大統領と踊ろう♪
3分25秒あたりから出てくるのがバラックさん。
ソウルトレインで華麗にステップを踏む、ファンキー大統領ならぬクール・ダンス・プレジデント!
ダンスと同じでクールでスムースな政治スタイルは、白人受けいいでしょうね。
彼は黒人といっても、母親は白人のハーフです。
PC的にはアフリカ系アメリカ人と言うべきかな。
肌の色わけという人種主義自体が、植民地主義の中で近代以降に創られた自己弁護的トンデモ概念ですね。白人が有色人種を奴隷に出来る方便だったわけですが、そのあたりはフランツ・ファノンを参照のこと。
人種差別助長をさせるジム・クロウ法は各州に偏在していました。例えば1924年成立のヴァージニア州法「人種の統一性を保存する法律」では、祖先にコーカサス人種以外の血が一滴も混じっていない者のみを「白人」としていて(別名ワンドロップルール)、異人種間の同居も違法でした。それらはリンカーンの奴隷制度廃止以降、地域ごとに決められた過去の産物で、現在では公民権運動によってようやく消えたのでした。
しかし今回の黒人大統領というトピックも、疑似科学な人種本質主義者の根強い蔑視が露呈した感がありますね。
Yes We Can
さてこちらは逆に現在アメリカ13州で非犯罪化された例の問題。
こちらも奴隷同様に解放して欲しいですね。
好戦的なチンパンジー大統領からクールダンス大統領に変わって、これからの時代がよくなるといいですな。
- Intellipunk
- By intellipunk / Nov 06, 2008 10:55 am