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茶、ブルース、天皇制

公開初日舞台挨拶(工藤夕貴のだけど)付きのジム・ジャームッシュの新作をシネマライズで観て、その後、代々木公園のベトナムフェスでフォー食べて蓮茶を買う。

ジャームッシュの新作もベトナムの文化もいろんな意味で老成しているな、と感じた。わびの世界入ってるというか。映画の中の茶礼は「エスプレッソ2杯、携帯なし、仕事中のセックスなし」。

舞台挨拶
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20090919-OHT1T00246.htm

リミッツ・オブ・コントロール
http://loc-movie.jp/index.html


茶の湯本来の目的は、茶の湯のかもすわびの雰囲気で、人生の何たるかを瞑想し、普遍を実現することにある。作法は、茶をとおしてわびに到達しようとする日本的な手段にすぎない。もし茶の湯の作法が、あわただしい近代日本で旧式となり、実行に不向きなものにとなったなら、わびの精神をそこなうことなく、社会の要求に応じた変った一組の作法がつくられることだろう。 ジョン・ヤング『茶の理想』


ジョン・ヤングが何者かよくわからないのだが、外国の人に言われると、「変りゆく同じもの」か、なるほどーと思ってしまう。彼がブルースを愛する黒人ではないにしても、ブラックミュージックを愛する者であって欲しいという勝手な願望をもってしまう。

なぜか昨日、カフェ・タンジールに60歳近い渋いブルース数寄のアメリカ人がやってきて接待したのだが、口から出る言葉はオンナの話ばかり。「わび」になくて「ブルース」に溢れているのはエロ(ス)の喜びと悲しみか。 交差した露地での悪と魔の世界。

明日、東京の臍、大宮八幡で野点茶会。「奉祝 天皇陛下御即位二十年 大宮八幡祭り(秋の大祭)」の一環。盆栽展やいろんな儀式も。

http://www.ohmiya-hachimangu.or.jp/001main/06gyoji/


  • HarpoBucho
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  • By harpobucho / Sep 20, 2009 1:44 am

アタリまえだのクラッカー

早稲田大学のジャック・アタリ講演会に行ってきた。ビシっとしたスーツを着こなしたエリートサラリーマンみたいな人種に混じって、よれたアセファルのTシャツで挑む。仕方ない。アタリといえば、「十代の暴動」を連想してしまう少数派だ。

アタリの本ちゃんと読んだことないけど、図書館で見かける『カニバリスムの秩序──生とは何か/死とは何か』とか『ノイズ──音楽・貨幣・雑音』みたいな魅力的なタイトルのような変態発言を期待して行ったら、経済成長を前提としたあたりまえのことしか言わないの。

「今さえ楽しければいいという享楽的な考えはよくない」とボクの依拠している江戸っ子美学も批判されちゃって。エリート官僚には、下々の者の気持ちなんてわからないんだわ。

田中康夫が聴衆にいてアタリに質問してたけど、人前で話し慣れている人のマイクを通じた声は美しいな、とか質問の内容とはまったく関係のないことを考えていたわけ。脳裏をかすめるのはたとえばこんなフレーズたち。

「モノを持たない得 出生しない得 悩まない得」

「今日いいもん食べておかねえと明日はわからねぇ」

「お天道さまと米の飯はついて回らぁー」

「若いが二度ある物でなしと知りながら 道楽せぬはあほうの頭取」

「夢の浮世を ただ狂へ」

「研鑽を積んだ学文も色恋の世界には及ばない」

「柳やなぎで世を面白う うけて暮らすが命の薬 梅にしたがひ桜になびく 某日そのひの風次第 虚言も実も義理もなし」

「明日がわからないから今日が楽しい」

「楽に生き楽に死に おあとがよろしいようで」

以上、藤原千恵子 編『図解 江戸っ子のたしなみ』より


ボクのような就職活動家にとっては有害思想だけどね。


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  • By harpobucho / Sep 18, 2009 8:29 pm

読書の秋

朝は小鳥たちのさえずり、夜は虫たちのオーケストラ。窓をあけておくといい声聴こえてくる季節になりました。いつもは音楽を聴きながら読書をするのですが、季節の自然音もいいものです。今夜は雨の音と虫の音のミックス。読者が進みます。一気に読みきった最近の二冊。

毛利嘉孝 『ストリートの思想 転換期としての1990年代』

しばらく前に即日読破したのですが、紹介がいまさらになってしまいました。素人の乱とともにRLLの活動も写真入りで紹介されています。あまりに身近な事柄が活字になってNHKブックスから出ていることに妙な気分になりながらも、自分の思考と取り違えてしまうほどサクサクと読めました。そういえば毛利さんとの出会いも道端だったなあ。渋谷でのサウンドデ中に歩きながらのトーク。

ストリートの思想.jpg

菊地成孔・大谷能生『アフロ・ディズニー エイゼンシュテインから「オタク=黒人」まで』

おもろい仮説のオンパレードでお腹いっぱい楽しませてくれる似非人文科学講義。それにしても饒舌ですねえ。これぞ見立て狂い。正しさを主張する理論書読むより、軽狂な仮説読んでるほうが読書体験として純粋に楽しいなあ。続編楽しみです。

アフロディズニー.jpg


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  • By harpobucho / Sep 16, 2009 12:17 am

本とTシャツとわたし

本日18時から、高円寺にて「本」と「Tシャツ」のふたつのRLL関連イベント開催!




「本」といえば「古本ハスリング」って勢いで古本を買っている∞+∞=∞仕切りの「King Of Diggin」第二回開催!

第二回「King Of Diggin」
9月12日、13日は西部古書会館@高円寺で大均一祭!!一万冊くらいの本が陳列されて、初日の土曜日は全部200円!日曜日は全部 100円!という破格の安値。これはもう掘るしかない!買うしかない!んでもって転売するしかない?!なんといってもブック・オフの100円コーナーじゃなかなか見られない黒い本(年季が入って汚れた本)までどっさり出てくるのがうれしい!ただ買い漁るだけじゃつまんないんで、イベントにしちゃおう!ってことで、なんと、日曜日の午後6時終了後にみんなで集まって、それぞれが「これが面白い!!」って思った本を数分プレゼン。自分の本以外に投票して、勝った人にみんなで200円づつ奢るという古本バトル!「King Of Diggin’」をやることに!参加したい人は当日来てね。まあ、ルールはこの会場で買った本であることと、一人1冊だけくらいなんで、気軽に参加してくださいな。ではでは、古書会館で会おう!!!






「Tシャツ」イベントには営業部長ハーポ部長が出席!
ハーポ部長はTシャツ作ることと関係ないことでお茶濁しの予定ですが、一緒に出演するXIONさんには注目です。

Tシャツ作ろ!【ぱちか村サロン】vol.1
http://patika-v.net/blog/731

ぱちか村で出会った「オモシロイ」人やアイディアを紹介していくサロンがOPEN!

第一回目は、誰でも一枚は持っているTシャツというアイテムにて「アート」や「メッセージ」を着るというプロジェクトを展開している『XION』と『RLL』、一枚一枚手書きの作品を作っている『タクジ・ハヤカワ』を
ゲストに迎えて、Tシャツで遊ぶ一日です。

手持ちの着なくなったTシャツを持ち寄ってリメイクして、持ち帰ったり交換したり。ご飯やお茶、お酒を楽しみながらわいわいやりましょう☆
  
「絵心ないからー」とか「センスが…」と心配なあなたも大丈夫。誰でも手軽にステキにリメイクできる材料を用意しています。また、迷ったり困った時には絵描きのノノコちゃんがその場でライブペイントもしてくれます。
 
創作意欲のわく秋の夜長、Tシャツを一枚手にお好きな時間、お気軽に遊びに来てくださいね!
  
9/13(日) 【ぱちか村サロン】vol.1  
[ゲスト]
N A N O N I N U N É (ナノニヌネ)/ XION
Harpo部長 / RLL
タクジ・ハヤカワ

18:00〜終電くらいまで
参加費・飲食代+500yen
◎通常営業の中でやっています。

N A N O N I N U N É (ナノニヌネ)/ XION
タケモトノノコ × コジマナオコによるライブペイントデュオ。イラスト、ドローイングを得意とするタケモトの絵をメインに、コジマが配色を担当するスタイル。ヌード、アニメ、ヌード、エロ、80’s、ヌード、サイケデリックといった要素でいっぱいおっぱい。09年3月、「Nakano Beat Factory」をきっかけにノリで結成&デビュー。現在ぱちか村にてT-shirts store「XION」でTシャツ展示&販売中。 
http://www.myspace.com/nanoninune
  
  
Harpo部長 / RLL  
2005年から高円寺を拠点に「wearable ideas」コンセプトでTシャツを多数発表している『RLL』かくめい生活研究所(Revolution Lifestyle Laboratory)。都内各所でパーティーをオーガナイズしたり、ネットラジオ「素人の乱」で毎週日曜日の研究報告をするなど精力的に活動しているRLLから、宣伝部長のHarpo部長が登場!
http://www.rll.jp/  
  
タクジ・ハヤカワ
Tシャツをキャンバスに、一枚一枚絵を描きあげるスタイルで作品作りに没頭している色男。









この報告は22時からのネットラジオ素人の乱「RLLのかくめい生活研究所」で放送します!
http://trio4.nobody.jp/keita/


  • Intellipunk
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  • By intellipunk / Sep 13, 2009 1:09 pm

諦めの男

「諦念」という言葉が好きだ。

「諦念」には「あきらめの気持ち」という意味だけではなく、「あきらかに究める」ということから「道理をさとる心」という意味がある。

現実逃避ではなく、むしろ現実を直視する言葉であり、この世がままならぬことを熟知していたその日暮らしの江戸っ子の根底にあった前向きにねじれた気持ちだ。リトル・エド(小江戸生まれの小江戸っ子、小心者)のボクがブルースとして大事にしている感覚である。

「絶望ポーカー」なるものを寝起きでやってみた。ピーター・トッシュの教えどおり、「平等」欲しさに「平和」を捨てたら、「我慢」がきた。「我慢」とは「無駄な苦労は売ってでもするな」という小江戸っ子の信条からはもっとも遠い価値観だが、そういう状況になったら仕方ない。どんな境遇に陥っても凹むことなく、すばやく身をひっくりかえして悪あがきはせず、なんでもよしよしと難儀のすぎるのを待つのが江戸っ子(そして小江戸っ子)の「諦念」であるから。

以下、結果コピペ
http://poker.hanihoh.com/r/?k=090913b9rj4aac38d61efcb&th=01000E

今ここに、恋愛人生を賭けて絶望ポーカーに挑む者がいる。
その男、ハーポ。すでにいくつもの修羅場をくぐってきたこの男は、すでにオーラだけで会場を呑み込んでいた。その緊迫感ゆえに、彼は会場中の注目を集めていた。彼は堂々と最初のカードを引いた。

┌─┐─┐─┐─┐─┐
│結│平│平│寛│寛│
│婚│和│和│容│容│
└─┘─┘─┘─┘─┘

カードを開くと、会場からはクスクスという笑いが起きた。オールポジティブ。幸せ者なんだろう。しかし「ヌルいやつ」「馬鹿っぽい」そういう反応も少なくなかった。それはいわゆる「やっかみ」かもしれない。
ハーポは「平和」を捨てた。
彼は今の自分におおよそ満足的ではあった。しかし、どうしても「平和」だけは捨てたかったのだろう。
彼は勢いよく次のカードを引いた。

┌─┐─┐─┐─┐─┐
│結│平│我│寛│寛│
│婚│和│慢│容│容│
└─┘─┘─┘─┘─┘

「寛容」によるワンペア…
特に「寛容」を残しつつ「我慢」を引いたあたりに、よくハーポの人柄が表れていた…。
人はハーポをこう呼ぶ。「諦めの男」と。
【技名】
幸運スタートからの「寛容」によるワンペア
【スコア】
93 点

◆絶望ポーカー
http://poker.hanihoh.com

「寛容」のカードは何枚あってもいい。
「諦念」と「寛容」は絶望を遠ざける言葉だと思う。


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  • By harpobucho / Sep 13, 2009 10:34 am

情報いろいろ

そろそろケツに火がついてきて遊んでいる場合じゃないのですが、悶々としていてもしょーがないでの遊びに行ってしまうのです。

金曜はこれ。場所が古巣なんでドキドキ。遊びというよりかは学び。

マルコ・ベロッキオ特集
http://www.geocities.jp/eidankyo_2006/
2009年9月11日(金)14:00
法政大学市ヶ谷キャンパス富士見坂校舎B1ステラビアホール

娯楽派のボクとしては10月の世田谷文学館での森繁の上映会が今から楽しみ。
第11回世田谷フィルムフェスティバル 特集「名優・森繁久彌」
http://www.setabun.or.jp/event/special/11.html

土曜は音遊び。9台のサウンドシステムって圧巻だろうなあ。

PARK09 -WHO´S PARK-
many sound system open air party

2009-09-12 Start : 19:00 End : next morning
Charge : 1000YEN @東扇島東公園

http://park09.blogspot.com/
http://higashiougijima.fc2web.com/higashikouen/

最近、自転車に乗りながら聴きまくっているSD JUNKSTAの1stアルバム『GO CROSS THE GAMI RIVER』の最新PV。クリックしてでっかく見よう。



16日の早稲田大学でのジャック・アタリの講演会の抽選はアタリかハズレか? アタリの方には11日までに受講券が送られてくるらしい。

ジャック・アタリ講演会「金融危機後の世界」
http://www.institut.jp/agenda/evenement.php?evt_id=1547


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  • By harpobucho / Sep 10, 2009 1:46 am

レイヴカルチャーよ、死ぬな!我々はお前が必要だ!

 もう、いい。我慢できない。なぜ誰も何も言わない。なぜ黙ってる? いつからイイ子ぶってるんだよ? ふざけんな。言いたいことを言えよ。人生で最高の瞬間(そして時に最悪の瞬間)をこれでもかって与えてくれたパーティーカルチャーとドラックが酒井法子と押尾学に関するクソ報道とクソ愚民によって潰されかかってるってのに、なぜ誰も何も言わない? 何、コソコソヒソヒソ話してるんだよ? わかってるだろ? 「ドラッグの無いレイヴは気の抜けたコーラと一緒」だって。レイヴにはSやブリブリな大麻のバッヅや×(MDMA)が入ったパケやら炙ったスプーンやらが落ちてたり、ヨレて死体みたいになったヤツがスピーカーに何時間も張り付いてぼけーっとしたり、真っ白な顔していきなりドボドボ嘔吐したり、真っ青な顔してズボンの股間がジワーってなって、なんだ?って思ったらションベンもらしてるじゃん!コイツ!ウゲーって思うのは10年以上前から普通? にあった光景だろ。(ファーストサマーオブラブから計算すれば50年以上前!)いや、さすがにそこまで見たときはオレも引いたけど、さ。(てか、10年前は普通にマジックマッシュルームを売ってるキノコ屋とか路上に出てたじゃないか。代々木公園で。なぜ誰も止めなかった。ドラッグやらないやつらも子供が「パパこのキノコなーに?おいしいの?」って聞いて「さあ、なんだろうねえ」って笑って観てたじゃないか、妙にほほえましい感じで。)



 Ok。わかってる。海外じゃもっと酷いことになってるって。







インドのゴアじゃ毎年何十人もドラッグで外人旅行者が死亡して、レイヴが禁止に・・・

http://www.higher-frequency.com/j_news/february05_i/18/2.htm

ゴアの新政府がレイブ・パーティーを全面的に禁止する方向へ

>新たに選出されたゴア政府が、インド西部に関する新たな規制事項を発表し、Anjuna-Arporaビーチ一帯におけるレイブを全面的に禁止することを明らかにした。観光大臣のDr. Wilfred de Souza氏は、「レイブが地元の人たち、とくに学校にとってとても迷惑な存在である」と述べ、今後はレイブに関しては一切を禁止するように地元警察に指示をすぐさま下したようだ。Anjuraといえば、長年にわたってゴア・サイケのコミュニティーにとってのメッカとして知られてきたところであるが、地元の新聞が伝えたところによると、その近辺に暮らしている修道女たちの中には、ノン・ストップで繰り広げられるパーティーのせいで、三日三晩眠れない人もいたと言う。騒音の問題だけでなく、最近多発しているドラッグの過剰摂取による外国人旅行者の死亡事件も、今回の一連の動きに何らかの影響を与えていると思われる。警察によれば、過去1年半で少なくとも59人が不審な死に方をしており、そのうち28人はイギリスからの旅行者だったようだ。






イギリスではクリミナル・ジャスティス・アクトと条例697

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%96
>しかしレイブの隆盛をドラッグ禍の問題や社会の不安定化の観点から危険視した政府・警察によりたびたび圧力を受け、最終的にはレイブを行うことを取り締まる法案、クリミナル・ジャスティス・ビル(「反復するビート(repetitive beats)」に対する規制)が成立することとなる。


http://www.higher-frequency.com/j_news/june09_i/02/1.htm
http://www.higher-frequency.com/j_news/july09_i/31/1.htm
>条例696が、イギリスの政治家達に可決されたことにより、今後ロンドンのクラブに出演するDJ達は本名、生年月日、そして、住所を警察に提供しなければいけないことがついに決定した。






そしてアメリカじゃ完全武装の軍隊が催涙弾を使ってレイヴ会場を急襲

http://d.hatena.ne.jp/ziprocker/20050829
>100%合法だったパーティーに迷彩服を身にまとい、ライフルやマシンガンで武装された警察が現れ、令状無しで無抵抗のパーティーピープルに殴る蹴るの暴行、並びに催涙ガスの使用、そして証拠となるビデオテープの没収といった行為を行ったということ。






日本じゃ去年くらいからレイヴの一斉摘発が・・・

http://d.hatena.ne.jp/ziprocker/20080818
>県警は17日、高崎市の無職少女(17)と20歳代6人、40歳代1人の計8人を麻薬取締法違反(使用)、大麻取締法違反(所持)などの疑いで逮捕した。発表によると、8人はいずれも16日夜から17日朝にかけ、みなかみ町粟沢のキャンプ場での「レイブ」と呼ばれる屋外音楽パーティーに参加、合成麻薬「MDMA」を使ったり、乾燥大麻を所持したりした疑い。レイブは、夜を徹してダンス音楽を演奏する若者中心のイベントで、同キャンプ場では地元のラフティング業者の一部が「フルムーンパーティー」と称して8年ほど前から開催。インターネットなどで呼びかけ、夏季の年6回、満月の日にあわせて開き、この日は約400人が参加していた。県警幹部によると、「参加者が薬物を使用している」という情報が数か月前から寄せられ、この日は約200人態勢で捜査していた。
(2008年8月18日 読売新聞)





そしてまたまた酒井法子と押尾学騒動を受けての違法摘発!!よりによってGOAGILのパーティーかよ!


http://illcomm.exblog.jp/10166219/
▼「レイブ」に向かう6人、大麻所持容疑で逮捕」

▼「GOAGILへご来場下さった方へ」
http://yamauto.jp/goagil_chuushi.html
「2009 年8月29日。警察の検問によりGOAGILのパーティへ来られる方より数名の逮捕者が出ました。それによって、警察より山水人代表者が呼び出され「”レイブ”を中止にしない限りは会場内での一斉捜査を行う」という通告を受けました。弁護士に相談した所、執行はありえるという事でした。純粋に音楽と自然を楽しみに来られている中で大変不本意ではありますが、山水人運営者たちでの話し合いの末、GOAGILにも理解を得た上で、4時間半程のプレイの後に、中止とせざるを得ませんでした。






ついにはレイヴだけじゃなくて薬物に関する言葉を歌詞に入れるな!とレコ倫による言葉狩りまで!!
http://twitpic.com/fj7fp
recorin.jpg






そんな今じゃ嫌われもののレイヴも05年には堂々と流行現象ってことで日経新聞に取り上げられていた過去!!


日経MJ新聞05年8月15日より。
http://www.nikkei.co.jp/mj/
>DJが流すテクノなど電子系の音楽に合わせ、エスニック調のファッションに身を包んだ若者が一晩中踊り明かす―。「レイブ」(英語で大騒ぎの意)と呼ばれる野外イベントの人気が高まっている。この夏全国各地で開催されるレイブの数は昨夏比2倍の100程度と見られる。個人や中小のイベント会社が主催する数百人規模の集まりが中心で、大規模な野外コンサートにはない手作り感と自由な雰囲気が売り物だ。レイブのDVDや音楽CD、グッズの売れ行きも伸びており、ブームはさらに加速しそうだ。


(グッズの中にいろんなドラッグが入ってるのは当然だよね!!!)







6月で代々木公園野外ステージにおけるレイヴが前面禁止に!
http://d.hatena.ne.jp/ziprocker/20090619
に、書かれた感想


>こんな事実があったなんて知りませんでした。

レイブに参加したことは無いですが、この措置には甚だ疑問を感じずにはいられませんね。

私は極度のアンチドラッガ、アンチスモーカですが、同時に極度のクラブミュージック好きです。

そんな人も少なからずいると思います。

警察や警備だらけのレイブがあってもいいと思います。

逆に安心して大音量の中音楽を楽しめるのにと思います。

よくクラブで迷惑な客がいますが、そういうのが嫌なクラブミュージックファンもいるんです。

不良品が1000個に1個入っていたからといって面倒だから箱ごと捨ててしまうんではなく悪い部分だけ取り除く監視の努力もしてほしいです。

内部と外部の人々が共存していけることを願ってやみません









 いや、もう、アホかと、バカかと。はっきりと言おう。そもそもレイヴカルチャーのレイヴという言葉自体が「バカ騒ぎ」を意味しているのだ。聖なるオージー、つまり、何の役にも立たないお祭り騒ぎのことだ。御乱交なのだ。そしてそれは日常ではなく、非日常的な祝祭空間に他ならない。そこは日常的なルールや秩序からはみ出した、カオスの統治する空間だ。クラブやレイヴが持っている輝きというか、空間的なアウラ、アジールとしての特性はいかがわしさの持つ聖性、なんでもありということに尽きるに決まってる!! (インドじゃその祭で死ぬと天国に行けるって祭があるように、レイヴは生が充実しているがゆえに死に近い場所だ)重要なのは危険性があるからといってそこが権力や法によって統治されるのではなく、参加者それぞれが自由勝手に楽しみつつ、自発的に自治する空間ってことだ。(早い話がアナキズムで、これは金を払えば後はなんでも揃ってるパーテフィーやフェスじゃない。全部てめーのことはてめーでやる原始的なパーティーの話をしている。)それでも、個人ではどうでもならない部分に協働/協同関係が生まれ、つまり、いいパーティーにはいい助け合いがあり、暗黙のルールとその場を埋める共有感覚がある。それは決して警察や警備だらけの不信と不安が空気を支配するレイブでは生まれない。(欧米じゃドラッグでバッドになった人間を助けるための自助組織がレイヴ初期からあったように・・・・)


 個人的には薬がある、無しに関わらず、共有できる空気の密度こそが重要で、それは外部の権力やルールの押し付けで生まれるものじゃない。安心というのは退屈とほぼ同義だ。危険や不安がドキドキさせてくれるのを楽しんでいけないって誰が決めた? 冒険のないパーティーのどこがパーティーなのだろう? 山に登って人が死んでも法律で登山を禁止しろとは誰も言わない。自動車レースや公道であんなに人が死んでるのにレースや自動車を法律で禁止しよう!ってだれも言わない。(もちろん、免許制度やプロ、アマに限らず訓練や知識の伝達は重要だ)なぜ、ドラッグだけはちょっと死んだくらいで、すぐに禁止!!禁止!!となるのか? レイヴにおけるドラッグの使用で何人も廃人になったりくたばってはいるが、その何倍、何十倍、何百倍もの人間が、レイヴと薬のおかげで生き続けている、つまり、常に、小刻みに、死に、生まれ続けること=活き続けることができてるんだって!! 別に薬がなければ最高のパーティーじゃないとは言わない。でも、いい場所にはいいモノがあるよね、蓋然的に、と、言おう。そしてその場所にはアナタが何かキメてブっとんでも必ず最後まで助けてくれたり、何をどうすればどうなるのか?無料でちゃんと教えてくれる先輩やら友人が高確率でいるのだと。ショボイ個人の経験だが。(その逆にダサくて高いパーティーにはクソネタをぼったくり価格で売るクソプッシャーしかいないのだ。そしてそいつらはキミが薬でバッドになったら一目散に逃げ出すに決まってる。)もし、絶対安全で薬も酒もタバコも無い、健康的でまったくいかがわしさの無い安全なパーティーやレイヴが欲しいなら、保険にでも入って、部屋の中に引き篭ってクラブやらレイヴのDVDでも見ながら一人でシコシコとAVを観てオナニーするように踊っていればいい。しかし、性病を恐れるあまり1センチも厚みのあるコンドームを使って、それは本当のセックスだと言えるのだろうか?



Say you, Fuck you

高円寺南口の西友に自転車を置いて3時間後に取りに戻ったら、杉並区に撤去されていた。24時間営業なのでそこにとめられている自転車は常にお客様の所有物として見なされるだろうと安心していたのが甘かった。自転車放置時間のチェックも店員の立派な仕事なのだ。お客様の自転車も売り飛ばす西友。買い物は迅速に。

もう、西友では絶対に買い物しない!!!

というのもなんだか大人げない。悪いのはきっとボクだ。

日々の節約の賜物である三千円を握り締めて自転車の墓場へ。自転車撤去はバビロンシステムが巧く機能しているので、怒りの矛先をどこに向けていいのかわからないのが辛い。そこで働いているおっさんを責めてもしょーがないが、世間話のなかに皮肉を必ず織り交ぜるようにしている。

「自転車一台撤去するのに実際は4200円の費用がかかってるんだよ。」とおっさん。1200円もサービスしてもらって本当にありがたい。中野区の撤去手数料は5000円なので800円もぼったくってるってことか。

財布がスッカラカンになってしまったので新高円寺のみずほ銀行でお金を下ろそうと自転車を止めると、またここにも自転車撤去のトラック登場。お金を下ろしている数分にまた持っていかれたらたまらないので、撤去までの時間を聞いてみる。だいたい2時間だという。いつの間にか街の寛容度が低下している。前は警告が最初にあって半日くらいは大目に見てもらえたもんだが、最近は即撤去。厳しい。ストリートではゆったり生きていると身包み剥がされるぜ。


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  • By harpobucho / Sep 07, 2009 8:15 pm

番場先生とタンジールの夢

急遽、メタモ行くことになりました。
行かれる方、現地で会いましょう。

http://www.metamo.info/09/artist/

アフリカン・バンバータとタンジェリン・ドリームが特に楽しみです。

踊り明かしてさんま祭りという流れがディープでいいのですが、気力・体力が残っているかが心配です。

最近、気力(雇用能力?)をアップさせるためにヨーガに取り組み始めました。ボクが師匠に選んだのがその道の大御所、番場一雄先生。昔、ネタとして図書館で借りたヨーガビデオの講師なのですが、番場ータと崇めたくなるほどなかなかのカリスマ性なのです。髪型がJBや鉄砲光丸と同じなのが信用できます。

66歳という若さで病気で亡くなっていたとしても。

番場.jpg






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  • By harpobucho / Sep 04, 2009 1:30 pm

新鮮サンマは「流通の総合芸術」だ!

第十四回
目黒のさんま祭り
http://www.owarai.to/meguro/

さんま6000匹が生贄になる供犠。さんま食べ放題、すだちは10000個用意されているそうだから、欲張りな人は2個絞っても問題なさそうだ。さんまがタダで食べられる上に寄席までタダ! 立川流、大川興業、たけし軍団・負組とメンツの濃いこと。

第13回目黒のさんま寄席

日時:9月6日(日)
さんま祭りと同時開催
午前10時~午後3時(予定)

第1部
午前9時整理券配布
  9時30分開場/10時開演
  ダイジ(漫談)
  立川志らら(落語)
  大川興業・一度は売れ隊(漫才)
  立川吉幸(落語:目黒のさんま)
   ※出演順
第2部
午前10時30分整理券配布
  11時開場/11時30分開演
出演:ケチャップリン(漫談)
  立川志の八(落語)
  エルシャラカーニ(漫才)
  立川志らら(落語:目黒のさんま)
   ※出演順
第3部
午後12時整理券配布
  12時30分開場/1時開演
出演:うつのみや八郎(漫談)
  立川吉幸(落語:目黒のさんま)
  たけし軍団・負組(漫才)
  立川志遊(落語)
   ※出演順
第4部
午後1時30分整理券配布
  2時開場/2時30分開演
出演:銀座ポップ(漫談)
   立川志の八(落語)
   せーじけーすけ(漫才)
   三遊亭吉窓
   (落語:目黒のさんま 十四年連続上演)
   ※出演順
※お問合せ/目黒駅前商店街振興組合青年部部長
  『目黒のさんま祭り』実行委員長
 090-3216-4149(中崎政和)


※「目黒のさんま」上演


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  • By harpobucho / Sep 04, 2009 1:27 pm

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