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ホフマン博士100歳誕生日記念

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LINER NOTES

幻のデッドストック品が2006年の師走のどさくさに紛れて流出!

2006年夏、日本最大ロックフェスのレイヴスペースで販売予定だったこのTシャツは、普通のロック・ファンにとってはあまりにマニアック過ぎ、イカれたパーティ・フリークにとってはあまりに本質的過ぎる、という大人の諸事情で採用がボツとなり倉庫に永らく眠っていたものだ。しかし、われわれは、この人物の誕生と偉業を、彼の生きているうちに讃えるべきではないか、という判断のもと、限られた枚数ではあるが、世に出すことを決意した。

アルベルト・ホフマン博士(1906-)。このシェーポーズの変なおじさんこそが、実は現代社会における最重要人物の一人なのである。意識の分野における革命家である。このTシャツは2006年1月11日に100歳の誕生日を迎えたホフマン博士の誕生と、彼が「私の世話のやける子ども」と呼ぶリゼルグ酸ジエチルアミド(LSD) の誕生を祝福する目的で作られた。これは人類における大発見なのだ。

ホフマン博士は1938年、当時所属していた製薬会社で、麦につくカビの一種「麦角菌」が生成する麦角アルカロイドの研究中にLSDを発見した。 43年4月、指についたLSDを偶然口にしたところ、幻覚症状を経験。3日後に量を増やして服用し、LSDに幻覚作用があることを発見した。この発見がその後のユース・カルチャーにどのような影響を与えたかは、ここで語るまでもないだろう。

LSDの発明は、何もヒッピーやレイヴァーたちだけの特典ではない。アップルコンピュータ社の共同創立者であるスティーブ・ジョブズ最高経営責任者は自身のLSD体験を「人生で実行したとりわけ重要な2つか3つの事柄のうちの1つ」と評している。あなたが常に携帯しているiPodも実はLSDの産物かもね!

ボディの色は白。すべての人類に良いトリップを! 博士、お誕生日おめでとー!


  • Pot | Respect
  • Tag:
  • By intellipunk / Dec 16, 2006 11:23 am

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