サマソニが終わりサマパニが始まる!とかなんとか
[youtube width="600" height="361"]http://www.youtube.com/watch?v=zu2YG_O5D6g&feature=player_embedded[/youtube]人様のイメージを勝手に動員して、エディ・パルミエリのサルサで躍らせて、なんとかフェス2010サマパニの告知映像を作ってしまいました。サルサは、歌い踊る肉体しか持っていない無産者の、極めて不安定な情緒のなかに生じるひたすら陽気な恍惚感のためのコンセプト。
[youtube width="600" height="361"]http://www.youtube.com/watch?v=eozZ_f9YVk0&feature=related[/youtube]
サルサとは快楽であり、腰をくねらせて汗を流すことだ。だが、それよりもずっと重大な意味があるものでもある。故郷を離れた世界中の大勢の若いラティーノにとって、サルサは自らのアイデンティティを確認するための手段だ。
サルサはラティーノやほかの人種、民族的グループの多様な宇宙をひとつに統合する力だ。それは私たちにとって、祈りを捧げる教会、町民集会、独身男女の集い、政治集会のすべてを兼ねている。
サルサは、聞き伝えによって学ぶ、ビートに合わせて踊るうちに我を忘れて悲しみを癒す、という太古の昔から続く伝統を継承している。
サルサは「リズム」ではない。「コンセプト」なのだ。開放され、進化し続ける、音楽的、文化的、社会政治的な概念だ。
ウィリー・コロン
- HarpoBucho
- By harpobucho / Aug 10, 2010 1:36 pm