HarpoBucho Archive
昭一の穴
こんなところにも昭一の穴の入口が。
失礼にも「昭一」だなんて呼び捨てにしちゃってますが、なんとあの小沢昭一さんの特集号にエッセーを書かせていただきました。ふざけた名前が大山脈、山口昌男先生と並んでしまってなんだか恐縮でニヤけてしまいます。
KAWADE夢ムック 小沢昭一 芸能者的こころ
ぜひ書店で見かけたら手にとってみてください~
やりすぎ!時間ない!と紅白のプロデューサーを激怒させたという小沢昭一の美空ひばり礼賛。
- HarpoBucho
- By harpobucho / Jun 20, 2010 11:16 pm
朝のつぶやき集6
朝の慌しい中、一気に書きなぐるスタイルがなかなか気にいっている。だがトラブルが起きると日記など書いている暇などなくなる。
厠噺は職場でのトイレの気まずさを克服するために、トイレを茶室に見立てて、普段話す機会のない職場の人とフルチンなこころの交流をしていくというドラマのはずだったが頓挫してしまった。すべては蚊のせい。
厠噺(の枕) 2010年06月08日09:02
廓噺じゃなくてね。
最近朝出勤前に日記を書いているので、「よく朝から書くことあるね」などと会った人に言われるのだが、思考がシンプルな朝のほうがいい感じなのである。朝のシャキとした空気と小鳥の軽快なさえずりとコーヒーの深いアロマの香りがなかなかいいセッティングなのである。夜はいろいろと考えることが複雑過ぎるので、思考を停止して何も考えずになるべくエンタメに過ごしたい。
澁澤龍彦が誰かがエッセイなんてものは湯上りにサラっと書くものだ、と言っていて、なるほどそうだよな、と腑に落ちた覚えがある。エッセイには脱力力がいるのだ。最近うれしいことに尊敬する芸能者に関するエッセイと創刊号から愛読している雑誌のためのエッセイを書かせていただいたのだが、憧れが強すぎて力みで苦戦してしまった。深夜1時ぐらいの闇鍋みたいにいろんなものを煮込みすぎてしまったのだ。mixi日記はどうでもいいことをどうでもいい気持ちで書けるから楽チンだ。
でここまでが厠噺の枕で、男子なら誰でも経験したことがあるであろう放尿と脱力の噺をこれから書くつもりだったのだが、残念ながらそろそろ出勤の準備をしないといけない時間になってしまった。また明日、セイムタイム・セイムダイアリーで。
厠噺 前編 2010年06月09日09:05
桂枝雀は「緊張の緩和」が笑いを生むとする独自の落語理論を唱えていたが、放尿理論も同じことである。尿意を悟られまいと平常心を演じながら堪えている緊張状態からの解放が、あの綺麗な放射線を描くわけである。
しかし、トイレに駆け込んでも緊張が抜けない状況がある。尿意マックスなのに何か栓が詰まっているんじゃないかと思うときがある。今日書きたいことは職場の厠噺である。
ボクの職場は女性職場なので男性トイレの待遇がよくない。小便用トイレが狭い空間に二つしかない。基本的に職場ではあまり心を開いていないので、人と一緒になるととても気まずい。
お互い息子を握り締めながら密に横並びにいる非日常的な状況は大変バッドである。特に無愛想な同僚や苦手な上司がお相手の場合はなおさらで、緊張の高ぶりがとまらない。これではいかん、と息子が強いられている緊張状態を緩和させるべく親心が働く。必要なのはリラックスした会話だ。
「昨晩のドミューンやばかったっすねえ」などと共通の話題があれば楽チンなのだが、そうは問屋が卸さない。何か当たり障りのない気の利いた言葉を探る。言葉が見つからずさらに緊張が高まる。その緊張が相手に伝わり相手も緊張する。相手を緊張させてしまっているのではないかという緊張感が・・・・悪循環の枝雀的状況である。
「いやーなんかこういう状況って緊張しますねえ、まったく何をしゃべっていいかわかんなくて」などと「いま」「ここ」の正直な感想を話してみると、相手も同じ環境に身をおいているので、その言葉待ってました!とばかり意外なほどに共感の言葉が返ってくる。その瞬間、互いの緊張は緩和され、ジャー(ラスタファーライ!と心の中でつぶやく)というありがたい音が同時に聴こえてくるのである。
オフィスのトイレは茶室説を書こうとしたが出勤の準備の時間が。また明日セイムタイム、セイムダイアリーで。
緊急事態発生につき 2010年06月10日09:12
おもわずつぶやいてしまったのだが、大惨事がおきたのでセイムタイム、セイムダイアリー中止。
両足の裏を蚊に刺されるというマヌケな緊急事態で歩行が困難なんで今から家を出ます! 出勤準備はばっちり。
両足とも小指の裏側を刺され晴れ上がっているので自然と重心が内側に。内股っぽい歩きが尿意を我慢してるみたいってことで明日に繋ぎます。
すべて蚊のせい 2010年06月11日09:16
ベランダの植物の成長と窓から見える猫の気持ちよさそうな朝寝を観察してたら時間があっという間に過ぎてしまった。いったんリズムが崩れるとセイムタイムセイムダイアリーは難しくなる。
昨日からだいぶボクの活動力は奪わてるので蚊はなかなか侮れない。両足へのダメージと同時に首を寝違えたので歩行がとてもちぐはぐでモンティパイソンってホント悪い奴らだよなあ、と思いながら駅まで15分かけて歩行。
サムライの憂鬱 2010年06月15日09:09
日記ってのはリズムが肝心だ。朝起きる。窓を開ける。メダカにエサを、植物に水を、自分に陽光をあたえる。今日はブラジル戦だな、とコーヒー豆をその日の気分でセレクトして儀式のように心落ち着かせ淹れる。それを飲みながら、朝の連続ドラマ小説を見る。その流れで毎朝日記を書こうという魂胆なのだが、蚊に刺されたり、サッカー日本代表の勝利映像を見て心乱れリズムが狂ってしまう。
オフィスの厠は茶室説を書くことがもはやどうでもよくなってきて、ナショナリズムがからんだサッカーの熱狂について今は考えている。
岡倉天心の『茶の本』を改めて読んでみたわけだが、無知な欧米人に東洋の叡智を知らしめる意気込みが迫力あり。
アルコールの酩酊とサッカーの勝敗の熱狂とは違う静かな熱狂というものもある。とにかくサムライが苦手だ。
「武士道が武士や兵士をして喜び勇んで自己犠牲に走らせる「死の術」です。一方、茶道は毎日を生きる「生の術」について多くを教えてくれるものなのです。」
「しばしの間、世のはかなさに思いをはせ、あまり意味はなくても美しいものの中をさ迷いながら、静かな時の流れに身を任せてみたらどうでしょうか。乱れた世の中にあっては、何が真実かもわかりません。そのようときには、ちょっと身を引いてみることが必要です。そうすれば客観的に世の動きを観察することができ、真実もよく見えてきます。」
「お茶の木がツバキ科に属しているといことからお茶を「ツバキの女王」と名付け、酒の神や戦いの神ではなくツバキの女王に身を捧げてみるのも悪くないでしょう。お茶の世界に入ることによって、ツバキの女王の祭壇から湧き出てくる温かい流れともいうべき人間同士の共感の感じられる雰囲気の中で、夢中に騒いでみたらどうでしょう。」
岡倉天心『茶の本』より
坂口恭平×中沢新一 2010年06月16日06:50
今日は2時間早く家を出る。2時間早く仕事を終えてドミューン見学に行くために。
http://www.dommune.com/
今夜のドミューンは坂口恭平×中沢新一対談。スタジオ予約が一瞬で埋まったらしいけど、ボクは善行したので招待で入れる。ラッキー。
前回の「都市型狩猟採集生活」で坂口恭平がなんのコネもないのに「次回のゲストは文化人類学者の中沢新一さんです」と吹いたのがそもそもこの対談のはじまりである。やりたいことはとりあえず言ってみるものだね。誰かが実現のために動いてくれるかもしれないから。
『茶の本』より
「チャールズ・ラムはお茶の愛好家であると公言している人で、自分の知っている最大の楽しみは、こっそりとよいことをして、それがふとしたことで人の目に留まる点にあると書いていますが、それはまさに茶道の神髄です。茶道は美を後で見つけられるようなかたちで隠したり、暗示するだけで進んで見せることをしなかったりする術だからです。それは、静かにしかし心ゆくまで自分自身を客観的に見て「笑う」極意であり、それも程度の高い極意ですから、まさにユーモアそのものです。人生に対する哲学のほほえみといってもよいかもしれません。」
インタビューあそび 2010年06月17日09:05
昨日はドミューンに余裕を持っていくために16時半には仕事を終えたんだけど、19時までには時間があるので暇をつぶすことに。退屈は死ぬほど嫌いだが、暇は生き生きしてしまうほど好きな時間だ。
今後の人生の参考に上野のハローワークをちょっと覗いて建物を出ると撮影クルーが獲物を見つけた動物のような動きをしはじめたので、捕獲されることにした。
ちょっとインタビューいいですか、と本気撮影クルーに囲まれてしまい、暇をつぶすにはなかなか贅沢な趣向だなあ、と思ってるうちに強引に撮影開始。「派遣法改正が見送られましたけど、どう思いますか?」
という派遣社員について考え抜いたボクのための質問がきた。さあ、なんて答えよう。
「えー、別に興味ないっすね。まあ、政治には何も期待してないっすよ。もう勝手に生きるしかないんじゃないっすか。」
なんてテレ朝の報道ステーションであることに直前に気付いたのでテレビに映ると何かと不都合だなと思い、しかし撮影はじまってるし、採用されないコメントを、と思ったんだけど、これだったら政治に無関心ないまどきの若者ってことで逆に採用されちゃうかも、と途中で転向。
「現状には不満しかありません。国家に期待するのはベーシック・インカムだけです。必要最低限の生存権を保障できなきゃ国家が存在する意味ないでしょ。派遣にも正社員にも未来なんてないですよ。働かないでも生きていける仕組みを早急に作って欲しいですねえ。」
現状に不満はありませんか?
正社員になりたいとは思いませんか?
なんてボクを刺激する質問をあびせられておもわず勢いよく答えてしまったのだが、テレビの規格外のことをいえば安心だと思ったのだが、いや、実はテレビはいまこういうコメントを求めているんじゃないかと勘ぐりはじめ、今夜放送されたら明日どんな面で職場に行けばいいんだろう、と急に不安になってきた。
が、そんなことは思い過ごしで報道ステーションに出てきた街頭インタビューは当たり障りのない派遣女子のテレビ的コメントだったというを友人が教えてくれた。なんか残念。
ラブコメを観る 2010年06月18日09:03
ボクのお昼の憩いの場、松葉寿司の向かいに無駄にお洒落な花屋がすごいスピードで完成した。すぐ近くに花屋があるのになぜここに、と思ったら撮影機材も増えてきてどうやら映画のロケのためのセットらしい。
松葉寿司のおばちゃんから撮影協力の通知を見せてもらったんだけど、今夏公開の『ラブコメ』という映画の撮影だという。出演者は香里奈、北乃きい、田中圭、渡部篤郎。
昨日は、オカマの役なのか、お尻をぷりぷり振りながら花屋に駆け込む渡部篤郎を観察していたのだが、ボクが見たいのは香里奈か北乃きいであることは言うまでもない。今日、遭遇できることを芸能の神に祈る。
ロケの現場は、乞胸と呼ばれる元祖芸能人が江戸時代に下谷山崎町(職場のあるところ)を追い出された後に住み着いた門前町。テレビにはもはや興味ないけど町中で見る芸能人は好き。
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- By harpobucho / Jun 20, 2010 10:30 pm
朝のつぶやき集5
気付くと一ヶ月近くブログを書いていない!
mixi日記をtwitterな気軽さでさらっと書いてそのまま放置が続いてしまった。
ちょっとここにまとめてみよう。
悩と脳 2010年06月02日09:10
なんだか最近すごく悩ましい。
別に落ち込んでいるわけではなく、相変わらず楽観的な思考スタイルなのだが、人生で一番悩ましい季節を迎えている気がしてならない。友人と少しでもトークを深めると悩ましい話題に移行せざるをえず、ボクは密かにこの治療法を「友人セラピー」と呼んでいる。逆に相手の相談にのっていると自分の悩みを相対化できるので、友人セラピーは互酬性があってよい。セラピーDiYのすすめ。
「悩殺」という言葉があるように「悩ましい」という響きにはどこか官能的なものがあり、やみつきになる。「悩みがないのが悩み」と嘯いていたスーダラ時代がかつてあったが、脳内ではいまや毎日のように長時間の自分会議が開かれている。
会議中の脳みそを活性化させようと昨日映画の日にギャスパー・ノエの新作を観に行ったら悩みはさらに官能的に深まったのだった。「2010年SEXとマジック・マッシュルームの旅」と宣伝は映画の見世物性を前面に出している。しかも映画の中にLSDやDMTは出てくるけどMMは出てこない。なんともいかがわしい映画。舞台はTOKYOで欧米人のエキゾ趣味全開である(「チベット死者の書」とか出てくる)。
『エンター・ザ・ボイド』
http://www.enter-the-void.jp/
環境を変える 2010年06月03日09:03
ソフトバンクのケータイを持っていると、なんでiphoneにしないの?と問いつめられることが重なり、ついに意を決して機種変更しにソフトバンクのショップに。
長年ソフトバンクを使っているのでポイントがたまっており、月々に支払う額はあまり今までと変らないのだが、頭金5250円払えといわれやめてしまった。ショップによってシステムはまちまちで、頭金がかからないとこもあるというのでそこで契約しよう。どこがいいのか。やはり量販店か。
基本ケータイでネットをやらないんだけど、移動中にドミューンを聴きたい。平日の夜、部屋に縛られているのはやはりよくない。ケータイをもって町へ出よう。
環境に大変作用されやすい性質なんで、悩ましいときにはまず環境を変える。とりあえず情報環境から。次は労働環境。この話はちゃんと書かなければなるまい。
朝の間 2010年06月04日09:03
最近は朝起きて窓を開ける瞬間が一日の中で一番好きな間だ。天気のいい日はなおさら。東からの斜光で木々の緑がキラキラしている。
窓を開けたら、まず空気を肺いっぱいに吸い込む。そしてメダカに餌をあげ、植物に水をあげ、小鳥のさえずりに耳を傾ける。コーヒーを飲みながら、ゲゲゲの女房を見る。貸本~漫画雑誌初期の赤貧時代。水木サンの名言「才能と収入は別なんですよ」という言葉を思い出す。
チャーリー・パーカー(バード!)を聴きながら、mixiの日記を書く。窓の外から聴こえる鳥の鳴き声とのジャムセッション。この前、窓からめじろが部屋の中に飛び込んできて5周ほど天井をぐるぐるまわって飛び立っていった。残していったものは糞尿! しかも真っ白い襖を汚していきやがったのだが、よくよく糞尿痕を見てみるとクールな日本画みたいに見えて結構気に入っている。なんでも見方次第である。
筆がのってくるころには出発の時間が迫っている。社会人としての準備をまったくしていないことに気付き、日記をたたみ、モードを切り替える。あわただしいのなんの。さっきまで優雅に大空を飛び回っていためじろが狭い部屋の中に迷い込んだ途端、見苦しくバタついているかのごとく。
朝の間はあっという間。
夕の魔 2010年06月05日09:14
夕暮れの散歩が大好きだ。特に平日の。川の水や草木の緑を照らす西からの射光が大変美しい。
失業時代の最大の楽しみを今振り返ってみると、裏庭(と勝手に呼んでいる)の和田堀公園の夕暮れ散歩の間だったかもしれない。この一帯が「杉並のチベット」という呼ばれ方があるのを最近知ったが(誰も呼んでないかもしれないけど)、「カフェ・タンジール」という自宅カフェをやっていたので、個人的にはモロッコがある一帯の呼び名「マグリブ」に見立てるほうが気にいっている。アラビア語で「日が没するところ」という意味で、日本の美称「日出ずる国」の反対だから賛成なのだ。
永福図書館の裏にあるパンザマストに設置されたスピーカーから流れる「夕焼け小焼け」の響きがタンジールで聞いたアザーンの響きに似ているもんだから、散歩途中の図書館観覧がボクにとってはモスク礼拝、なんてこと書くとムスリムの方に怒られそうだが、図書館には確かに信仰すべきカミがいた。
夕暮れ時は「逢魔が時」(おうがまどき)などと呼ばれ、人間の時間が退潮し魔性のモノたちが出没し始める境界の時間だと昔の人は考えていた。今でもそのフィーリングは生きていて、その間の魔を感じるためにボクは散歩を繰り返していたである。
「俺が昔、夕焼けだった頃、弟は小焼けだった。父さんが胸やけで、母さんが霜やけだった。わっかるかなァ~? わっかんねぇだろうなァ~…」
夕暮れ散歩を繰り返すと、この松鶴家千とせのギャグのサイケデリックの先にある深いブルースがわかってくる。
わっかるかなァ~?
つづく
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- By harpobucho / Jun 20, 2010 10:11 pm
週末は目がまわる
先週土曜日は河内音頭芸術大学で久しぶりに河内音頭でグルグル回って踊り、あの感覚が戻ってきた。今年は踊りの講習に参加してあの世界にどっぷり足を踏み入れる予定。
その夜はスケバン@中野ヘビーシックに行こうとして入口までニキシン&ペペさんと来たのだがしめられるんじゃないか、とビビりボクだけ帰宅。
翌日は出来立ての「平等の権利とカンナビス」Tシャツ持ってマリファナマーチの会場で露天商。青山公園から宮下公園まで雨のなかのデモ。その間、ずーとユーモア溢れる演説をかまし続けるランキンさんにはホント頭がさがる。偉い大人だ。申しわけないと思いつつもデモを途中抜けして八広ハイチへ。ここは廃工場を開拓して仲間と暮らしながらイベントをやっているディープスポット。久しぶりに来るがとてもいい感じ。ブラジルの呪術信仰カンドンブレの上映会&ライブ&トークというディープ過ぎるイベント。こっちも河内音頭のように踊りながらもグルグル回る世界。
今週は馬橋映画祭とコマモルフォーゼ。毎年出品していた馬橋映画祭だが今年は棄権したので気楽な気持ちで観にいく。コマモ、タダですごいメンツ。東京大学のDJ NOBU! って響きになんかアガる。
今週も目がまわる。
馬橋映画祭 公式ブログ
http://mmf2008.jugem.jp/
Details zum Event:
「KOMAMO ‘09 @東京大学五月祭」
開催日:2010年5月29日(土)30(日)
時間:両日10:00~18:00
場所:東京大学本郷キャンパス 野外特設ステージ(雨天決行、荒天中止)
東京メトロ丸の内線・都営大江戸線 [本郷三丁目]から徒歩5分、医学部前広場
料金:無料(カンパ制)
[DJ]
DJ NOBU
CALM
ALTZ
PEECHBOY
and more!!!!
[LIVE]
やけのはら+ドリアン
DORIAN
WEEKEND
and more!!!
- HarpoBucho
- By harpobucho / May 24, 2010 9:54 pm
河内音頭芸術大学
ここ数年ハマってる錦糸町の河内音頭。今年も楽しみで仕方なくて踊りの講習も受けようと計画中。今週土曜の芸大毛利嘉孝研究室企画はダブステップ芸術大学につづき河内音頭芸術大学!
こんなハマり具合
http://www.rll.jp/hood/text/harpobucho/20090825120850.php
ボンカルチャー万歳です。
河内音頭芸術大学
東京芸術大学大学院音楽研究科芸術環境創造
音楽学部音楽環境創造科プロジェクト5
研究シンポジウム・シリーズ vol.2
◆◇河内音頭芸術大学◇◆
夏の夜の錦糸町、3万人を熱狂させる河内音頭とは何なのか?
シンポジウムと音頭を通してその全容を探る!
日時)
2010年5月22日(土)
入場無料・予約不要
タイムテーブル)
15:00~シンポジウム
17:00~河内音頭(18:00終了予定)
場所)
東京芸術大学 千住キャンパス
(東京都足立区千住1-25-1)
◆LIVE◆
山中一平(音頭)
虹友美(三味線)
山中まり子(太鼓)
◆SPEAKER◆
伊達政保(音楽評論家)
柴山とも子(関東踊り子代表)
鷲巣功(首都圏河内音頭推進協議会議長)
森江宏太(錦糸町河内音頭総合司会担当)
いちばけい(「イヤコラセ東京」管理人)
佐藤岳晶(国立音楽大学・桐朋音楽大学非常勤講師)
毛利嘉孝(東京芸術大学音楽学部准教授)
お問い合わせ)
東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科
毛利嘉孝研究室 geidai5@gmail.com
企画:藤本愛(東京芸術大学音楽研究科博士後期課程)
- HarpoBucho
- By harpobucho / May 20, 2010 8:29 am
朝のつぶやき集4
隣の未亡人3部作。棲家の維持のために労働しているんだよなー。
隣の未亡人 2010年04月28日08:29
引越しの挨拶に行ったときからボクはずっと隣の奥さんのことが気になっていた。表札には奥さんの名前しか書いておらず、どうやら旦那はいないらしい。未亡人だと思う。なぜそう思うかというとそう思ったほうがドキドキするからだ。
特にここ数日はずっと隣の奥さんのことを考えていて、もう想いはあふれんばかりだ。彼女の電話番号まで調べてしまった。いくらお隣さんだからといって夜分にいきなり訪問するのはまずいだろう。とりあえず電話で想いを伝えることにしたのだった。
電話に出た奥さんは、ビックリしつつも隣のアパートに住んでいるボクの存在を認識しているようだった。ボクは思い切って告白することに決めた。
「あのー更新料のことですけど、ホントにお金がないのです・・・・」
つづく
続・隣の未亡人 2010年04月30日08:56
2年間に渡り毎月かなりの額を隣の奥さんに振り込んできた。引っ越した直後から隣の奥さんとは特別な関係に陥り、ずるずると今に至っているわけだが、ここにきて今月は一ヶ月分余計にちょうだい、なんて言い出してきたのだ。もう我慢できない。ボクは受話器を握り締め、隣の奥さんに職場のある上野から仕事の昼休み中に電話をかけてみた。距離をおいて今後のボクらの関係について冷静に話しあうために。
「あの・・・・更新料のことですけど、ホントにお金がないのです・・・・」 困惑した声色を精一杯演じながらボクは続けた。「分割で払うとか、そういうことってできないものでしょうかねえ・・・・」
ある友人が教えてくれたことなのだが、お金がないことをアピールしながら分割でどうでしょう?なんていうオルタナティヴな提案をすると、「まあ、こういうご時世ですからねえ」というマジックワードが出てきて更新料がチャラになるパターンがある、と。
この戦術は「更新料なんてそもそも払う義務はない!」とか「庭付き一軒家でゴールデンレトリバーを飼っているような金持ちに貧乏人のボクがそんな額の金を払う合理的かつ倫理的な理由を説明せよ!」とかいう好戦的な態度を取りたくない穏健派のボクには適していると思われた。
後悔はすぐにやってきた。受話器の向こうから聞こえてきた言葉にボクはかたまった。
「いいですよ。じゃあ、分割でお願いしますね。」
「あ、ハイ・・・・」
つづく
続・続・隣の未亡人 2010年05月07日08:36
隣の奥さんとの関係はついに泥沼裁判へ。
そして裁判官(不動産屋のおばちゃん)の判決は13ヶ月分割の刑!
最初の判決は分割6ヵ月だったんだけど、1ヶ月に1万円も払えません、とみずから刑の延長を求め、毎月5千円、通常の家賃に上乗せして払うことに。
毎月千円の刑にしてもらって、大家さんを馬鹿馬鹿しい気持ちにさせようという作戦もあったのだが、困惑した不動産屋のお姉ちゃんの背後からやってきたプロフェッショナルなおばちゃん(裁判官)の話術にさらっととかわされてしまったであった。無念。
だが、まだ勝ち目はある。更新料の支払い先が不動産屋の口座から直接、隣の奥さんの口座になったのである。隣の奥さんとの直接交渉(なんかやらしい)に持ち込めたのはチャンスである。
隣の奥さんとの深い関係はいま始まったばかりだ。
進展(実は未亡人じゃなかった!とか)があればつづく
- HarpoBucho
- By harpobucho / May 14, 2010 8:32 am
「わくわく動物シネマ」第2弾!
明日の夜21時から素人の乱12号店で「わくわく動物シネマ」第2弾やります! もちろん無料だよー
日時:5月7日(金) 21:00~
場所:素人の乱12号店 エンジョイ北中ホール
(杉並区高円寺北3丁目8-12 フデノビル2F 奥の部屋 (北中通り沿い斉藤電気店向かい) JR中央線高円寺駅下車徒歩7分
http://trio4.nobody.jp/keita/shop/index.html
前回、『アギーレ・神の怒り』を上映するよ!っと大々的に告知したのですが、前座的に見た『ベーブ 都会へ行く』がドープ過ぎて『アギーレ』まで辿りつかずだったので、今回リベンジ上映です!
『アギーレ・神の怒り』のDVDがどこのレンタル屋にもないので、大枚はたいて今日買ってきたよ。VHSで観たことある人もこの機会にDVDの高画質&プロジェクターで堪能しましょう。
『ベーブ 都会へ行く』と『アギーレ・神の怒り』を一緒に鑑賞してその夜悪い夢を見ようというのが当初のコンセプトだったので、今回も冒頭でジェレミー解説による『ベーブ 都会へ行く』ダイジェスト版(15分くらいの辛抱?)からスタートする予定。
動物好きは一緒にわくわくしよう。
- HarpoBucho
- By harpobucho / May 06, 2010 9:30 pm
いい支配、わるい支配
平日夜はドミューンに脳内をジャックされているので、週末の夜はそこから解放されてなんだか自由だ。好きなことができる。でも自分が信じている世界観に支配されるのは悪くないんで、もうしばらくドミューンの支配に甘んじようかと思う。
今夜は五所純子の味平ゲストにChim↑Pom、DJにHIKARUと高円寺テイスト。月曜の夜から遊ぶのが自由だ、と思いグラスルーツの月光に通っていた時代が懐かしい。火曜は高円寺からデトロイトに飛んでデリック・メイ!シークレット解禁。前野健太やLATIN QUARTERも楽しみ。
ドミューン支配いつまで続くのやら。
http://www.dommune.com/
<4/26月> ■19:00-21:00「五所純子の味平 Menu 2」MC:五所純子 GUEST:Chim↑Pom ■21:00-24:00「BROADJ♯38」DJ HIKARU
<4/27火>■19:00-「ele-kingTV3」BACKtoBASIC” MC野田努、村田大造、METAL■21:00-「BROADJ39」SECRETGUEST
<4/28水>■19:00-21:00「ACORESTICS ♯2」 HOST 磯部涼 /LIVE!! 前野健太■21:00-24:00「BROADJ♯40」DJ LATIN QUARTER
<4/29木>■19:00-21:00 「佐々木敦のKRITICALTVVV 2」出演 佐々木敦 ■21:00-24:00 「BROADJ♯41」KABUTO
支配のことを書いたら、職場のことを書きたくなった。ドミューンとは真逆の耐え難い支配の話。
今働いている職場には非常にわかりやすい支配の構造がある。働き始めたときからうっすら気付いてはいたが人類学者のフリをして観察するのに徹していたので楽しんでいたわけだが、ここ最近はボクもその支配の構造の中に組み込まれつつある。エクソダスの準備をしなきゃ。
そこの職場の秩序を維持しているトップの人間(悪代官面)とサシで話す好機があったので、いろいろと文句をつけてみた。最底辺のハケン労働者が管理職のトップにもの申す。上からもの言う人間に対して下からものを言うことの気持ちよさよ。
ハケンの渡りを続けたら『バビロンと乞胸』というタイトルの小説が一本書けそうだ。
- HarpoBucho
- By harpobucho / Apr 26, 2010 9:22 pm
朝のつぶやき集3
銀座三部作。
銀座でーと 2010年04月20日09:02
見知らぬ女性から急に電話があって、来週会えますか?っていうんで銀座で会うことになった。なぜ銀座かというと銀座をぶらぶらすることはあっても異性とお茶をしたことがなかったので銀座を指名したのであった。
カフェに入ると、何を飲みますか?と女性が財布を開いてくれたので、ボクはそれに従った。ロイヤルミルクティーを注文して席へ着くなり、早速オトコとオンナは契約の話。契約内容の確認がそもそも彼女がボクに電話してきた目的だったがボクには違う目的があった。契約の解除である。
生命保険会社の彼女はボクがうっかり昔加入してしまった積み立ての年金保険を解約した場合、いくら損するかを丁寧に説明してくれた。老後の不安を静かに煽りながら。ボクはお返しにベーシック・インカムの実現の可能性を話したのだが、彼女はベーシック・インカムという言葉を知らなかったのでこちらも丁寧に解説してあげた。彼女の顔はパッと明るくなり、それはとてもいい考えですね、支持します、という言葉が返ってきたのだった。
これから会社に戻ってお仕事ですか?大変ですねー、とボクが別れ際に聞くと、いえ、今日は実は半休を取ってますの、とオンナは答えた。
銀座でーとの続き 2010年04月23日08:55
寒い、寒い、寒い。この時期は浮かれた気分で過ごしたいのに! 寒いから文章がのらない。来週の火曜日までこの寒さは続くとアマタツ!が言ってた。
昨日朝、遅刻の恐怖と戦いながら前回の日記「銀座でーと」の続きを書いたのだが、消えてしまったのだから仕方ない。どうやら入力内容の確認の画面から全く違うページに飛んでしまったようだ。何事も急いでやるとうまくいかない。
今日は銀座でーとの女性に今後のボクらの関係について電話をする予定だ。
銀座でーとの終わり 2010年04月24日09:09
電話を鳴らす。5コール目で彼女でる。ボクは言う。決めました、やはり解約します、と。書類は郵送で送ります、と彼女は事務的な口調で答えた。もう銀座で会ってくれないのですね。ボクらの契約関係は終わった。
ということで、年金保険解約してある程度まとまったマネーができるので更新料を払えなくはないのだが、なるべく払いたくない。潜在的失業者にとっては貴重な生活費である。大事に使おう。
- HarpoBucho
- By harpobucho / Apr 26, 2010 7:54 am
Harpo 10th Anniversery
「ほうさい念仏」 遊芸人図屏風の内
昔の日本人はドレッドロックスだったんですね・・・
ハーポ・プロダクション勧進興行
「Harpo 10th Anniversery」
「ハーポ」と呼ばれて気付くと10年経ったのでイベントをやります。何もやりません。
飲食物と芸の持ち込み大歓迎。
日時:2010年4月18日(日) 13時~夕暮れ一歩手前
場所:善福寺川演芸場
(和田堀公園武蔵野園付近)
高座
天気や気分が良くなかったら中止!
でもたぶん大丈夫。
- HarpoBucho
- By harpobucho / Apr 16, 2010 1:29 am
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2010.2.27 反新宿署!高円寺路上大パーティざまあみろデモ 【予告編】-
覚せい剤撲滅プロパガンダ 東映編 -
2006/9/16 家賃をタダにしろ!中野→高円寺一揆!予告編
家賃廃止要求デモ!
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