ヘーヒルズ族の日々
桜満開、公園で平日昼間からラジカセで音出しながら、ワイン飲んでたら、自分が貴族のような気がしてくるから不思議だ。平日昼間の河原者的貴族、誰がいったかヘーヒルズ族。オフィス労働者のときに比べると、遥かに優雅で贅沢な時間を過ごしているなあ。思い立って「こだまや」のインドカリーを食べに九十九里浜までドライブしたり。
オフィス労働のストレスは主にコミュニケーションだ。日々、空気を読みながら言葉を発することを余儀なくされる。会話は内容の充実ではなく、形式の洗練さが求められる。企業は採用時にやたらコミュニケーション・スキルの高さを求めてくるが、それはコミュニケーションが優秀な管理ツールだからだ。不機嫌な職場はゴメンだが、ご機嫌な職場も善意に満ちているだけに、たちが悪い。自分がまたその世界に戻るために活動中なのが不思議だ。人間は懲りないなあ。
今日、ハローワークでラブホテルのフロント業務の求人を見つけた。3日に1回の出勤で月給はフルタイム並み。毎回働くと2連休と考えると、毎日が金曜日だ。それも考えものだな。だが、観察者にとってラブホは退屈しない職場であることは間違いない。それに『さらば青春の光』のスティングみたいでバビロンワークとしてのホテルマンには妙な憧れがあるものだ。
と、最近は「労働」のことを常に考えながら、遊んでいるわけだが、春風のラブステージで「働くおっさん劇場」の野見さんが踊っているのをみたときは目を疑った。アシッド感のある親父だと思ってたらやはりそうか。
働くおっさん劇場第1回野見隆明48歳自己紹介
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思わず労働の相談をしたい衝動に駆られたが、ギャルグループに発見され、握手やらハグやらでマレビト的な歓迎を受けて喜んでいる野見さんの姿を見たら、彼の仕事を邪魔してはいけないと思ったのだった。
- HarpoBucho
- By harpobucho / Apr 07, 2009 12:01 am