東京にいて外国
仕事帰りにセルバンテス文化センター内にある日本一名前がかっこいいであろう、フェデリコ・ガルシア・ロルカ図書館に行く。日本語の本も少しはあるが、ほとんどがスペイン、ラテンアメリカの原書。読めないのでビジュアル本をパラパラしてみる。DVDやCDもあって受付に声をかければオーディオ・スペースで自由に視聴することができる。しかし、受付にいるのは日本人ではなく、スペイン語を話すお姉さんがいて、何か試されているような気分になる。
その後、
新宿の大戸屋でカキフライ定食を注文。レジは中国の方、水を運んでくれたのがヒスパニックっぽい方、定食を持ってきたのが韓国の方、厨房からはアフリカ系の方が出てきた。しばらく来てなかったが、なんだか大戸屋に通いたくなった。
その後、
アップリンクで反バビロン集会。マルーン救世軍が今まで蓄積してきたセレクト武器を大放出。ロッカーズのラストシーンのゲットーの住民みたいなテンションでそこに群がる。洋服、レコード、漫画、貴重本、激レアポスターなどいろいろ反バビロングッズをゲット。全部タダ。昨日やった10.21新宿騒乱40周年集会のショボさを激しく反省するくらいに、太っ腹すぎる贈与イベント。
ポール・ボウルズの声が入ったカセット・テープが一番の収穫。ただおっさんが話していて、モロッコ音楽がたまに鳴るだけともいえるが、そのテープの存在がやばい。ラジカセで再生して、甘いミントティーを一口飲んだ瞬間、タンジールでの記憶と感覚がいろいろ甦ってきた。プルースト現象ってやつね。
ということで、
タンジールTシャツを「世界の都市シリーズ」第一弾としてRLLで出すことに。
- HarpoBucho
- By harpobucho / Oct 23, 2008 7:27 am