チェックチェックチェック
さあ、今日から仕事だ!!!
朝の太陽の光は実に気持ちがいい。ちょうど8時ぐらいの陽光がカフェ・タンジールのモスク(?)に反射してまるでミラーボールのよう。羽を広げた孔雀なんて喩えをしたら大袈裟過ぎるが、なんだか祝福されている気がする。
実は今日が失業生活最後の認定日となるはずの日で、つまり、失業(保険)生活最後の日に労働開始ということになり、その見事な繋ぎっぷりにわれながら感心している。
この2年で合計13ヶ月ものお手当を頂戴していることになり、こんなにシステムをフル活用している人間はそんなにいないであろう。お陰さまでこのようにシューショクすることできた。とてもいい制度だ。まあ、3ヶ月後にまた失業するんだけど。今度は無給の失業だから、また今回のようにうまく繋いでいくしかない。
職場に着く。指揮命令者に支持を仰ぐ。ボクの仕事は印刷物のチェック。朝から夕暮れまで、月曜から金曜まで3ヶ月間チェック三昧。チェックをしている姿を職場の人にチェックされ、さらにはハケン会社の担当者も現れボクをチェック。仕事が終わるとタイムシートにチェックをもらって解放。
いったいこれはなんだろう。本当に仕事なのだろうか。なんか不条理な劇を演じていたら、あまりのロングラン公演のせいでみんな芝居であることをすっかり忘れてしまったんじゃないか、というような妄想に耽りながら、チェックしまくる労働初日。
- HarpoBucho
- By harpobucho / Jan 12, 2011 12:24 am