二度目のカウントダウンが始まっている
カウントダウンが始まっている。
5年ぶりぐらいに大晦日を実家で過ごす。母親の強い要望でテレ東のジルベスターコンサートで2011年を迎える。え、ゆく年くる年じゃないの?と典型的な実家感を味わいたかったボクは少々肩すかしを食らったが、マーラーの「復活」にあわせて幻想的な砂絵が展開されていておもわず目が釘付けになる。母、ナイスチョイス!
美貌のサンドアーチスト クセニア・シモノヴァ
大晦日の放送
http://www.tv-tokyo.co.jp/silvester/
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=518XP8prwZo&feature=player_embedded[/youtube]
ウクライナの亜土ちゃん、すごい。東欧の伝統ある「砂絵」というらしいが、なんだかソウルフルなアニメーションみたい。そもそもアニメ-ションは、ラテン語で霊魂を意味するanima(アニマ)に由来しており、生命のない動かないものに命を与えて動かすことを意味するわけだから、現場で観ていたら絶対に感動するだろうな。彼女は世界金融危機の影響で職を失ったことをきっかけにこの世界に入ったというのだから、金融危機に感謝したい。失業者の希望の星だ。世界を創造する女神だ。
カウントダウンが始まっている。
失業生活の終わりが見えて来た。来週の火曜日からうっかり働くことに。まあ、短期の派遣、いわば出稼ぎのようなものだが、残念がる友人も多いだろう。「ぶちょーは絶対無職のまま生きていったほうがいいよ!」とありがたい言葉をかけてくれるのはうれしいのだが、銭がなければ特に東京では生きていけないのだ。眺めるだけなら申し分ないところなのだが。気流舎の革命的な企みも頓挫。これはホントに残念だ。
こうなるとカウントダウンをどう過ごすかは大問題なわけで、会社員もゆったり過ごす正月は、普段の生活以上にゆったり過ごそうと決意し、酔生夢死をきめこんでいたら、新年のご挨拶が遅れました。
- HarpoBucho
- By harpobucho / Jan 07, 2011 11:37 pm