RLL18
Frantz Fanon
新たなるレヴォ・アイコンになるか!? フランツ・ファノン(1925-61)とその主著『黒い皮膚・白い仮面』登場!
フランツ・ファノンは、カリブ海のフランス領マルチニック島出身の思想家・革命家。フランスで精神分析を学び、アルジェリアに精神科医として赴任。アルジェリア独立戦争で革命家となり36歳で白血病で亡くなる。マルコムXに影響を与えブラック・パンサーに愛読されたゲバラと並ぶ存在。
「ニグロは存在しないし白人も同様に存在しない」とファノンは語る。『黒い皮膚・白い仮面(Black Skin, White Masks)』は黒人の精神的疎外のプロセスを分析する名著。「人種」は「白人」の発明である、ニグロの劣等感は実は集合的無意識として機能させられている。その呪縛から個々人が解放されなければ社会構造は変らない、と喝破する。
植民地的心理をグローバリズム下の実存としてトレースし直すのもこの時代にアリなのでは? RLLは、ファノンを最大賞賛するストレートなデザインにしました。背中には著作リスト付き!
ボディの色はサンド・カーキかスレート・ブルー。ファノンの「第三世界論」をイメージして。
- Demo&Protests | Respect
- By intellipunk / Aug 31, 2005 10:37 am