RLL10
唖蝉坊
明治から昭和にかけて活躍した演歌師、添田唖蝉坊は、高田渡やソウル・フラワー・ユニオンがカバーする元祖レベル・ロッカー。あの大杉栄がいた当時のアナルコ・シーンにも顔を出したユーモアとイロニーの名手。その精神を今に引き継ぐ大熊ワタル率いるシカラムータのバンド名は、尊敬する唖蝉坊の墓碑に書かれた「鳴かない蝉」に由来している。
RLLは、レベル・ミュージック繋がりで、世界のパンク/HCに多大な影響を与えたアナルコ・パンク・バンド、CRASSのデザインスタイルを転用。さらに明治40年の路上ヒット・チューン「ああ金の世」の一章節を背中に刻みました。
ボディの色は白。拝金主義を呪い、労働の拒否を呼びかける過激なアジテーションが背に入ったこいつをワイシャツの下に潜ませ、職場でささやかな抵抗を!
- Demo&Protests | Music | Respect
- By intellipunk / Jul 12, 2005 3:08 am