HarpoBucho Archive

気流舎でおしゃべり空間を毎月プロデュース!

RLLのアクションではなくて、ハーポ・プロダクションしごと。ベンチャー企業の人たちってやたら異業種交流会やってるじゃないですか。常に他ジャンルな出会いを求めてるじゃないですか。ボクもそれをやりたい! もちろん価値を転倒させてね。

下北沢の古本カフェ・バー気流舎にて毎月第一土曜日に、ボクがタモさん気分でゲストを招いて、そのゲストが持ち込む異文化(ん?誰にとっての?)のショックを浴びるイベント。記念すべき第一回のゲストは、DJたかおかくん。一緒にハスラー・ラップの未知の扉を開きませんか?


カルチャーショッキングVol.1

「わかりたいあなたのためのハスラー・ラップ入門
   〜生活感から聴き取り方まで〜  」

記念すべき「カルチャー・ショッキング」第一回目は「ハスラー※・ラップ」の世界。ハスリングからは程遠い生活を送る私たちに彼らの世界観を本当に理解することはできるのか。まずは彼らの息苦しさの篭った肉声を通して、ストリートの悲惨な現状を体感することから始めたい。時代をよく反映した都会の口承文学として、あるいは最も切羽詰った現代詩として、ハスラー・ラップの響きに共鳴してみる試み。日常的にヒップホップ、特に日本語ラップに親しんでない方の参加を心よりお待ちしております。

日時:2008年2月2日(土) 20:00〜
場所:気流舎

ゲスト:たかおか
ホスト:ハーポ部長

もちろん無料。飲み物だけ注文してください。

※ハスラー (Hustler)
賭け事において実力を隠し相手から大金をせしめる者のこと。詐欺師。日本ではビリヤードを行う者すべてを指す場合もある。実際のビリヤードプレイヤーはハスラーという言葉を使わない。

ハスラー (ギャングの場合) – ギャングの構成員の内、麻薬の売人、売春などの元締め(これを特にピンプと呼ぶ事もある)などで資金集めを行う者。これに対し戦闘員の事をウォリアーと呼ぶ。

(ウィキペディアより)


★カルチャーショッキングとは?
毎月、ユニークな世界を紹介してくれる人をゲストに招き、その面白さをみんなで共有するハーポ・プロダクション製作のおしゃべり空間。毎月一回、普段の生活ではなかなか出会えない異文化との刺激的な出会いを演出します。自分とは全く関係ないと思っていた文化圏が、驚きと共感とともに身近なものとして迫ってくる。そんな「親愛なる他者」へと開かれていく場の創造を目指します。将来的には「テレフォンショッキング」のお友達紹介システムを採用したい!


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  • By harpobucho / Jan 28, 2008 7:27 pm

突然、段ボール

段ボールとはいつも突然なものである。引越しの予定日が決まっていても、かさばるので段ボールを予め集めておくような真似はしない。当日、近所のスーパーとか家電屋とかに行って、店員に「段ボールください」と伝えれば、「そこのコンテナに入ってるの自由に持ってていいよ」とタメ語で応えられ、話は済む。

そこで敬語を期待してはいけない。段ボールを貰いに行くボクは客でも何でもなく、燃えるゴミを恵んでもらう乞食的立場であり、その身分の低さを自覚しなければならない。彼らのお客様への貴重なサービス時間を盗む泥棒だと思うくらいでちょうどいい。敬語を欲するなら、買い物ついでに段ボールをリクエストすべし。あと、段ボールとは全然関係ないけど、今日ウチに来た新聞の勧誘員の態度がヤクザ過ぎて呆れた。彼らの弱点は「インターネット」って言葉。この言葉を聞くと無言で去って行っていった。

今日はパレスチナに物資を送るハーポ・プロダクションの業務のため、急遽仕事を休む。お金を蕩尽する虚業のために、お金を稼ぐための仕事を休むなんて本末転倒だが、その本末転倒を楽しもうというのがわが社のビジネスモデルなのだから仕方ない。

ちょうどいいサイズの段ボール探しにけっこう手間取った。幅が広くて高さのないのを探していたんだがなかなか見つからない。お店回り五件目にしてやっとジャストなサイズの箱を発見。

26人分の想いを詰め込み、さらにボンドや洗濯糊まで入れちゃったら、それゃ重いよ。11kg。財布は軽くなったけどね。

というわけで、本日、高円寺からパレスチナへのidea運び屋業務完了。あとは到着の知らせを待つのみ。皆さんご協力ありがとうございました~


先日、突然段ボールのライヴを結成31年目にして初めて見たのだ。かっこよかった!ボーカルの蔦木俊二さんの恍惚顔が素晴らしい。ガールズのダンスにもやられた。



こんなことなら、兄の蔦木栄一さんが健在のときに見ておかけば良かった、という種類の後悔の念を薄めるのに貢献するのがいつもYoutube。



「ニュー・ウェーブってどういうのですか?」って返しが良い。


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  • By harpobucho / Jan 25, 2008 9:05 pm

ハッピーな思想

最近、茶道具を集めている。

お茶を飲むたびに毎回お湯を沸かすのが面倒くさくなってきたので、EVERESTの魔法瓶(POT)を購入。買いのキメては、魔法瓶に書いてある「HAPPY THOUGHT」という文字。

何よりも素人の乱で松本さんからコレを買うってのが最高のセッティング。ここから淹れるお茶の美味しいこと。980円也。

クールなHAPPY THOUGHT。密室芸でこれができたら絶対モテる!パーカーとガレスピーを演じ分けるゲバラのビバップ落語?


ホットなHAPPY THOUGHT。巧みにパトワを操るマッド・ホワイト・ジャメイカン。ステレオタイプの押し付けに抵抗する自虐的ユーモア?


HAPPY THOUGHT界のスーパーアイドル、トニ・ネグリが3月に来ます!RLLも何かします。

テレビブロスの松尾スズキの連載コラムに「お婆ちゃん!それ、偶然だろうけど、リーゼントになってるよ!!」ってのがあるけど、RLLトップページの偏ったポップアイコンを見ると、こう言いたくなる。「ネグリさん!それ、偶然だろうけど、ミッキーマウスになってるよ!!」

しかも、みうらじゅんの髪が「見立て」になってるのがおかしい。まさにHAPPY THOUGHT。これ、実は偶然じゃないかもね。<マルチチュード響宴>の一番混沌としてるセッションのコーディネーターは平井玄氏。プロレタリア宣言。やっぱ、マルクス読まなきゃダメか?


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  • By harpobucho / Jan 22, 2008 12:22 am

ついにホームページOPEN!!!!!!!!!!!!!

2005年に始めたTシャツ稼業でございますが、やっと3年目にしてマイホームを構えることになりました。本日から正式に住み始めます。

今日以前の日記は、mixiという出会い系サイトでいい出会いを求めるために、書き散らしていた自己アピール文章です。こちらに移動させるために、過去の恥ずかしい自己アピール文をいろいろ遡って読んでたら、なんて自分は痛い人間なんだろう、と本気で落ち込みかけました。ウディ・アレンの映画を観ながら適当に作業をしてたので、それがセラピー効果を生んだのか、なんとか自己嫌悪のドン底までは落ちずにすみました。

ウディ・アレンは、『アニー・ホール』の冒頭でグルーチョ・マルクスのギャグを自分の恋愛観だといって披露しています。アレンにとっては恋愛観が即人生観であり、もっと言えばイデオロギーです。彼は生粋のグルーチョ・マルキストであり、ハーポ・マルキストのボクとは思想的兄弟関係にあるわけです。

が!トップページの悪趣味なポップ曼荼羅に、わが兄弟がいないではないか!ウッディ・アレンが好きなのはボクだけだなのでしょうがない。

今年のモードは「レヴォ・フェティッシュ」です。3月下旬と7月初旬くらいに大流行するはずです。なんか最近フェティシズムにひどく取り憑かれてしまったので、カールオジサンの『資本論』を読むハメになりそうです。カール・マルクスのユーモアのセンスも実はかなりヤヴァいのではと期待しています。風貌ファンキーだし。


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  • By harpobucho / Jan 20, 2008 9:14 pm

人類=移動=交流=ペペ長谷川



人類とは、人々の地表上の移動そしてその結果生起する交流の別名である。

高祖岩三郎『流体都市を構築せよ!』より


真面目な学習会の後に、快楽的なパーティ。両極端の間でバランスをとりたがるボクにとっては、このようなパーティは大変貴重。頭だけ動かす勉強会には興味がないし、頭をからっぽにして、テキーラ一気飲みして「イエーイ!」と叫ぶようなアルコール・スポーティなパーティも苦手。情動を動かすためには、両者の連結が重要。かくめい生活研究所所長、ペペ長谷川氏大推薦のイベントです。


外国人にやさしくない国!ニッポン

―世界の人権・日本の人権―

新宿歌舞伎町でのナイジェリア人への警察の暴行に対する国家賠償裁判を取り上げながら、多くの反対の声を無視して強行された日本版US-VISIT(入国外国人への指紋押捺と顔写真の強要)に批判を加え、世界の人権と日本の人権について考えていきたいと思います。

日時 1月20日(日) 第一部 学習会 午後2時~5時

講師 

○松浦亮輔さん(人権NGOボランティアメンバー)

「国際人権法と日本」 ―国際的な人権基準と日本における人権保障ー

○磯部 忠さん(国賠ネットワーク)

「国賠訴訟から考える外国人の人権」

-国賠ネットワークのこれまでの活動とナイジェリア人裁判の分析―

○戦争と治安管理に反対するPINCH!事務局

「日本版US-VISITはいりません!どうして指紋と写真を撮るの?」

 参加費 1000円(ドリンク付)

第二部 午後5時~ 
Kilimanjaro:手に負えないスタイル
DJ:BUNCH,MAKOSSA,SHIN-G,SEIETSU
GUEST:MIDDLE FINGER from DTX

参加費 1500円(ドリンク付)
(2部からの参加の場合、一部から引き続きの場合は
 飲み物を注文してください)

会場 高円寺 雑楽器カフェ ぱちか村
 (高円寺駅徒歩5分)
東京都杉並区高円寺4-6-7第5日東ビルB1F
03-3315-5251 http://patika-v.net/info/

主催 戦争と治安管理に反対するPINCH! 

東京都港区新橋2-8-16 石田ビル4階14号 救援連絡センター内

電話03-3591-1301 http://www.iya-ten.net/pinch/pinch.html


 現在の日本では、治安管理と言う名のもとに、警察による繁華街での検問的職務質問や違法な捜査、逮捕というのは常習的に行われています。それは日本人にも、外国人の方にも行われています。フリーターっぽい外見をしている人間や音楽バンド関係者は怪しい!という警察側の勝手な思い込みから強引な職務質問が横行しています。また在日外国人には、肌の色が違うということだけで、不当な職務質問や逮捕の時の暴行などが行われています。
 国連の自由権規約委員会は、1998年の日本政府への最終所見において警察や入国管理官による虐待に関する苦情申し立てを扱う独立機関の迅速な設置を求めていますが、いまだ設置されていません。
 現在高等裁判所では、新宿歌舞伎町でのナイジェリア人に対する警察の暴行への国家賠償裁判が審理されています。単に営業ビラをまいていただけのナイジェリア人を数人で取り囲み、殴る蹴るの暴行を行い、障害を負うことになったことへの賠償請求です。「黒人は足が速いからな」などといって、倒れている当該の関節付近をぼこぼこに蹴るという残虐な行為が行われました。また取調べ・勾留時も粉砕骨折と言う重傷にもかかわらず適切の処置が行われず、釈放後やっと手術がなされましたが、結果的に身体障害者認定をされるほどの後遺症を負うことになったのです。一審では、ナイジェリア人が暴行時の状況をきちんと語ったにもかかわらず「同国人の証言は信用できない」という人種差別とものいえる判断を裁判所が下しています。
 日本政府は、今年10月、やっと国際刑事裁判所(ICC)に加入しました。ICCは、国際人権基準に沿って被疑者、被告人の権利(取調べ時の弁護士の立会いなど)の保証を求めております。しかしこうした規定は日本の国内法では整備されていません。きちんとした人権基準に基づく国内法整備がなされていれば、ナイジェリア人の方は後遺症が残るような状態にはならなかったでしょう。
 日本では警察の捜査の不透明性や隠蔽性、代用監獄の存在などが放置されています。 「公が国が人権を踏みにじる場」が存在しているのです。それはこの国に住む人、全ての人権を踏みにじり、不幸にする 可能性があります。

戦争と治安管理に反対するPINCH!では、これまで、職務質問されたらどうする?(2004年9月)、若者と労働~『「ニート」って言うな!』から考える(2006年10月)、忍び寄る警察 誰にとっての安全安心か?(2007年6月)などの学習会を行ってきましたが、今回はナイジェリア人への警察の暴行に対する国家賠償裁判を取り上げながら、多くの反対の声を無視して強行された日本版US-VISITに批判を加え、世界の人権と日本の人権について考えていきたいと思います。


※動画は今回のイベントとは直接関係ありません。QUIETPATHさんのmixi日記経由で知った愉しいブログから拝借しました。


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  • By harpobucho / Jan 19, 2008 11:12 pm

愛の場所



都市とは他の地への愛の場所である。 この意味でそれは地球的な網状組織を形成する運動のことである。

高祖岩三郎『流体都市を構築せよ!』より

東京⇒パレスチナ、締め切りは22日です。22日までにIRA(新宿)、気流舎(下北沢)、素人の乱(高円寺)に持ってきてもらえれば、そこで預かってもらって、それを受け取りにいきます。よろしくお願いします。

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=26868875&comment_count=9&comm_id=5654

明日、夜22:00~のホー娘。(ブログ)のラジオの時間帯(22時~24時くらいかな)に、素人の乱セピアにいますので、直渡しも可能です!19時~21時半の間は、ぱちか村にいる予定です。そっちでもオーケー。

*「ホー娘。のすすめ!ボロボロード!」ラジオ*
毎月第3日曜日、22:00~
http://trio4.nobody.jp/keita/


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  • By harpobucho / Jan 19, 2008 10:30 pm

わんだーうぉーるプロジェクト

わんだーうぉーるプロジェクト
WONDERWALL PROJECT



英国の二枚舌がきっかけ(マイク・フラワーズは悪くないよ!)で、解決し難い程にこじれてしまったパレスチナ問題。遠い国、日本の茶の間でのほほんと暮らしている僕らには、彼らの置かれている状況を想像することが難しく、下手な発言をするよりかは沈黙していたほうが良いような気もしてくる。ガンジーは1938年の時点で「ユダヤ人のやり方が間違っていることは疑う余地はありません。」とか言ってるけど、偉人の言葉だからといって100パーセント鵜呑みにすることはできない。ある村で、イスラエル軍が残忍かつ卑劣なやり方で無抵抗の村民245人を虐殺したという事件を知っても、まあ、ショックだけど、歴史ってのはそのような残酷な出来事の積み重ねだもんな、しょーがないよ、と思ってしまう。

現在、劇的な軍事攻撃とは違って世界の注目を集めないままに、イスラエルは、別の形でパレスチナを追い詰めている。イスラエル政府が一方的に進める「隔離壁」の建設が加速しているのである。いかにこの隔離壁がパレスチナ人を苦しめるものなのか、遠くから眺めている僕らは現実と同程度には絶対に想像できない。やはり、黙っていたほうがいいのか。

でも、ひとつだけ言えることがある。自信はないが、なんか想像できる。今、隔離壁は世界一、ヒップなキャンパスなのではないか、と。BANKSYをはじめ、世界中のグラフティ・アーチストがベツレヘムのパレスチナ人隔離壁にグラフティを描いたり、ポスターを貼りまくっている。それを目当てに観光客がだんだんと集まってきているらしい。これはいいチャンスではないか!隔離壁を世界が注目する観光地にでっちあげる企みに微力ながらも連帯して、国際的な世論ってやつにこの問題をジャッジしてもらうように仕向けよう。そうしたら僕が悩む必要もなくなるし。

なんかとても不謹慎な気もするが、薄暗い壁がカッコイイ絵や素敵なメッセージで埋め尽くされるなんて想像するだけで楽しいことではないか!

パレスチナにいるマイミクKITOU SEISHI 氏から素晴らしい呼びかけがありました。あなたがパレスチナの隔離壁に貼りたいポスターやステッカー、仕掛けたいステンシルをKITOU SEISHI 氏が代行します。1月20日ごろに現地に現物を送ります。時間があんまりありません。興味ある方はメッセージください!

※政治的である必要はもちろんないし、どんな表現でも自由ですが、やはり企画が企画なだけに、何らかの事情により壁に貼れない種類の作品もでてくるかもしれません。現地の状況によってはせっかく作品を作っていただいても、まったく貼れないなんてこともありますんで、そこんとこご了承願います。

参考写真(mixi)

キャンペーン・ソング
WONDERWALL Written by Noel Gallagher

Today is gonna be the day that they’re gonna throw it back to you
By now you should a somehow realized what you gotta do
I don’t believe that anybody feels the way I do about you now
Back beat, the word is on the street that the fire in your heart is out
I’m sure you’ve heard it all before but you never really had a doubt
I don’t believe that anybody feels the way I do about you now

今日はお前が
奴らに打ちのめされる日
お前もそろそろ、何をすべきか
なんとなくでもわかるべきだったのに
俺と同じようにお前を想っているやつが
いるとは思えない

(略)

I said maybe
You’re gonna be the one who saves me?
And after an
You’re my wonderwall

Said maybe
You’re gonna be the one that saves me
You’re gonna be the one that saves me
You’re gonna be the one that saves me

俺はこう言った、たぶん
俺を救ってくれるのはお前なんだ
結局、お前は俺のわんだーうぉーるなんだ

俺はこう言った、たぶん
俺を救ってくれるのはお前なんだ
俺を救ってくれるのはお前なんだ
俺を救ってくれるのはお前なんだ

関連ニュース

【1月9日 AFP】9日から中東を歴訪するジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領は、最初の訪問先イスラエルで古代遺跡に囲まれた素晴らしい夜明けを迎えそうだ。

 ブッシュ大統領は、宿泊先のキング・デービッドホテル(King David Hotel)のスイートルームから旧市街の城壁越しに朝日が見たいと要望していた。エルサレム(Jerusalem)市当局は8日、大統領の要望に応え、さらに素晴らしい景色を演出するため、同大統領が滞在する10、11日の両日、夜明け前に城壁の照明を消すことを決定したと発表した。

 ブッシュ大統領は3日間のイスラエル滞在中、ほかにも至れり尽くせりのもてなしを受ける。

 1泊2600ドル(約28万円)と伝えられるスイートルームに用意されているのは、金糸で大統領の名前が刺しゅうされた白いバスローブ。地元テレビ局は8日、終日繰り返しそのバスローブの映像を放映した。

 また、日頃交通渋滞が問題となっているエルサレムへ続く主要幹線道路は、9日のブッシュ大統領の到着後1時間は、側近数百人が乗車する大統領の車列が問題なく通行できるよう、片側の車線が完全に封鎖される。

 現職米大統領のイスラエルとパレスチナ訪問は9年ぶりとなる。(c)AFP

http://www.afpbb.com/article/politics/2334082/2508006



ろうどうこわい

明けましたね。今年もよろしくお願いします。

テレビブロスの占いが最悪(←しつこい!)なんで、なんとか平穏に一年を過ごしたいんですが、今年はいろいろと実験の年になりそうです。実験には失敗が憑き物なので、まあ、しょーがないですね。年始に読んだECDの『いるべき場所』に背中を押されましたね。ボクも「イルべき場所」に向かって、ちょっとだけがんばります。

去年、友人知人に指摘された二つの短所、「ずるさ」は巧妙に隠蔽し、「わがままさ」は周囲に自然と受け入れられるよう働きかけることで改善する所存です。あーたぶん、こーゆー種類のユーモアが人間関係を悪くするに違いない!ってまたテレビブロスの占いに縛られてたり・・・

ナーバスなんですよ。今日火曜日から仕事始めなんです。みんなと同じく月曜からスタートだったら、うまく社会のレールに乗れそうなんですけど、なぜか半端に火曜日から。2週間以上休んでたので社会人としての振る舞い方を忘れてしまってるのがおそろしく、普段は着ないスーツ(しかもクリーニングしたばっかのやつ)着用で望むつもりです。コスチュームがビシっとしている方が役に入りやすいし。

今年は遊びばかりに力を注いでないで、労働者としての演技にも磨きをかけようかと思ってます。ビジネスマナーの本とか読むと面白いですね。さまざまな儀礼の様子が厳密に書かれています。そのマナーのコードをちょっとずらしたりするのがスリリング。名優がアドリブを入れるような感覚ね。

落語で「まんじゅうこわい」といったら、実はまんじゅうが大好物ってことになりますが、ろうどうこわいというボクも実は最近、働くこと、特に会社カルチャーに興味津々で、自ら「ハーポ・プロダクション」という会社を設立してみました。当然、社長じゃなくて部長です。マルコス副司令官スタイル。今度お会いする機会があったら名刺を差し上げます。

労働/仕事を利用して、自分の欲望を可能な限り実現する。これが今年の裏抱負かもしれません。

これは参考になる!

【将棋】生放送中にプロ棋士が女流棋士に告白!


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  • By harpobucho / Jan 08, 2008 1:53 am

2007年ラスト日記

占いなんてインチキ脚本を気にしてしまう自分がいるということは、その占いを読む前に、すでに自分の問題点として認識している部分がはっきりあるからだ。そう、ボクはもらい過ぎているのだ。

人間関係とは、何かを与えたり、もらったりのスリリングなプレイの連続体だと考えることができる。それはモノであることも多いけど、重要なことはモノじゃないことが多い。ボクは常に自分が与えるよりも、多くのものをもらい過ぎているんではないか、という強迫的な意識があり、普段はそれを忘れようとしているのだが、年末年始に読む占いはそのことをいつも思い起こさせる。

毎年暮れになるとこのなんともいえない負債の感覚に取り付かれ、とりあえず元旦に実家に帰り、両親にお年玉を与えるという偽善行為で一時的に解消して茶を濁してきた。もらい過ぎていると感じている大人(特に給料とかボーナスね)は実は多く、お年玉という不思議なシステムは、この負債の感覚に支えられているのかもしれない。

今年一年RLLをやりながら、ぼんやりと考えてたのは「贈与」のことであり、赤瀬川さんに誤爆してしまったのは反省するとして、贈与の遊びを楽しめたんじゃないかな。贈与を「遊び」と捉える不謹慎なネタ感が、なんともいえない負債な感覚の原因のひとつのような気もしないでもないが、やはり楽しい遊び感覚は重要だ。

年間ベストってこの時期みんなやるけど、ここはベスト・ギフトをあげよう。あくまで心に残ったという意味で「感謝」以外に深いメッセージはありません。記憶力に自信がないので、先月と今月もらったものに絞る。あとランキングできるものじゃないんで、順不同。


●アメリカの友人(ベンダース?)からブッシュが間抜けな恍惚顔で地球をファックしているTシャツ。

RLLのTシャツをギフトしたので、そのお礼なわけだが、言葉の壁を越えてTシャツでコミュニケーションしちゃってます。ボクが期待するアメリカ土産でこれ以上ノものはないネ。バークレー産。

●友達のDJや友達の友達のDJによるミックスCD

これはけっこう高度なギフト。選曲に隠されたメッセージを本人の顔を思い浮かべながら解釈してニヤニヤできる。これも言葉がいらないコミュニケーション。CDは本当に周りの音楽好きの友達からいろいろ援助を受けているなー。あとこのYoutube時代真っ盛りでもDVDでもらう秘蔵映像は格別だ。

●松ぼっクリスマスツリーとチロルチョコ

本来ならゴミ行きの松ボックリを緑色に塗って、綺麗に装飾したクリスマスツリーのオブジェ。こんな手作りのステキなギフトがもらえるならクリスマスはあってもいい。チロルチョコへの粋な細工に茶心を感じたり。

●ニューバランスの赤い靴

生まれた初めてニューバランスの靴を履いて衝撃!歩きやすい。街を歩くのが楽しみになってしまった。来年は東京パッサージュごっこを楽しもう。

●概念

誕生日プレゼントとして、ある「概念」をギフトとしてもらった。ジョン・ケージやマルセル・デュシャン級の衝撃のコンセプチャル・ギフト。贈り物の醍醐味って、どのくらい相手に影響を与えられるか、ってとこがある。


そのほかにも、気持ちの良い拾い物のクッションや、ソフト・オン・デマンドのカレンダー&カタログ、おいしいクッキー、さまざまなアイディアやインスピレーション、いろいろもらったー。非物質的なものに限れば、もらったというかパクったのも正直多い。サンクス&ソーリー。もらったものをどのような形で返すかが、来年の課題になりそう。

それでは皆さん、よいお年を~

喪中につき、新年の挨拶は控えさせていただきますが、それはそんなに厳密じゃなくていい気がする。挨拶くれた人には、2008年に訪れるハッピーなことを先回りして「おめでとう!」と返しておこう。

そうそう。

ひっそりと続けているラジオが今年最後なので、気流舎の加藤さんをお迎えし、一年をまったりと振り返ります。興味があればぜひ~

22時より。
http://trio4.nobody.jp/keita/


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  • By harpobucho / Dec 31, 2007 2:13 am

来年の抱負、本能の制御

雲南で買った赤い布を何も考えずに洗濯機に放り込んだら、一緒に洗ってたRLLの白Tシャツがうっすらピンク色に。偶然にもなかなか素敵な染物ができてしまった。占いなんかクソくらえ、と思ってるボクが唯一信じてるテレビブロスの年間占いの今年のラッキーカラーがピンクだったし、最近の流行ファッションであるDiYっぽくてかっこいい!っとアクシデントが起こるたびに脳みそをいつもポジティヴ・チューニングしないと気が済まないので落ち込むことは滅多にありません。

が、来年はいっぱい落ち込みそうな予感。2008年度のテレビブロスの年間占いが発表されました。2007年度は12年に一度の幸運期で、あらゆるチャンスが訪れるウハウハの年ということになっていたんですが(あくまで占い上はね)、そのリバウンドで2008年は、何をやってもうまくいかない最悪の年になるみたいです。

特に対人関係運が最悪で、「マイペースでいると、勝手なヤツだと言われ、人に協力すると、こうもりのように調子のいいヤツだと言われ、踏んだり蹴ったり・・・」とどう動いても非難されるらしい。ぎゃー!心当りがなくはないので、おそろしいです。

4月に人間関係が複雑に絡み合い、なかなか解決できない面倒なトラブルが発生し、7月には周囲とのコミュニケーションが取れず、孤立するらしいので、ボクとトラブルになりそうな予感の人はできれば3月までに申告してください!複雑に絡み合う前に。

この危機を乗り切る秘策は「ユーモアのセンス」とのことですが、射手座の独特のユーモアが裏目に出るらしく、「人と協力してやることや自己表現するような事はやめておこう」だって!!!!!!!!!!!! まったく来年は何もできないよ!!!!!!!!!!!!

はい、テレビブロスの占いも信じるのやめます。小島よしおを真似て部屋の中で叫んでみたが、内心非常に気にしてます。その占いの今年のキーワードが「オリジナリティ」だったのに対して、来年は「本能の制御」ですって。すごく後ろ向き。抱負ってのは負を抱くことだそうです。来年は負を抱きかかえながら、なんとか現状維持の精神で乗り切る所存です。


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  • By harpobucho / Dec 30, 2007 2:15 am

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