平凡社の非凡な表記
「彼らは麻薬と宣伝活動にすっかり心を奪われ、幻でしかない希望におぼれ、どんな現実ともほとんど関わりをもたない。いわば哀れな人々である。彼らの健康はきわめて良いようであるが、それは彼らが効能を信じているガンハのためではおそらくないであろう。しかし彼らの精神的水準は低く、本物の狂人もまれではない。」
オリエンタリズムに浸りたくて、図書館で借りてきた平凡社の大型本「世界の民族5 大西洋・カリブ海」からジャマイカのラスタファリアンについての記述を引用。1979年の発行の本。人類学者の描写が酷すぎてこっちの期待に応えすぎ。
「麻薬」を「テレビ」に、「宣伝活動」を「消費活動」に、「ガンハ(ガンジャ)」を「ネオリベ」に置き換えてみると、今の日本にも通じるかも??と明日祝日にも関わらず仕事に行かなきゃいけないスーダラスタは思ってみたりする。
カンフーでバビロン(人類学者)に反撃!
KUNG FU SELECTION
- HarpoBucho
- By harpobucho / Sep 23, 2007 2:49 am