遊びのフレックス制

フレキシブルという言葉は「自由な時間に働きたい!」という労働者側の欲求に応えるフリをした24時間労働状態におくためのバビロン側の魔法の言葉であるわけだが、遊びのフレキシブル化について最近はよく考える。

失業者は24時間、非労働状態(まー日常の些細な労働はてんこ盛りだが)だから、フレキシブルな遊び方を求められる。一人遊びをしている限りでは問題ないが、遊びの相手がフルタイム労働者の場合、失業者は、可能な限り労働者のオフタイムに合わせることが要求される。自分の中にある遊びの段取りを日々再編成するのが失業者の唯一の労働ともいえる。この労働はなかなかやりがいがある。予定を立てては状況に応じてその都度解体して再構築する。その計画と変更のやりくりがひとつの遊びのようなものだ。

「チケット余ってるから行かない?」って電話があったら、それゃ予定変更しますわ。DIYセミナー/ECOメディア・ワークショップ@東京藝術大学に行く予定を変更して、東京都現代美術館へ自転車を漕ぐ。

池田亮司 +/- [ the infinite between 0 and 1] 
http://www.ryojiikeda.mot-art-museum.jp/

展示のボリュームが少なかったけど、満足。最小の労力で最高の喜びを手にするのがボクにとってのECOなわけで。


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  • By harpobucho / May 27, 2009 2:28 am

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