。
ちなみに茶会の菓子は僕の手製、DIYです。
Photoは茶室の壁紙、生政治絵巻『commotion』制作風景。


141985950_234.jpg


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  • By intellipunk / May 26, 2006 4:05 am

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