Intellipunk Archive
ネグリ来日阻止される
うんこうんこー
外務省はOK出したのに法務省の糞役人が仕事増やしたようで。
日本はここまで田舎者の国だったとは。
恥も矜持もねーな、チャイナとかわらねー野暮な権力体だわ。
あ、でもネグリは何年か前にチャイナとコリアには訪問してんだし、クズなのは日本だけ。
ちなみに下記「国家転覆罪」もイタリア政府のメンツ守るための禁固刑。
最後は、自宅から毎日ムショに通勤して御務めしてたんよネグリ。
嫌疑の「赤い旅団」には、ネグリは逆に暗殺リストにあったぐらい疎まれてたわけで、
でっちあげで逮捕の冤罪政治犯だっつーの。
壮大なボケかましてんな日本のゴミ官僚は。
しかし報道が朝日以外は無しってとこもダサ国家だわ。
終わってんなー
asahi.com 2008年03月20日13時18分
http://www.asahi.com/national/update/0320/TKY200803200122.html
「〈帝国〉」の著者ネグリ氏、来日を延期
世界的に反響を呼んだ「〈帝国〉」の著者の一人でイタリア人哲学者のアントニオ・ネグリ氏(74)が日本政府から入国できない可能性を示され、来日を延期したことが19日、わかった。
ネグリ氏は、財団法人国際文化会館の招きで20日に来日し、約2週間の滞在中に東大など3大学で、グローバル化時代の労働問題などをテーマに講演する予定だった。
同会館によると、17日、外務省から7月の洞爺湖サミットを控えて入国管理が厳しくなっており、ビザを申請するよう説明を受けた。同氏は在住するパリの日本大使館に18日、ビザを申請したが、発給待ちの状態が続いている。
同氏は79年に反政府組織「赤い旅団」による元首相殺害事件への関与の疑いで逮捕されたあと、83年にフランスへ亡命。殺害事件は無罪となったが国家転覆罪で禁固刑が確定した。97年に帰国後、03年まで刑に服した。その後執筆のほか、各国で講演活動をしている。
入管法では、国内外の法律に違反し1年以上の懲役や禁固刑を受けた外国人の入国を禁じている。政治犯に関してはこの限りでないとしているほか、事情により法相の特別許可を受けることができる。国際文化会館はその方向での入国の可能性を探っている。
しかしこの場合、現地の日本大使館にビザ申請し、過去の資料をもとに本人から話を聞くなどの審査を経る。「常識的に考えて、数日間で出る可能性はきわめて低い」(関係者)といい、今回の来日日程にあわせるのは難しそうだ。
財団法人 国産文化会館 2008年3月20日
http://www.i-house.or.jp/jp/ProgramActivities/ushiba/index.htm
アントニオ・ネグリ氏来日中止について
財団法人 国際文化会館
常務理事 降旗高司郎
このたびのアントニオ・ネグリ氏の招聘計画につきましては、多大なご協力を賜り、誠にありがとうございます。当会館は、民間レベルで文化交流・知的協力を推進することを目的に、さまざまな知識人・文化人の交流を推進してまいりました。その一環として企画いたしましたネグリ氏の初来日につきまして、誠に残念ながら、中止となりましたので、ご報告いたします。
当初、アントニオ・ネグリ氏の入国は、在フランス日本大使館より、査証(ビザ)なしで入国可能とのことで、私どもは受け入れ準備を進めて参りました。しかし、ネグリ氏がフランスを出発する予定であった3月19日の2日前の3月17日(月)に外務省から私どもへ連絡が入り、アントニオ・ネグリ氏は、査証なしで渡航することになっているが、昨今の入国管理をめぐる諸事情を鑑みると、査証なしで来日すると入国の際に拒否される可能性が非常に高いとの説明を受けました。私どもでは、ネグリ氏の日本入国を20日に予定しておりましたので、ネグリ氏に至急査証申請手続きを在フランス日本大使館でしていただきました。翌18日になって、再度、外務省より、今回のネグリ氏の査証発給に関しては、法務省入国管理局との協議の上で行われているとの連絡が入りました。つまり、入国管理局の許可なしには、在仏日本大使館は、ネグリ氏に査証を発給することはできないということです。
その後、法務省(入国管理局入国在留課)より、アントニオ・ネグリ氏の日本入国には、彼が政治犯であったことの正式な証明が不可欠であるとの連絡を受けました。ネグリ氏は、過去に、イタリア国内での政治活動に対して有罪判決を受けたことがあり、日本の「出入国管理及び難民認定法」の「上陸の拒否」の項目(第5条4項)に、「日本国又は日本国以外の国の法令に違反して、一年以上の懲役若しくは禁錮又はこれらに相当する刑に処せられたことのある者」は、「本邦に上陸することができない」とあるからです。ただし、この条項には、但し書きがあり、「ただし、政治犯罪により刑に処せられた者は、この限りではない」というものです。ネグリ氏の場合は、出入国管理法が定める「例外」に当たるため、それを証明する公式文書を提出するように、ということでした。入国管理局としては、この書類がない限りは、ネグリ氏の日本入国は認めることができないとのことでした。
私どもといたしましては、数日遅れたとしても書類が整えばネグリ氏の来日が実現できるということで、八方手を尽くしましたが、来日を実現するその書類(ネグリ氏が政治犯であったことを証明する書類)の入手そのものが難しいことが判明いたしました。その結果として、今回の招聘は断念せざるを得ないということになりました。ネグリ氏ご自身も、訪日できなくなったことは非常に残念であるが、過去の経歴の詳細に焦点があたる形での来日を実現することに対し懐疑的でおられる旨、伝えてこられました。この間、法務省や外務省、在仏日本大使館の担当官の方々にはネグリ氏の来日を実現すべく懸命に動いていただきましたが、このような残念な結果となりました。氏の来日プログラムの準備にこれまでご尽力・ご協力を下さった方々に感謝の意を表すると同時に、このたびの来日の中止に関しご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。ネグリ氏及びパートナーのルヴェル氏からのメッセージを以下に記します。
日本の友人たちへの手紙
皆さん、
まったく予期せぬ一連の事態が出来し、私たちは訪日をあきらめざるを得なくなりました。この訪日にどれほどの喜びを覚えていたことか! 活発な討論、知的な出会い、さまざまな交流と協働に、すでに思いをめぐらせていました。
およそ半年前、私たちは国際文化会館の多大な助力を得て、次のように知りました。EU加盟国市民は日本への入国に際し、賃金が発生しないかぎり査証を申請する必要はない、と。用心のため、私たちは在仏日本大使館にも問い合わせましたが、なんら問題はありませんでしたし、完璧でした。
ところが2日前の3月17日(月)、私たちは予期に反して査証申請を求められたのです。査証に関する規則変更があったわけではないにもかかわらずです。私たちはパリの日本大使館に急行し、書類に必要事項をすべて記入し、一式書類(招聘状、イベントプログラム、飛行機チケット)も提示しました。すると翌18日、私たちは1970年代以降のトニの政治的過去と法的地位に関する記録をそれに加えて提出するよう求められたのです。これは遠い昔に遡る膨大な量のイタリア語書類であり、もちろん私たちの手元にもありません。そして、この5年間にトニが訪れた22カ国のどこも、そんな書類を求めたことはありませんでした。
大きな失望をもって私たちは訪日を断念します。
数カ月にわたり訪日を準備してくださったすべての皆さん(木幡教授、市田教授、園田氏—-彼は日々の貴重な助力者でした—-、翻訳者の方々、諸大学の関係者の方々、そして学生の皆さん)に対し、私たちは申し上げたい。あなたたちの友情に、遠くからですが、ずっと感謝してきました。私たちはこの友情がこれからも大きくなり続けることを強く願っています。皆さんの仕事がどれほど大変だったかよく分かります。そして皆さんがどれほど私たちに賛辞を送ってくださっているかも。
パーティは延期されただけで、まもなく皆さんの元へ伺う機会があるだろう、と信じたい気持ちです。
友情の念と残念な思いを込めて……
2008年3月19日 パリにて
ジュディット・ルヴェル
アントニオ・ネグリ
(訳 市田良彦神戸大学教授)
- Intellipunk
- By intellipunk / Mar 20, 2008 2:32 pm
日本人がパレスチナに何かできるとしたら
HarpoBuchoがshigaちゃんと仕掛けたわんだーうぉーるキャンペーンが、なんだか盛り上がっているらしい!
このプロジェクトは、アートを名乗った功名心と自意識の肥大を使って、イスラエルの作った壁の観光地化をする。かの地の血を、人情や仁義にとって不条理な暴力を、世界中に知らせることが狙いだ。その明け透けさにおいて、非常にRLL的なプロジェクトの性質を持っている。
さて、RLLからは以下二つのグラフィックがデカく引き延ばされて、パレスチナの壁へ張られた。
一つは、パレスチナ情報センターから仕入れたブランド黒書的な、かの軍事国家を支援したボイコット企業情報を、例のデザインで手堅くまとめた「ナチラエル」!
もう一つは「Blind Attack」盲切り。これは座頭市のシルエットでBanksy憧れが過ぎる一品。
偶然ですが、Classと並ぶアナルコパンクの盟友で現在もオルタ・グローバルシーンで活躍しているConflictの名盤「Increase the Pressure」収録の名曲と同名ですね。
で、これを分からぬひとに、座頭市を今のパレスチナに見立てたのか、それとも単なるエキゾ趣味の押しつけか、と聞かれたら「座頭市は日本の左翼のスーパースターだ!!!!!」と答えることにしている。理由は…見て下さい「座頭市」を、ものすごくカッコ良くて吐き気がするほどロマンチックに左翼だから。
実は、勝新原理主義のHarpoBuchoには、以前から座頭市の左翼性を「説明してくれ」といっても論理化してくれずにはぐらかされるばかりだった。確かに映画一本見れば、彼の行いは圧倒的に左翼でしかありえない。それは分かっている、けれどパレスチナと世界へ作品を提出してしまう以上、RLLからの説明は必要だと断っておく。といっても平岡正明の『座頭市—勝新太郎全体論』からザッピングすれば、きっと言葉は足りてしまうんだよ絶対に。
- Intellipunk
- By intellipunk / Feb 07, 2008 8:31 pm
ASOKO!!!!!
http://d.hatena.ne.jp/sajonpork/
http://asoko-chan.com/box/
ヤバいヤバいヤバい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あ・そ・こってな奴らがチョッ早過ぎてかなりグロッキーである。完負けであるRLL。つうか予想以上の高いところを目指して飛んでた、今までよく見てなくてごめんなさい。
少しだけ落ちついて説明すっと、ハードコア(中央線)なフッド(高円寺)のストリート(巷)のスタイルウォーズ(面白いことを勝手にやる)のシーン(界隈)でプロップ(支持)されてきた素人の乱にリスペクト(尊敬)を集めはすれ、フックアップ(紹介)されないでいきなりドロップ(落っこちる)された感じヤバいのを。
もっとゆっくりレコードをまわして噛み砕くと、「ASOKO」ってな生きのいいクルーの存在を、彼等の出したzine(自主雑誌)でさっき確認してドカンと衝撃きたのですよ。
この界隈(どれ?)には面白い人やグループや集まりが多い。非常に多才で文化的なんだけど。例えば、素人の乱のまわりには、うさぎ会やホー娘。やドムスタやだめ連や…もっと離れるならイカナ二ーや東高円寺読書会や(http://www.xxxxadryamxxxx.com/ )やマッサージとか円盤とかぱちか村とか天誅とかNIGHT TVとか(←全部リスペクトして認識してる文化的運動体の様な人の群れ)ほか、もっと名前の付いてない集まりやツルみや絡みが無数にネット(網)として動いている、mixiみたいに。いや、自分ははじっこから華麗な社交界の真ん中を眺めているだけなんだけど、ルネサンスですよきっと。
で、新人(俺の中で)の登場っすよ。楽しそうなスペースをもったパーティー。今まではネットラジオ素人の乱の土曜のパーソナリティのフクユー(アンソンヨメがかっこいい)のつながりしか、おいらにはなくて、あとホー娘。の話題の中から伺いしることができたぐらいだったんだけど。彼女たちのブログで見た仮装のとか羨ましいくらい完成度でお洒落で、それから作ってる途中とか閉まってる時間の場所を覗いたりはしてたんだけど。
はい、フクユーはマイミクであんまり誉めると気持ち悪いんだけど、認めザロウ得ない、きれててさかしくて光ってるやつ。でもフクの魅力が埋まるくらいのキャラのクルーを「ASOKO MAGAZINE VOL.1」で確認したわ。撒かれたばっかだからまだ見つけられると思う、必見。
彼等は別にこっちなんて意識してないだろうけど、先日出来たこのRLLのホームページがなんだかみじめに思えたりしてね。いやとにかく残りのRLLの作業を真面目に精いっぱいやろう。まじめなしめくくり。
- Intellipunk
- By intellipunk / Jan 29, 2008 3:10 am
ホー娘。の(と)ラジオ
インターネットラジオ素人の乱のアーカイブに先日のホー娘。のラジオがアップされてます!
素人の乱のアーカイブが今年になって、また動き出しました!
ネットラジオプロデューサーミヤタさんの仕事の賜物ですリスペクト★
↓ここから聞けます。
「ホー娘。の! すすめ!ボロボロード☆」08.01.20
インターネットラジオ素人の乱
でもね、ラジオは生で聞いて書き込みでレスポンスするのも醍醐味ですね。
機会があったら掲示板に書き込みしてコミュニケーションしてみて下さい。
さてRLLは、インターネットラジオ素人の乱の毎週日曜日枠で「〜もっと豊かに生き抜くために〜 かくめい生活研究所」を放送しております。
お品書きですけど、一週目はHarpoBuchoのマイブームや着想やカルチャーを語る「世界の茶窓から」だっけ「カル茶室の窓から」だっけ、ねぇ部長。次の週はおいらintellipunkの教養企画とか視点論点系の「僕はスノッブ Je suis snob」で最終週は∞+∞=∞の最近のことを思いつきで報告する「かいらく生活研究所」!
どれもintellipunkがRLLの相方とお話する日なんですね。RLLはintellipunkを中心に二等辺三角形になってるんですけど、この三つの小さな政治的ポジションの回路を運動させて動いてるんですね。ラジオではネタ(キャラ)とマジが絡まった人間関係が垣間みれて個人的には楽しい差異なんですよね。自分は∞君にマジ切れし過ぎ!とか、かなり自分でも恥ずかしいですけど。
そんで、注目の第三週の日曜日22時からは、彼女たちの放送「ホー娘。の! すすめ!ボロボロード☆」が生で聞けますよ!
彼女たち4人もキャラと組み合わせで、楽しさや面白さの味が変わって、毎回手のつけられないヤバいラジオになってます。アドリブとソロ、音楽とキャラクターの渦が、ジワジワとハマる人が多いみたい。周りの身近かなところにはけっこうホーオタを増やしてます。RLLもスタジオの後ろの方で楽しみに聞いてて完全にファン状態、ちょっと癖になる放送ですわ。
あ、今晩10時からは∞+∞=∞が語り倒す4週目ですんでお聞き逃しなく。
- Intellipunk
- By intellipunk / Jan 27, 2008 1:40 pm
パノプティコン
やべー面白い。タモリの一番鋭い頃の毒が聴ける。
再発不可能な危なさ
パノプティコン「権力の自動化」という現代思想の「概念」がある。
功利主義哲学者ベンサムが考案した、看守が大量の囚人を監視出来る刑務所のこと、ではない。
その様に、監視されあうことによって人間社会を合理的に統治するロジックを指す「概念」だ。
この↑ハゲのおっさんが騙った言葉。
抽象的な考え方の仕組みのことが「概念」という言葉。
概念というのは人が使う有用なモノである。
例えば、パノプティコンはこう使う。↓
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先日話した会議の内容 (11/30最新)
●Webに「fetishism」のページを作る。
これからのスケジュール
11月結●Toshiya the tribal文責 ディアスポラTシャツリリース
12月前●ラジオ新しい編成
12月中●うさぎT.A.Z.
12月中●オン・ザ・ロード50th Tシャツ リリース(インテリ文デザイン)
12月末●2007ベスト10の本/セッション/アイテムを挙げる!
年内中●web用ミーティング
1月●新年、Webオープン!!!
1月●G8年2008年新作第一弾 BLACK BLOC Tシャツ(インテリ文デザイン)
2月●ロフトエーのBLAK企画 ブラックマルクスTシャツ(部長文章/デザインあり)
3月●ネグリ来日記念公認Tシャツ(部長インテリネタ探し)
4月●聖社会学(部長文章/デザインあり)&コントルアタック(文デザインあり) ダブルリリース
5月●ドント・トラスト・オーバー40Tシャツ(部長文インテリデザイン)
5月●ブラック・マシン・ミュージックTシャツ「素晴らしき仲間」2周年
6月●G8直前!ジョゼボベTシャツ(文修正/デザインあり)
●文章あがったら交換として○○を作る
●サ○○○○○の映像→「チャノマド」に外注
●ケンタさんのデザイン →3月までには動かす
●五所さんのI am PMSあさちゃんデザイン Tシャツ→発注を連絡
●犬の奴。赤○話、フーコー・ファンク・犬で一本
●物神としての紙幣。イアン・ブラウンと非暴力、で一本
●∞君の今までの現場の文章をまとめる。DJのセットリストとパーティーレビューとして。
●夜の会 日本語グラフライター募集
●デモクラシーナウTシャツ→ずっと懸案
やることいっぱい!
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はいRLLの他の二人も巻き込んで、マイミク監視が完成。
この冬はちょっとちゃんとやるために、自分をパノプティコンにはめてみました。
鋭い笑いは、権力が規律訓練をした監視状態(常識)からはみ出す故に、危険で素晴らしい。
このパノプティコンはどうやって笑い外されるか、ハーポ部長のお手並み拝見。
- Intellipunk
- By intellipunk / Nov 30, 2007 8:55 pm
Black Atlantic Nite 3
[DJ] Black Atlantic Nite 3
10/10@下北沢ROOM HEAVEN&EARTH
24:30-25:30
Clap Your Hands ! / デラシネ
Atlas / Battles
Losing My Edge / LCD Soundsystem
Destroy Rock & Roll (Tom Neville’s Clean Edit) / Mylo
ISN’T SHE LOVELY
Fight For Your Right / Mondo Grosso
Don’t You Worry ’bout A Thing / Incognito
「The Men」のテーマ / オーサカ=モノレール
Pick Up The Pieces / Average White Band
When You Are Who You Are / Gil Scott-Heron
Dance To The Medley / Sly & The Family Stone
Miracles / Jackson Sisters
Smooth Criminal / Michael Jackson
Superfly / The Blow Monkeys
Free Nelson Mandela / Special AKA
関係者の皆様、ならびにご来場下さいましたお客様、サンキュウ!
ギルロイのセレクターっぷりに会場ほっこり、フロアのりのりでしたね。
レポは身内でライターの一色こうき君がウラゲツブログに上げてます。
腰までのドレッドの黒いトトロみたいなギルロイの暖かヴァイブスでフロアもヤヴァなんて。
しかし、あんなホカホカな空気の後にどんなDJやっても寒くなるに決まってますよ!
はい、終電後のユルめの時間なのに、大味な音しか持ってきてない自分が悪いんですけどね。
LCD Soundsystemの「Losing My Edge」とMyloの「Destroy Rock & Roll」は共に、ロックンロール(退いてはポピュラーミュージック)の更新したある瞬間を讃えた曲ということで、絶対にかけたかったのだ、ブラックアトランティックへの返答として。
Myloは80年代の産業化の完成したスーパースター達(連呼!)の頽廃を破壊するというダンスミュージックの意義を自ら宣言することで、ポピュラーミュージックそのものを自らに引寄せた、彼のブレイクするきっかけになった05年の曲。
LCD Soundsystemの「Losing My Edge」も同じく05年作。幾多のロックンロールの伝説的瞬間(例えば、ケルンでのCANの最初のライブ、74年ニューヨークの最初期Suicide、キャプテン・ビーフハートの最初のバンド、パラダイス・ガラージのラリー・レヴァン、88年イビサのビーチ、’85′86′87のデトロイトテクノのホワイト・レーベルもろもろ)を目撃してきた主人公が「俺は丸くなっちまった…」と改悛する名曲。
両者とも、多くのアーチストの名前を連呼することで、ロックンロールの歴史を背負ってゆく、音楽の血脈コンテクストが重要なテーマである。余談ですが麗蘭の「今夜R&Bを…」も同じような名曲。ブラックアトランティックもその様なポップ中毒の系譜学として読むことが出来るんじゃないでしょうかね。
ラスト、Special AKAの「Free Nelson Mandela」は、ポピュラーミュージックが南アのマンデラ収監をキッズに伝えた意味で大きい楔。単純にラヴァーズ風のソカのイイ曲なんですけどね。
ポール・ギルロイ来日記念オフィシャルTシャツ「Diaspora, Alternative Public Sphere」は、まだ在庫ございます!
- Intellipunk
- By intellipunk / Oct 13, 2007 12:28 pm
DIY芸術
欧州のインディペンデントのエモやハードコアのCDやepをたくさん見せてもらった。
やっぱこれらは、作ったバンドの想いがダイレクトにつながってくる、有態に云えば「宝物」だった。
多くは紙ジャケだったり、ジャケとCDだけでプラケースがなかったり。その代わりに素敵なお手製のブックレートというかMiniZinがついてたり、中にはパッチがつくことも。そして多くは、丁寧な歌詞カード以上のメッセージが、ゼロックスとカッターとホッチキスで綴られている。
政治的な言葉と図案が踊り、SK8とモロトフカクテルとエアゾルアートの影響下のクリエイト・アナーキーな世界。アナルコパンク、スクワット、 DIYカルチャー、コミュニティーミュージックとメディアトライブとしてのパンクネットワーク。言うは易いが、日本で体現できているのは、 IRREGULAR RHYTHM ASYLUMくらいだと思う。
それらZin。影響を受けたミュージシャンからの引用、落書きやコラージュや引っかき系パンク的意匠、友人の撮影したライブ写真、ツアー先のエモフォト、本人か友人が描いたイラスト、協力者による日本語訳もあった。限界芸術論のキラキラした可能性の結実だった。
通常の印刷よりも安く上げるなら、少し荒い簡易印刷。黒だけならマイクロプリントやゼロックス。リソグラフや一色コピーも緑や赤を使って華やかに。とうぜんシルクやスタンプもある、色紙に2色のシルクで3色印刷に見える手わざ。愛とアイデアで手作業も大量生産物に負けない。大体が通し番号付きで 500枚以下。中にはトレーシングペーパーでコピーを通して手織りしたブックレートが、通常印刷以上の効果をもたらすものも。マレーシアの激情系はフロッピーディスクの外装にCDを入れていたり。あーこりゃアートスクール出だな、とかクスリと笑える小ネタやサンプリングも。小部数ならステンシルを上手に使ったものもある、そうそうそれはレーベル面までプシュっとやってる!レーベル面でいうと手書きも多いが、綺麗にスプレーでコーティングしたものも綺麗。
幾多の予算と手作業の可能性の中で、自分の出来うるスタイルから最良の手段を尽くし、自分の音楽をパッケージ。
そのDIY精神には感服というか、あたりまえというか。
芸術、その可能性。
CDウォークマンが壊れた通勤電車中、頭の中でエモが鳴り響きながら、『芸術とマルチチュード』を読むと、この世界観がたち現れてくる。限界芸術というマルチチュードの世界。
まっすぐ↓ここに頭がつながってくる。
http://irregularrhythmasylum.blogspot.com/
http://www.modkraft.dk/spip.php?page=nyheder-artikel&id_article=6225
http://www.aktiong13.dk/
↓あまりアナウンスされていないけど、日本じゃこれあるよ。
http://mixi.jp/view_event.pl?id=23567400&comm_id=2043483
- Intellipunk
- By intellipunk / Oct 03, 2007 12:01 pm
Death in Venice
「とにかくね、僕にはね、広いライ麦の畑やなんかがあってさ、そこで小さな子供たちが、みんなでなんかのゲームをしてるとこが目に見えるんだよ。何千っていう子供たちがいるんだ。そしてあたりには誰もいない——誰もって大人はだよ——僕のほかにはね。で、僕はあぶない崖のふちに立ってるんだ。僕のやる仕事はね、誰でも崖から転がり落ちそうになったら、その子をつかまえることなんだ——つまり、子供たちは走ってるときにどこを通ってるかなんて見やしないだろう。そんなときに僕は、どっからか、さっととび出して行って、その子をつかまえてやらなきゃならないんだ。一日じゅう、それだけをやればいいんだな。ライ麦畑のつかまえ役、そういったものに僕はなりたいんだよ。馬鹿げてることは知ってるよ。でも、ほんとになりたいものといったら、それしかないね。馬鹿げてることは知ってるけどさ」
『ライ麦畑でつかまえて』J.D.サリンジャー 訳:野崎孝
「ブラック・アトランティックの歴史とは、あらゆるアイデンティティが不安定で移ろいゆくものであり、つねに未完成で、つねに作り変えられているものだということについて、さまざまなことを教えてくれる源泉なのだから。」
「音楽とその儀礼は、アイデンティティを理解するためのひとつのモデルを形成するために用いることができるが、このモデルでは、アイデンティティは、固定化された本質としても、審美家や象徴主義者や言語ゲーム理論家の意志や気まぐれによって再創造されるような曖昧で完全に偶発的な構築物としても理解されえない。」
「ディアスポラ概念の真価は、人種的共通性という係争点について、二項対立の窮屈な枠——特に本質主義と多元主義を対置するそれ——の外部で思考しうるような形で、差異化とアイデンティティを見定めていく企図にある。」
「できるかぎり単純な用語で言えば、人種的非従属者が世界にそうあってほしいと願うとおりに、世界自身に抗う世界として世界を措定することによって、この音楽という文化は、現在を生き延びていくために必要なたくさんの勇気を与えてくれる。」
『ブラック・アトランティック 近代性と二重意識』ポール・ギルロイ
「創造するということは、決して多少にかかわらず浮薄な遊びではない。創造者は、彼の創造した者たちが冒す危険をとことんまで自分自身に引受けるという恐ろしい冒険に身を投げ入れたのだ。その起源に愛が存在しないような創造は考えることができない。人はどのようにして自己の面前に、自己と同じほど強いものとして、軽蔑あるいは憎悪すべき者を置くことができるだろうか。しかしそのとき、創造者は彼の人物たちの罪の重みをみずから背負うであろう。イエスは人間と化った。彼は贖罪する。神と同じく、彼は人間たちを創った後、彼らをその罪から解放するのである、——彼は鞭打たれ、顔に唾され、嘲弄され、釘づけにされる。これが、「彼(主)はその肉身において苦しみたもう」という表現の意味なのだ。神学者たちの言うことなどかまうまい。「この世の罪の重みを担う」とは正確に次のことを意味するのだ、——すなわち、あらゆる罪を、潜勢としてまた顕勢として、その身に感じること、すなわち、悪を身に引受けたこと、である。すべて創造者は、このように、彼によって与えられ、彼の創造した者たちが自由に選びとるところの悪を背負う——この語は弱すぎるだろう——それを自己のものとすべきなのだ。それが彼を構成する質料であり、彼の血管の中に流れていることを意識するまでに、それを自己のものとすべきなのだ。この点に、私は「創造」と「贖罪」というあの慈悲深い神話の数多い活用の一つを見たいのである。あらゆる創造者は、その人物たちに自由意志を、自己を自由に処理する権能を付与するとしても、心の中ではひそかに、彼らが「善」を選びとることを願っているのである。あらゆる恋人が、相手から、他の顧慮からでなしにただ自分自身として愛されることを願うのは、これと同じことなのである。」
『泥棒日記』ジャン・ジュネ
「繰り返しますが、女の人にえらそうにすると、戦争が起きます。女の人にえらそうにさえしなければ、戦争はなくなるのです。」
『正しい保健体育』みうらじゅん
- Intellipunk
- By intellipunk / Sep 29, 2007 2:26 am
グローバリズム時代のデザイン講座
「生に意味を与えるという、ブルジョワ社会における芸術家の自負は、彼らの現実面での活動が実践上ゼロまで切り縮められ、拒絶されていることと表裏一体の関係をなしている。これにたいして、あらゆる現代芸術は、パック詰めの一方通行的な表現のために現在さまざまに分化している専門を捨てた上で、もつと別の仕事を求めようという革命的要求なのである。」
「われわれは、現代の文化や文化の否定にはいささかも拘泥することなく、さらに先へと進まなければならない。われわれが力を尽くすことを望むのは、世界の終焉のペクタクルのためではなく、スペクタクルの世界の終焉のためなのである。」
「芸術の消滅の意味」『アンテルナシオナル・シチュアシオニスト』第3号
じつはシチュアシオニストってのが多分一番マヂな自分の立ち位置なんじゃないかと思ってます。
茶番が大嫌いなはずなのに、何時の間にやら見世物世界(スペクタクルの世界)の片棒担いだ、斬った張った(cut and paste)のデザイン家業、風来坊(フリー契約)で視客商売。こんなはずじゃなかった、ってな後悔先に立たず。
江戸の仇を長崎で討つじゃないけど、意匠家チンピラ風情が仇花散らせます★
明日です。
【気流学舎 002/003】
「グローバリズム時代のデザイン講座」—もうひとつのデザインは可能だ。
気流学舎二回目は革命のためのデザイン講座です。資本主義と広告とデザインは深く結びついて世界を駆動しています。そのなかで、デザインの果たす役割とはなにか、デザイナーの責任とはなにか、を考えます。
講師:intellipunk(ex. サイ○ウマコ○デザイン室/RLL)
:かとけん(ex. 日○デザイン○ンター/気流舎)
vol.1 8月31日(金)20:00〜
〈デザイナーのためのカルチャー・ジャミング講座〉
『アド・バスターズ』を中心に、消費社会の拡大に反旗をひるがえすカルチャー・ジャミング文化を紹介します。
・資本主義と広告とデザイン
・『アド・バスターズ』
・First Things First 2000 宣言文
・カルチャー・ジャミング etc.
テキスト:
カレ・ラースン『さよなら、消費社会』大月書店
ナオミ・クライン『ブランドなんか、いらない』はまの出版
高木徹『ドキュメント 戦争広告代理店』講談社
vol.2 9月7日(金)20:00〜
〈ノン・デザイナーのためのフライヤー講座〉
ワークショップ形式で実際に効果的なフライヤーの作り方を学びます。
・反G8ビラにみる反グロのトーン&マナー
・効果的なフライヤーのつくりかた
・イラレとフォトショのつかいかた
・パソコンいらずのフライヤー etc.
テキスト:
ロビン・ウィリアムズ『ノンデザイナーズ・デザインブック』毎日コミュニケーションズ
#
どちらの講座もデザイナーであってもなくても参加できます。どちらか一方でも参加できます。参加自由/申し込み不要/無料!
「デザインは若者がそれによって社会変革に参加できるようなものであるべきだし、そうならなくてはならない。」—ヴィクター・パパネック
「デザインと広告という、互いに他を前提し媒介しあう〈情報化〉の二つの様相を両輪として、消費社会の「繁栄」の走行は駆動している。」—見田宗介
「われわれの問題解決能力には、もっと価値のある使い道が残されているはずである。」—First Things First, A Manifesto
「メディアをうらむな、メディアになれ」—カレ・ラースン
- Intellipunk
- By intellipunk / Aug 30, 2007 4:37 pm
8月の4週末目の予定
はい、素人の乱のyoyoさん主催のVEGE食堂、旨かったっす。
ズッキーニの絶妙な火の通らな加減とか、それぞれの素材の味の引き出し方とか、言葉になんないね食は。マクロビオティックとかロハスフードとかビーガンとか興味ないっすけど、体に良くて旨い飯はすげーな、と素直に感動。
毎週水曜日にやってくみたいなんで、素人のヤバさに興味ある方は。サパティスタコーヒーもあるよ。
いよいよ高円寺阿波踊りが今週末。
毎年便乗するあの名物イベントCOSMOが今年もやってくる!
25日夕方5時から明け方5時まで、25バンド20DJの狂宴!!
メタモに行かないならこっちに来るかない!!!
http://studiodom.web.fc2.com/cosmo.html
で、26日は、「佐藤修悦ガムテープ文字作品展」の実演だ!
NHKやTBSラジオや東京新聞や朝日にも取り上げられた噂の仕事が、高円寺の阿波踊りの喧噪に立ち現れる!!!
これについては34ホームページからユーチューブ見てくれた方が早い!
Tシャツも出るよ!(おいらももしかしたら制作協力するかも)
トリオフォープレゼンツ
「佐藤修悦ガムテープ文字作品展」
日暮里駅で警備を務める佐藤修悦さんが作るガムテープ文字作品をゆっくりみよう ということで、普段は古着屋を営業している場所を模様替え。ガムテープ文字たちを展示します。
日程:8月26日〜9月2日
時間:14〜21時(予定)
場所:東京高円寺古着屋素人の乱シランプリ(開催期間は展示会場となります)[東京都杉並区高円寺北3−12−1]
展示予定 : 過去の佐藤修悦さんの作品や、今回の展示の為に作りおろされた新作の展示を行います。ほか、修悦体Tシャツの販売やスペシャルゲストを招いてのトークショー、実際にガムテープで文字を作ってみるワークショップなどを企画しております。
8月26日は佐藤修悦さんご本人が実演。その場でガムテープを切ってくれます
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佐藤さんの魅力は 本来の使う目的ではない物を ソレを超えて美しく手仕事で完成させた。という素晴らしさがあり、文字におけるそのような仕事をやっていた人達と佐藤さんの接点などをみつけ光りをあてる「紙の力、文字の輝き」も同時に開催できればいいなぁとおもっております。昨日友人の絵本の古本屋(るすばんばんするえほんやさん)高円寺西友の前のお好み焼き屋あまから亭を左に入って行った2階に移転したらしいので、行って見たら50年前にタイプライターで作ったアスキーアートの絵本があったのでそんな素敵な本もちょろりと置いてみたりしてみます。 ::: 山下陽光(やましたひかる):::
んで、その夜はネットラジオ「かくめい生活研究所」ですよ。
毎週日曜22時、ここから聴けます→http://trio4.nobody.jp/keita/
阿波踊り後のホットな夜、矢部史郎さんってなホットなゲスト登場。活動家・思想家
「無産大衆神髄」「愛と暴力の現代思想」といった著作(山の手緑さんとの共著)そして「現代思想」「VOL」等々に執筆する活動的批評家。高円寺ネグリ派として銭湯利用者協議会を活動、それは中央線マルチチュード騙るRLLや高円寺北中通りフランチャイズな素人の乱のある意味布石になっているのかな。当日の高円寺阿波踊りの熱気から、4月の高円寺一揆、5月のドイツG8参加のことまで、いろいろ話せそうなので楽しみです。
- Intellipunk
- By intellipunk / Aug 23, 2007 12:26 am
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