脱浮き草人生
地に根を張らず、ゆらゆらふらふら浮遊している浮き草にシンパシーを感じていた時期もあったが、今は地にしっかり足をつけたい。大地にグラウンディングしたい。そう思う。しかも場に束縛されることなく、いつでもどこでも自由に深く根を張れる足を持ちたい。
亀と蓮のエロス!
マイ壷の中で日々増殖し続けるアオウキクサに恐怖を感じている。浮き草ライフは、流れのあるところではサーフィンのように気持ちいいが、隔離された壷のなかでは淀んだ都会のように息苦しくてたまらない。メダカと蓮の空気と日光を確保するために毎朝、浮き草を駆除するのが日課になっている。
ベランダに根を張っているローズマリーと猫の足の角度が同じ!
目線を下に向けると、猫がからだ全体で大地に根を張っている。同じ壷仲間でも大きな違いである。動物は偉い。自然に従って生きている。それに比べて自然をコントロールできるものと思い上がった人間の傲慢さといったら・・・
あ、起き上がった。
浮き草の駆除(人工自然のコントロール)をしながら、朝から猫の説教をうける。
せめて人間であることの素晴らしさを感じられるような日々を過ごしたい。
人間だもの。
- HarpoBucho
- By harpobucho / May 18, 2011 10:00 am