唖とめくらを売り物にする優良企業

カナダのドキュメンタリー映画『the corporation』は、企業がとんでもないサイコパス(人格障害)であることを暴いている。たとえば、こんな症状。

・他人への思いやりがない
・利益の為に嘘を続ける
・人間関係を維持できない
・罪の意識がない
・他人への配慮に無関心
・社会規範や法に従えない

しかし、例外もある。勝新太郎率いる勝プロダクションは、最後の項目を除けば、上記に当てはまらない。故に勝プロは倒産した。資本の倫理においては、健康ゆえに倒産するということもありうる。勝プロは世界で一番素敵な会社だったと思う。ボクがメールアドレスにしているくらいだもん。

佐川サンタがクリスマス・プレゼントを届けてくれた。クリスマスに届くタイミングにヤフオクで落札したんだけどね。

もはや観ることが不可能といわれた、幻の時代劇ハードロマン!
鬼一法眼

2ボックスセットで6万円もするものを、26,000円で落札。いい買い物したぜ。油ののりきった若山富三郎主演、そして弟の勝新太郎が製作、出演、そして主題歌までサポートしてる。世界最強の兄弟コンビの作品がつまらないはずがない。

この作品のテレビ放送時のタイトルは『唖侍 鬼一法眼』。唖(おし。差別語は変換できないからメンドー)がAランクの差別用語なんで商品名としては名乗れない。でも商品の中身は、ちゃんとタイトルバックで、でっかく「唖侍」と出る。こっちがメインタイトルなのだ。弟がめくら役を演じれば、兄貴は唖役を演じる。なんて身障フェチな兄弟なんだ。


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  • By harpobucho / Dec 26, 2005 2:19 pm

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