RLL11
fascism≒Globalism
社会派ドキュメンタリー映画『ザ・コーポレーション』の中で、ナチスが台頭した背景にIBMやコカ・コーラなどのグローバル企業が一役買っていたことが暴かれてる。IBMは、ユダヤ人を収容所に管理するために、コンピュータの前身である「IBMホレリス・パンチカードマシーン」を提供し、技術面でホロコーストに加担した。ナチス政権下のコカ・コーラボトリング社は反独感情により米国の本社からコーラの原液の提供をストップされ、工場を稼働させるため何でもいいからそこらへんにある材料で飲み物を作った。ファンタの誕生秘話である。このように、グローバル企業はナチス政権のもとで恐ろしいほどの利益を上げたのである。フォード社やスタンダート石油、GMもナチスとの関係が深い(「ナチスとアメリカ企業の協力関係」)。
映画『ザ・コーポレーション』では、すべては利益のために動く企業を一人の人格として精神分析を行うと、完璧な”サイコパス(人格障害)”であるという診断結果を下している。
RLLクリニックによるグローバル企業へのセカンド・オピニオンは下記のとおり。
卍ブランドの熱狂的なナルシズムにおいてナチズムである
卍圧倒的なポピュリズム消費主義において全体主義である
卍快楽市場を誘導する寡頭政治においてファシズムである
卍越境する資本の破壊と同義的な開発において侵略である
卍隠蔽された内部植民地との関係において帝国主義である
処方箋の色は白と黒。100社にも及ぶグローバル・ブランド企業の非情さを斬りまくる『世界ブランド企業黒書―人と地球を食い物にする多国籍企業』と併せて服用を!
sold out!!
- Demo&Protests
- By intellipunk / Aug 03, 2005 10:14 am