Wearable Ideas RLL

RLL & RL66


今夜はマイミクのプラナちゃんがやっている吉祥寺のBAR 126RでのLa Mano Fria&CrewのBook&CDのリリースパーティーに行ってきました☆ いや〜楽しい時間が過ごせました、126Rいいお店です!

126BAR (三鷹市 吉祥寺 本町1-25-6 2F)
吉祥寺駅北口に出ます。出口でてすぐ右に交番があります。その交番&ガード沿いに右にまっすぐいきます。左に壮快薬品と100yenパーキングがあるので、そこを左にまがります。まっすぐ行くと、左に三味線PUB芸能人、というのがあるのでその隣のビルの2Fです。 check it out!


Beta Bodega/LA MANO FRIAはマイアミ発のhiphop/electroのレーベル。音もビジュアルもかなりRLLがシンパシーを持っている彼等の活動。政治と音楽と悦〈joy〉が重なったところに何か共通点を感じてます。

今回リリースした3作目(視聴あるよ)はArtbookが充実していてとってもよかった! っつうか、このBOOKはかなりRLLのカタログイメージに近いなー。キューバやNYのプエルトリコ祭やメキシコの写真に彼のグラフィックが絡む! でもカジュアルに快楽としてのポリティクスが刻印されている。おまけに日本のリリースレーベル名がRL66っていうも凄いシンクロ、嬉しくなってしまうね〜

中央線マルチチュードの盟友deepthroatXのterraD/A君と一緒にLa Mano Friaことstevenへホントに拙い言葉でアプローチ。彼とちょっとだけ政治の話をする。彼の母の祖国コスタリカ〜エルサルバドルの内戦のこと、父の祖国のコロンビアへのアメリカがおこなったコロンビア計画のこと、話題のチャベスのこと。そして中野〜高円寺で今度の16日におこなうサウンドデモのこと。もしかしてstevenも当日来てくれるかもしれない、という流れにもなって少し期待しちゃう。一応日本で一番アナーキーでファンキーなパーティーと説明したけれど、彼には高円寺ニート組合のこの祭はどんな風に映るのだろう…すっごい興味もってくれたみたいだったけど。
RLLを日本のカルチャージャマーとして自己紹介して彼とがっちり握手、ここにRLLとRL66の友情(?)がうまれたとさ。とにかく彼にマイミク申請してみたYO☆


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  • By intellipunk / Aug 30, 2006 3:45 pm

阿波踊り乗っ取りパーティ!

阿波踊りの強烈なヴァイブレーションを利用して、自分たちでパーティをやっちゃう。素人の乱、やっぱすごい。飲み屋のセピアはもちろん、なんと向かいのリサイクルショップでも同時進行爆音パーティ。素人の乱の旗の前に立つM.I.A。商品の中で踊るマハラジャ。バビロンのいない世界。国籍の溶け合った有象無象の群れ。ありえない光景。書けない、書けない、昨晩の出来事はあまりに××××××。北中通りは完全に一時的自律ゾーン。バツでキマったニセの友愛とは正反対のYOU&I。人との繋がりだけが世界を変えるんだな。あーやっぱ書けない、書けない。とにかく今日は一日すごく鬱な気分だった。全部昨日のせいだ!ファック!

くだらないことについて、おもしろおかしく書くのは結構得意な方だが(テレビ番組についてとかね)、本当に素晴らしい体験ってやつはどーしても言語化できない。どうしたって体験って奴が一番の権威だから。昨日の体験にしばらく勝てそうにない。過去に負け続けるなんてホントにヘコむ。

蕩尽としてのデモ?
これしかないのか。


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  • By harpobucho / Aug 28, 2006 4:48 am

COSMO

高円寺阿波踊りが、今年は前夜祭がないので26/27日に行われますね。でそれに乗じて、COSMO(akaDOMスタ祭)- 一夜限りの復活 -が12-12Hで久々に開催されます。あまりにヤバいイベントで告知は控えているみたいですが。
それに法政公開講座「平岡正明のDJ寄席 芸能の真相/深層」にも出かけます! こちらもヤバい平岡さんのトークショウです

さてこの時代はポスト・フォーディズム期。
ロックンロォルはフォーディズム(流れ作業による大量生産工業化)の為のBGMとして、アメリカ生活様式のグローバル化とともに広がっていった。ビルボードトップ10というポップミュージックの商業規格によって一つの商品としてロックンロォルは、世界のフォーディズム化とともに世界音楽化していった。しかし英米のポスト・フォーディズム化によって、ロックンロォルはフォーディズム的性格の変容をせまられながら衰退、マイケル/マドンナ/プリンスといったスーパースターが現れる。
80年代英米でのネオリベ新自由主義化とポスト・フォーディズム化はパラレルな現象だった。その変化によって工業都市は過疎化しアンダークラスを寄せ集め若年ホームレスを作り出しinnercityとなった。そこではinnercityのcommunity musicとしてhiphopとpunkHCが紡がれた。新しい打ちのめされた世代の共同体の音楽だ。
ネオリベの第三世界抑圧の象徴としてのcommunity musicであるreggaeやinnercityのポスト・フォーディズム化したマイノリティのcommunity musicであるhouseやtechnoをそこに入れてもいいだろう。
ポスト・フォーディズム化したこの20年以上前から、音楽はinnercityのcommunity musicから吸上げポップミュージックの商業規格へ作り上げながら進んでいる。
アンダークラスの若者が感情労働かホームレスか犯罪かの選択を迫られながら、紡ぎ出す仲間との朋友愛としてのcommunity music。そしてメディアトライブのトラベラーと混ざったアナルコ・パンクなHXCXPUNK。それしか今は音楽は信じてはいない、ポップミュージックの購買的世界革命に惹かれる気持ちもあるのだけれどね。

ジャック・アタリの「ノイズ」におけるポピュラー・ミュージックの定理を僕は支持する。音楽は常に来るべき時代の像を如実に先取りする。ポスト・フォーディズム期を先んじたpunkHCがロックンロールにとって、ただのサブジャンルではなくなったことが、意味深い。フォーディズムからポスト・フォーディズムへとは、プロレタリアートからマルチチュードへ。community musicが肝!



RLLとして高円寺の最深部へコミットしはじめて1年半。高円寺の事情通でCOSMO主催のYXOXSXYXと最近話をするようになった。ただのお客としてドムスタ祭に行っていた頃は考えられなかったけれど、RLLの5月の自主イベント「スバラシキナカマ」に飛入りで彼が発言してくれたりして交流出来たのがポイントかな。高円寺のcommunity music sceneに少し近付けて、正直嬉しい。明後日は楽しみだ。


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  • By intellipunk / Aug 25, 2006 3:32 pm

平岡正明のDJ寄席 芸能の真相/深層

左翼芸の巨匠、平岡正明と左翼芸の駆け出し芸人RLLの貴重なセッション!。フライヤー製作インテリパンク、当日撮影∞、プロデューサーハーポ部長。
ぜひ、来てちょーだい!


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芸能の真相/深層 —平岡正明のDJ寄席 第2弾—

 現在、芸能界は空前のお笑いブームですが、はたしてその中に本物の「芸」を持っている芸人は、いったいどのくらいいるのでしょうか。このような時代にこそ、本物の芸能の正体を明らかにする作業が必要になっています。そこで芸能の本質を握る男、平岡正明氏をお招きし、2回に渡り、芸能の真相(幅広さ)と深層(奥深さ)を体感してもらいます。
 講義方法は、前回の「都市に響く音」で大好評だったDJ寄席スタイル。黒人芸能から生まれたDJスタイルと、日本が誇る伝統芸能である噺家スタイルを融合することで、本講座自体が新しい芸能のスタイルになることを目指しています。


DJ寄席とは?
 100冊以上の著作を持つ全身評論家、平岡正明が自己の記憶をクラブDJのごとき手法でアクチュアルにリミックスし、噺家のごとき語り口で、ディスク・ジョッキースタイルで展開するスウィング・トーク。レコード、カセット、CD、ビデオ、DVD、あらゆるメディアに平岡正明の肉声が対するスリリングなインプロヴィゼーション芸。


8月26日(土)『芸能の真相』
音楽、落語、新内、浪曲、大道芸、そして芸能界。古今亭志ん生からタモリまで、時間の許す限りあらゆるジャンルの芸能の達人を縦横無尽に紹介する。

9月2日(土)『芸能の深層』
芸能の本質を深くえぐるスキャンダラスな内容。ジャズなどのレコードを回しながら、それをインスピレーションにして、平岡流芸能論をとことん語り尽くす。


平岡 正明(評論家)
●略歴
1941年生まれ。早稲田大学文学部露文科中退。『鞭靼人宣言』で衝撃的に登場して以来、革命・犯罪・ジャズ・歌謡曲・浪曲・映画・文学など、あらゆる分野を対象に脱領域的な批評活動を展開。著書に、『ジャズ宣言』、『タモリだよ!』、『山口百恵は菩薩である』、『美空ひばりの芸術』、『大歌謡論』、『新内的』、『浪曲的』、『大山倍達を信じよ−ゴッドハンド本紀』、『大道芸および場末の自由』、『変態的』、『中森明菜 歌謡曲の終幕』、『三波春夫という永久革命』、『座頭市−勝新太郎全体論』他多数。2001年には100冊におよぶ著作のアンソロジーとして四方田犬彦編『ザ・グレーテスト・ヒッツ・オブ・平岡正明』(芳賀書店)が出版された。近著に『大落語〈上〉〈下〉』(法政大学出版)、『哲学的落語家』(筑摩書房)、『志ん生的、文楽的』(講談社)等がある。


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  • By intellipunk / Aug 15, 2006 10:29 pm

部長、『ソトコト』にカルチャー・ジャマーと認定される。

ボクの有名な口癖に「ロハス!」(「健康と持続可能な社会に配慮したライフスタイル」って意味)ってのがあるんだけど、この言葉を流行らせた権威ある雑誌『ソトコト』に、われらがハーポ部長(=ボクの一部)が、日本を代表するカルチャー・ジャマーとして認定されました。ハハハッ!笑いましょう。どうも!ボクがカルジャム界の権威です。以前、某カード会社の「東京VIP」というサイトで、重要人物のように紹介されたときと同じような快感ですね。ライターとの共犯関係を結ぶような気持ち。

えっ!部長ってそんなお洒落なことしてたの?って驚きのあなた!ボクがカルチャー・ジャマーたりえているのは、ほとんど何もやっていないインチキ野郎であるにもかかわらず、ちゃっかり、カルチャー・ジャマーの第一人者のように取り上げられちゃっている、そのことにおいてジャマーなのです。

実際に雑誌を手にとって書評のコーナーを印字で読んでいただいた方がおかしくて良いのですが、ライターさんに許可をいただきましたので、ここに掲載させていただきます。

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エコ活動の手段、 カルチャージャムってご存じ?

『さよなら、消費社会 
カルチャー・ジャマーの挑戦』
著:カレ・ラースン 
訳:加藤あきら
大月書店刊 2310円(税込)

ソトコト読者ならば、『アドバスターズ』という雑誌の名を一度は耳にしたことがあるかもしれない。本著は、『アドバスターズ』の設立者、カレ・ラースンによるカルチャージャム論だ。カルチャージャムとは、メディアと消費とエコロジーの因果関係に目覚めた者のための、文化闘争における抵抗のデザイン術&頓知術。和製ジャマーのハーポ部長によれば、カルチャージャムの定義は「ひねりの効いた頓知で、偉そうな奴ら(制度)をギャフンと言わせる行為」。精神的先駆者として、ダダイストやシュチュアショニスト、パンク、フルクサスらを持ち、知的で芸術的な創カルチャージャム造的破壊を手段にした、アナーキーでユーモラスな精神を持つムーブメントなのだ。
 カルチャージャマーたちが狙う敵は、新古典派経済主義者たちの理論。「地球のキャパシティには限界がない」(世界銀行の前チーフエコノミスト)、「世界は天然資源がなくともやっていける」(ロバート・ソーロー)と不埒な説で無駄な消費をあおり、自然環境のみならず、市民の精神的環境を破壊してきた消費主義文化を転覆させちゃうのがジャマーたちの目的。現在、ジャマーのゆるやかなネットワークは世界中に広まっている。普通の市民から、エコロジスト、エコ企業家、詩人、哲学者、スローフーダー……。しかし、邦題の『さよなら、消費社会』というのは、ちょっとアンクールだ(原題は『Culture Jam』)。


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  • By harpobucho / Aug 10, 2006 4:50 am

ニート・フリーター・マルチチュード

僕達がやってるRLLが先月末発売の音楽誌「remix」9月号に掲載されてます! そろそろ店頭から見当たらなくなりそうな時期なんで、転載とかしちゃいます!

516YGC43XEL._SS500_.jpg ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ニート・フリーター・マルチチュード(remix2006.9/p117)



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Tシャツ販売もする詩的テロリスト
RLL(Radical Left Laughter)
文:一色こうき



 「wearable idea」(着る思想)というコンセプトで一癖も、二癖もあるデザインのTシャツを、頓知と、サービス精神と、思想フェティシズムでもって日夜、生産し、販売し、街に「アナーキーな記号をBomb」することを狙った自称“詩的テロリスト”—ラジカル・レフト・ラフター、通称RLL。けしてムズかしい奴らではない。むしろ女の子にたいする誠心誠意の態度/眼差しを見ていると、普通の男の子、またはモテたい文科系男子のよくある手管を、ちょっとひねって、知的に洗練させて、おしゃれに加工するとこうなるだろうって実は判りやすい人たちなのです。それは、例えばDJを倣い始めるときの男子の心境に近い。そして、RLLにとっての成果物であるTシャツは、DJ時のセオ・パリッッシュなみの知的体力と、想像力と、ユーモアでもって、爆笑と、快感を与えてくれる。

 RLLのメンバーは3名。インテリパンク、∞+∞=∞、ハーポ部長……?????……。って改めて紹介しようとすると、初耳の人にはまずこの名前からして度肝を抜かれることと思う。サクッ、と3名の役割は「インテリパンク=ラジカル(R)」「∞+∞=∞=レフト(L)」「ハーポ部長=ラフター(L)」。それで、RLL! 彼らの音楽の趣味の話をしよう。一言でいってしまうと、インテリパンク氏は、ロック、特にパンク。∞+∞=∞氏は、サウンド・デモ。ハーポ部長氏はレゲエで、もちろんそれぞれ他の音楽への許容範囲も広いが、とくにいま述べたジャンルへの傾倒は深い。パーティ・ピープルのように毎週末、ダブやハウスのパーティに出掛けるハーポ部長。サウンド・デモでDJをやってしまう∞+∞=∞。恰好からパンクスを滲ませるインテリパンク。それぞれ音の現場へのコミットも過熱気味で、だから、彼らはTシャツの販売の場を、都内クラブ・パーティーや、野外レイブに求めたりする。因みに、まもなく公開予定のWEBでもTシャツの発注ができるので、興味のある方はここを覗いていただきたい。→RLLホームページ・http://www.rll.jp/
 某国立大学での講演、カルチュラル・スタディーズの国際シンポジウム・〈カルチュラル・タイフーン〉でのプレゼンと、その活躍は、クラブやレイブに留まらず、エスタブリッシュメントな文化活動へも広がっている。さて、そんな彼らのアイデアが、Tシャツとしてどのように具現化されデザインされているのだろうか。
 そこにプリントされるのは、まず人物として、大杉栄、C.L.R.ジェームズ、ダダカン、ハーポ・マルクス、フランツ・ファノン……と判る人は思わずニヤっと口許を弛めてしまうラインアップ。また、斬新なのは、「概念」がプリントされている点で、T.A.Z(一時的自律ゾーン)、スペクタクル社会、トライブ、リゾーム、プロ・シチュ、サバルタン……と現代思想、カルスタ等の概念が、ポップでキッチュでオサレなデザインとして可視化されている。また、アレスト・イズ・クライム、リメンバー・シアトル1999、ヤマ・アッタク・トゥ・アタック等、政治的な内容を含むものもある。もし少しでも興味が沸いたなら、上記ホームページ、またはミクシーで“RLL”と検索してみてほしい。
 RLLのTシャツは、20世紀対抗文化の多様性を再確認させてくれる。文化や音楽に“政治性”を全く問わなくなった昨今、じつはそのような状況は文化/音楽の一側面でしかないのだ、ということを証左してくれている。もちろん、政治性が皆無でも宜しい。ただ、現況の日本で“政治的”であるということは、管理権力の微細な暴力に自覚的であるということ。逆にいえば、“政治的”な側面が皆無である、ということは、この微細な暴力に無自覚、さらにいえば権力に絡め捕られている可能性すらあるのだ、ということはハッキリといっておきたい。RLLは、このような潜在する管理権力の暴力を可視化することに長けている。そのTシャツを、その思想的背景とともに纏って、ストリートに飛び出そう。このことの意味を噛み締めて知ることができる。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


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  • By intellipunk / Aug 09, 2006 2:11 am

貨幣を燃やす奴が好きだ。

ダダカン、セルジュ・ゲンズブール、KLF、あと誰だ?とにかく金を燃やしてしまう人間がたまらなく魅力的なのだ。お金も燃やすような奴は絶対面白い人間なはず!できれば、ボクがそーゆー人間になりたい。労働で稼いだ給料を社長の目の前で燃やしてやりたい。一万円札を一枚一枚燃やしながら、六本木ヒルズ周辺をKLFを大音量でかけてサウンド・デモしたい。

このニュースには驚いた。

岐阜県職員が裏金400万燃やす、個人など2億円保管

 岐阜県の組織ぐるみの裏金問題で、県は3日、県庁内で裏金を集約した1998年度の時点で、県教委分を含め、4億4100万円の裏金が存在していた、と発表した。

 約2億2700万円が職員組合の預金口座にプールされ、残り約2億1400万円は各課や個人が保管していた。

 うち約2億円が職員組合や職員の飲食、慶弔費、タクシー代に流用されたほか、約500万円が焼いたり、捨てられたりしたことも判明した。

 この約500万円のうち400万円は、問題の発覚前に県教委の職員の1人が焼却処分にした。知事部局では、98年から2001年にかけて総額約100万円を、2人の職員が焼却したり、3人が事務所のごみに混ぜて捨てたりしたという。「担当者が何らかの理由で、保管しきれなくなり、苦悩の末に処分したとみられる」(原正之副知事)という。


ボクはこの岐阜県職員に激しく嫉妬する。
誰か燃やす金ください。


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  • By harpobucho / Aug 06, 2006 4:53 am

オルタナティブ・スペースの思想と実践 〜00年代のムーブメント〜


オルタナティブ・スペースの思想と実践 〜00年代のムーブメント〜


パネリスト
平戸潤也(SOHOワーカー)
平田栄一朗(慶応大学助教授・ドイツ演劇)
RLL〈Radical Left Laughter〉(文化政治ユニット)
大岡淳(演劇批評家)

〜文化・芸術は越境できるか
文化・芸術活動の多様化・細分化・専門化が進み、誰もが自分の好みに閉塞する「おたく」と化しつつある現在。個別の領域を越境して、開かれたコミュニケーションを実践するためには、そのようなコミュニケーションを成立させうる〈空間〉が必要である。ここではそのような、複数のジャンルがクロスオーバーし、コラボレーションを展開する〈空間〉を〈オルタナティブ・スペース〉と規定し、国内外における様々な〈オルタナティブ・スペース〉の活動を、映像資料を交えて紹介しながら、その思想的意義について検討する。〔モデレーター:大岡淳〕

8月13日(日) 10:00〜12:00



●演劇人会議・文化芸術サロンとは?
演出家・鈴木忠志の呼びかけにより、利賀サマー・アーツ・プログラム2005において発足。多様なジャンルの創作家、批評家、実務家が結集し、時代と切り結ぶ先鋭な〈表現〉および〈発言〉を模索中。東京で毎月1回会合を開き、あらゆる問題を俎上に載せて討議している。その成果の一端は、雑誌『演劇人』第22号に、サロン参加者の原稿が並ぶという形で披露された。発足から1年を経た今回は、初のイベントに挑戦する。




アキバのサウンドデモに行ってきたんですが、夏に弱い北国育ちのおいらには過剰警備よか、きつかったですな。いつも通り踊りまくったけどね。

サウンドデモ自体は、渋谷の警察権力の戦闘体制(平井玄さんがどこかで話ていた、警察のデモ対応の新宿化)と比べたら、過剰警備だったけれど穏便に済んで、ほんとによかった☆ これは主催の実行委員の皆さんの努力の賜物ではあるんですが、詳しくは(http://sounddemo.nobody.jp/j/reclaims.html)に申請顛末があります。これは多くの人に読んで欲しいトピック。民主主義に対してシステム障害を起こしている理不尽な警察犬力のアホ犬ぶりが見えますワンワン。

で、サウンドデモについての僕らの報告は今夜日曜22時から放送してる「RLL+Dr.トラメガのレヴォリューション・ポップ・ラジオ」でしますんでヨロシク。RLLクルー∞+∞=∞のDJは、いったいどうだったのか?! ハーポの妄想はどんなだったのか?! 乞うご期待!!!





で〈文化=政治ユニット〉RLLですが、なぜかサウンドデモずいてます。
今度は、8/13に演劇系シンポジウムで「サウンドデモ」をリプレゼントします。

といっても舞台は東京じゃなくって、富山県の山間で開催される〈利賀サマー・アーツ・プログラム〉という舞台芸術財団演劇人会議主催の国際演劇祭。かーなりデカイ国際フェスに演劇の合間に行われる「利賀文化芸術サロン特別企画 身体から空間へ〜芸術的実践の歴史と現在〜」というシンポジウム、その最終日の「オルタナティブ・スペースの思想と実践〜00年代のムーブメント〜」というテーマに出演します! 

「サウンドデモ」への熱の無いハーポ部長を蒸し暑い高円寺に置いてけぼりにして、今回DJもしたサウンドデモコミュ管理人のLEFTこと∞+∞=∞とB感覚ジャンキーのRADICALことインテリパンクが、涼しい富山に乗込みます! 10日から向こうに出演者待遇でアゴアシマクラの演劇三昧してきます。

反戦が一旦遠いモノになりつつある世間、DJ逮捕とほぼ同時期のギャル商業サウンドデモという現象。そこからサウンドデモの新しい波を感じるRLL。そこでサウンドデモネットワーク結成をも目論みつつ最近活動する、RLLの最初の妄想レペゼンになりやんす。「もしもし」Tシャツもそんな一環なんですがね。とにかく伝説の数々が生まれたサウンドデモ映像も上映しつつ「政=祭」の快楽を放談してきます! 多分演劇関係でサウンドデモに参加した人は少ないだろうし、お客さんは現代思想の知識もあると思うので、かなりアゲアゲでハイブロウで不誠実な妄想をバラまいてこようかな、と思ってます!!

20分程度に編集したサウンド・デモの映像、中身はこんな感じ。
2006年2月24日、高円寺『三人デモ』
2005年8月20日、高円寺・中野『放置自転車撤去反対!オレの自転車を返せデモ!!』
2005年9月11日、京都『反戦ミュージック』
2004年11月23日、大阪城公園〜京橋『早起き大阪城』
2004年6月6日、名古屋 栄 『discharge your anger!』
2004年2月22日、渋谷『BLOCK KOIZUMI!! NOT THE STREET!!』
2003年10月19日、京都『解放どすえ』
2003年5月30日、渋谷『有事法粉砕 STREET PARTY TO DEMONSTRATION』


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  • By intellipunk / Aug 06, 2006 3:53 am

RLL28

もしもし

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  • By intellipunk / Aug 03, 2006 11:07 am

かるちゃ

[用法]文化・文明——「文化」は民族や社会の風習・伝統・思考方法・価値観などの総称で、世代を通じて伝承されていくものを意味する。◇「文明」は人間の知恵が進み、技術が進歩して、生活が便利に快適になる面に重点がある。◇「文化」と「文明」の使い分けは、「文化」が各時代にわたって広範囲で、精神的所産を重視しているのに対し、「文明」は時代・地域とも限定され、経済・技術の進歩に重きを置くというのが一応の目安である。[大辞泉]

文明は物質的であり、文化は精神的という傾向があるのね。文化には、基本的に形がない、あるのは文化財だけ。その媒介する物だけでは文化になり得ない。媒介物があるにせよ無いにせよ、その何かを人間どうしがやり取りすること、そしてそのコミュニケーションによっておこる人間の感情が、文化だ。つまり人間同士のその共同体としての価値の表出が文化だ。
価値ある物は商品に容易になり得るが、感情のやり取りは、商品になりがたい。

唐突だがヒップホップのリアル論争もこのヒップホップ文化における商品論として見ることができる。その文化をリプレゼントすることと、裏切ることがここに表出したビーフの根源だ。sell out と hook up の関係は、文化が産業に飲み込まれつつも、そこに一定の抵抗的仕種をみせる典型だろう。(ここで少し前、同様のことを書いたらダメ出しされちゃったなーw http://takoashi.air-nifty.com/diary/2006/02/post_59f9.html)

資本主義は何でも値段を付けて売ろうとするが、売れないモノもあることは、カルチャー・ジャンキーなら解るだろう。市場価値、それに抗う文化を造り出す作家/批評家/享受者の共通価値。売れたならイイ、という価値観に対して反論足掛かりにするのは、自らを育んだ文化とその歴史への尊敬。文化主義はその意味で反資本主義的価値観なのだ。文化を第一義的に研究するカルチュラルスタディーズもそんなカルチャー・ジャンキーの視線を共有する学問。あそっか、よくある凡庸なカルスタ批判、マルクス主義の呪縛とぬかしたり社会還元に役立たずと功利的な言説は、文化に尊敬を持つことを知らない哀れな空言なんだね。

僕はこれをものすごい若い頃にアートに教えられ、中学でパンクによって深く刻まれた。文化は人から伝わる何かの概念であり意味の元となる感情だ。文化への親愛は豊かな時間を与えるJOY、それを元にした人とのつながりをくれる。買ったり売ったりしてもうまく伝わらない価値。バタイユが、「呪われた部分」とよんだ蕩尽でもいいだろう、カルチャーで人生をすり潰す。けれど人生は購買行動でも還元的な生産の為でもないだろう。平岡正明の至言を引けば「文化とは男が(つまり女だって)一生をかける価値がある」ってことだ。豊かに生きることとは、人と文化で交信する生命的歓喜のことではないのか?



と、改めてこんな茫漠としたことを書き出したのは、RLLがカルチャー・ジャンキーとしての自覚が加速してきたから。アート・社会学・哲学と音楽・運動・洒落諧謔が絡まりあった何か、を定義しにくくなっているので、改めて文化カルチャーを見つめたんだ。RLLって何よ?
何故、「気のきいた文句、センス」と「戯れ、冗談事、掛詞」と「気のきいた身なり、おしゃれ」が同じ「しゃれ」なのかは、カルチャー・ジャンキーには分かっているはずだ(例えば「しゃれ」の権化ともいえる素人の乱7号店カリスマ店長こと山下陽光くんの見事な一致を見るといい)。つまりそれが文化だ、と説明せずに名指すことは幾らでも出来る。けれどいくら掴んでも逃げてゆくカルチャーの悦びについては、語っても語りきれないんだ。…続く?


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  • By intellipunk / Jul 25, 2006 5:57 pm

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