Wearable Ideas RLL
韓国徴兵制の人権問題 それに日本はどう関わっているか
「韓国徴兵制の人権問題 それに日本はどう関わっているか」
主催 「韓国徴兵制の人権問題 それに日本はどう関わっているか」実行委員会
・毎年30 万人の若者が徴兵される韓国の現実
・徴兵期間である2 年間の非人権的名環境、そして黙視する政府
・「良心的徴兵拒否権」が認められない韓国、そして徴兵拒否者に対する待遇
・「愛国」と「ナショナリズム」論理のもと黙認される徴兵問題と社会への影響
・「民族主義的ナショナリズム」から起因する韓国社会全般の軍事化、教育現場の暴力化
・軍隊内の生活実態及び思想教育の現状
・憲法9 条問題などをめぐる日本社会の政治的動きと韓国社会の関係性
・日本の「愛国」、「ナショナリズム」と韓国の「愛国」、「ナショナリズム」の比例性
発言者
金成河(キム・ ソンハ)
1984 年生まれ。立教大学文学部。
沈昶準(シム・ チャンジュン)
1984 年生まれ。立教大学社会学部。
李剛一(イ・カンイル)
韓国の大学で政治外務を研究中
2007年に2年の徴兵期間後、除隊
淡路智典(あわじ・とものり)
1980 年生まれ。早稲田大学院 社会科学研究科
元・所沢高校生徒会長
武満聖彦 (たけみつ ・ ひじりひこ)
1985年生まれ。日韓の運動の連帯史に詳しい。
8月11日(土曜)
午後5時半開場、6時開始
6時〜9時 パネルディスカッション
9時〜11時 交流会
場所 poetry in the kitchen
東京都文京区水道1−2−6 タトルビル2階
地図 http://photos1.blogger.com/photoInclude/x/blogger/2857/4251/1600/290946/tbf_map01.jpg
JR飯田橋駅東口から徒歩8分くらいです。
参加費 300円 他カンパ歓迎
交流会では抵抗食の会(仮)が食事出します〜(カンパお願いします)
RLLが反公権力系Tシャツを出店します。
模索舎も、関連する本等を出店してくださいます。
お問い合わせ
韓国徴兵制の人権問題実行委員会
メール the-draft-dodger(アット)googlegroups.com
- Action
- By intellipunk / Aug 10, 2007 4:46 pm
8月の1週末目の予定
金曜日は朝から留置所に面会♪
代用監獄制度をちょろ体験!?
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Suzuran/7136/daiyo.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%A3%E7%94%A8%E5%88%91%E4%BA%8B%E6%96%BD%E8%A8%AD
夜はVELOCITYUTとデラシネを見に江ノ島に行けるかな。体力しだい。
土曜日はDUBるブッキング!
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デモクラシー・ナウ!とメディア・アクティヴィズムの現在
2007.08.04.sat. 18:15 open(18:30 start)/21:15 close
参加費:1,000円(一般)/800円(会員)
「PAPER TIGER TV」創設期のメンバーで、現在はニューヨーク市立大学ハンター・カレッジ校でも教鞭を執るメディア・アクティヴィストのマーティン・ルーカス氏、 1980年代に広まった日本の「自由ラジオ」運動の提唱者の一人で、ラジオ・アーティスト/メディア批評家の粉川哲夫氏、音楽評論家の平井玄氏(司会)、「デモクラシー・ナウ!ジャパン」発起人の一人で翻訳者の中野真紀子氏を交えてのトーク・イヴェント。
@文京区シビックホール会議室1&2
東京都文京区春日1-16-21 文京シビックセンター3f
(東京メトロ南北線/丸の内線:後楽園駅下車、都営地下鉄三田線/大江戸線:春日駅下車)
アクセス=http://www.b-civichall.com/access/main.html
プログラム:「デモクラシー・ナウ!」番組上映/マーティン・ルーカス「ニューヨークの映像系独立メディア事情の変遷」/ディスカッション「デモクラシー・ナウ!とメディア・アクティヴィズムの現在」/参加メディア団体からの活動紹介、等(予定)。
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参考:
Democracy Now! Japan::http://democracynow.jp
Democracy Now!::http://democracynow.org
Paper Tiger TV:http://www.papertiger.org
Martin Lucas:http://www.martinlucas.net
粉川哲夫:http://anarchy.translocal.jp
中野真紀子:http://www.canaanite.net
それからこっち↓に移動!!!
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* UKダブ研究会路上編 *
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ダブサウンドで都市を取り返せ!
ーーー今回のUKダブ研究会は、
「路上編」と題して再開発が忍び寄る下北沢が舞台。ジャマイカで生まれたダブが、東京のコンクリートジャングルでどんな響きを見いだせるのか? キングストンで、ロンドンで、パリで、それぞれの都市や文化と結びつきながら抵抗の低音を鳴らしてきたダブを、ぼくたちは下北沢でどのように響かせることができるのかーーーレゲエ、ダブ、都市、政治、文化をめぐるトークと映像、そしてもちろん音楽を交えた熱い夏の夜のダブミックス・パーティ!
トーク&DJ:
毛利嘉孝
社会学者。著書に『文化=政治』(月曜社)『ポピュラー音楽と資本主義』(せりか書房)など
鈴木慎一郎
文化人類学者。
著書に『レゲエ・トレイン』(青土社)など
鈴木孝弥
音楽ライター。編著/監修に『ルーツ・ロック・レゲエ』(シンコーミュージックエンタテインメント)『定本リー“スクラッチ”ペリー』(リットーミュ−ジック)など
2007年8月4日(土)
第一部 20:00 – 21:00
@下北沢駅周辺の路上
無料。NO SPECTATOR!!
第二部 21:00 – 朝
@DRUM SONG
(世田谷区北沢2-19-13 第一周和ビル3F
Tel. 03-3487-0716)
1000円/1D
* LINK *
下北沢路上解放戦線
DRUM SONG
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日曜日はぼちぼちおきて、緩めにこれ↓
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びっくり縁日!フルーツ祭りフリーマーケット!!
http://mixi.jp/view_event.pl?id=21099383&comm_id=183462
恒例の北中通りフリーマーケットです。
今回はなんと、北中通り商店街と長野県須坂市とのコラボ企画!
須坂市の街づくりに取り組む高校生たちが北中通りに出店して地元の名産品などを販売!おまけに今回は縁日もやっちゃうということで、ヨーヨー釣りやスイカ割りなどもあります。夕方5時半からは、なんと商店街で落語もあります!昨年に引き続いて「北中演芸場」が再来! その他、こちらも恒例と化している三浦半島の有機野菜の直売もあります。
みなさん、ぜひ遊びに来てください!
びっくり縁日!フルーツ祭り
8月5日(日) 15:30〜19:00
主催:高円寺北中通り商店街
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素人の乱を長野の高校が社会科見学。その縁で開催らしい。
最近いろんなところでワーキングプア問題で、『朝日新聞』正月1面『論座』4月号『AERA』4月2日号あたりから、模範解答として「素人の乱」が頻出単語になってんな〜
『生きさせろ! 難民化する若者たち』
『ロストジェネレーション さまよう2000万人』
『農的共生社会——自治と自給で「格差」を超える』(『現代農業』2007年5月号増刊)
『アナキズム』第9号(特集:貧乏──抵抗への視線)
『「労働の現在」萱野稔人×本田由紀 対談』
おまけに代ゼミ小論文の模範解答にもあることが分かった!
なんだろな〜あんまり今、出口が見えないんだろうなーとか。
いよいよ、なかむらゆき第一回監督作品『素人の乱』も上映も決まったので、いよいよどうなっちゃうのかな?
そうそう、素人カフェの定休水曜日は8/8からいよいよ『VEGEしょくどう』yoyoさんがオープンみたいだよ!
んであいかわらずネットラジオ「素人の乱」やってます。
毎週日曜22時はRLLの「かくめい生活研究所」
http://trio4.nobody.jp/keita/
ゲスト・キャンペーンは8月も続きます!!!!
8/5のゲストは、ゆっくすさん(Poetry in the Kitchenスタッフ)
早稲田のフリースペース「あかね」や飯田橋のスペース「Poetry in the Kitchen」でさまざまなイベントを企画しているゆっくすさんを招いてのラジオ。彼女の巧みな英語力をもってして紹介される強力でアナーキーでDIY なイベントの話から、伝説の「ジーコ解任デモ」そして幼少80年代ニューヨークの話まで。おっとり、はんなりなその素顔からは想像できない行動力や、興味範囲の範疇に迫る!!
あぁ、Tシャツ注文してる方、申し訳ない、8月も週末遊びっぱなしで手につかない!!!
- Intellipunk
- By intellipunk / Aug 03, 2007 4:30 am
フジロックにいます!
嘘です。職場にいます。冷房が復活したので快適です。
しかし、この3日間で見かけたメンツが濃すぎる。ボクの日常生活は何かのフェスなのではないかと錯覚するほどに。フジロックにリー・ペリーが出たときに、「俺の人生がフェスティバルだ」と言ってたっけ。
ストレンジャー・コール、平岡正明、菊地成孔、康芳夫!、秋山祐徳太子、マイク・モラスキー、梁石日!、上杉清文、末井昭・・・・・いったいいつの時代だ!(菊地とマイクは今の人か、いや、平岡さんとかも現役なわけだけども・・・・・むにゃむにゃ)
ストレンジャー・コールのライヴがかなり良かった。正直、期待していなかっただけにこれはうれしい。プリンス・バスター以来のスカでウキウキ。真っ赤なシャツとネクタイに真っ白いスーツ姿のスレンダーなおじいちゃん。$マークの派手な帽子が、日本にマネー稼ぎにきたぜ!って自分の存在を笑い飛ばしてるかのようで粋。ダンスもかっこいい。歌ってるときの表情が素敵。
平岡×菊地対談は、某音楽雑誌編集長が言うように、持ちつ持たれつの八百長プロレスなわけだが、ボクはガチンコ格闘技よりも昭和プロレスが好きなわけで。菊地さんのトーク術が、馬場社長を相手にするときの実力派若手レスラーのようで、トーク内容よりもコミュニケーション形式を楽しんだ。んで、観客が前述したとおりのコワイ?メンツで、何気に後を振り向いたら、上杉清文さんがいたのはビックリした。
フェスのトリはデニス・ボーヴェル。今夜、新宿OPENの20周年記念でセレクターやるみたい。
- HarpoBucho
- By harpobucho / Jul 28, 2007 3:29 am
ある、一人の、女の子の壊れ方について
ブリトニー・スピアーズが、『OK!』誌のインタビュー中に奇行を連発。同誌の編集者によると、取材スタッフが“呆れて悲しくなる”ほどの状況だったという。ブリトニーは取材中、愛犬のヨークシャーテリアにデザイナーズ・ブランドのドレスの上で排便をさせたり、高価な衣装を身につけたまま姿を消したりと、まさにやりたい放題。このとき撮影した写真は“掲載基準に満たない”との理由でお蔵入りが決定したという。また、撮影中も“わけのわからないことをペチャクチャとしゃべったり、赤ちゃん言葉で話したり”していたそうだ。『OK!』誌の編集長は「これまで立ち会った中でも、間違いなく一番奇妙な撮影現場だった」とコメント。高価なデザイナーズ・ドレスをまるで“紙ナプキン”のように扱うブリトニーに、スタイリストが悲鳴をあげる場面もあったようだ。さらに、扉を開けっ放しにしたままトイレに何度も足を運んだり、衣装が「セクシーじゃない」「丈が長い」などと繰り返し文句をつけることも。そして取材開始から約3時間後、撮影も終わらないうちに借り物の衣装を着たままその場から立ち去ってしまったという。関係者も「目がイってたし、話していることもムチャクチャだった。食べたものをグッチのドレスの上に吐いていたしさ。完全にイカレてるって感じだったよ」と証言している。もはやマスコミすら手を上げるほどに壊れてしまったブリトニー。はたして今後、彼女が正気に戻る日は来るのだろうか…!?
以上、ミクシニュースより引用。
確か岡崎京子だったと思う。一人の資本主義化に生きる女の子の壊れていくこと、その、壊れ方を描いていくことが自分のマンガの作風というか、テーマだ、と、いうようなことをしゃべっていたような気がする。例えば「PINK」なんかだとマンガ連載時にはハッピーエンドで終わっていたのに、単行本になったときは一話分余分に話が付け加えられ、悲惨なラストで終わるように変更された。(「PINK」は直接主人公の崩壊が描かれるわけではないが、その予兆がたっぷりと描かれ、その崩壊のニュースを知ることの無い女の子の描写で終わる。だけど、崩壊はすでに始まっていることは、一人一人の読者が想像で埋めるよう強制されている。それはそれで悲惨なラストだ)
「PINK」だけではなくて、「私はあなたのおもちゃなの」とか、「ヘルタースケルター」のように、彼女の物語に出てくる女の子は欲望に囚われ、暴走し、精神や身体をすり減らし、ボロボロになっていく。それが作者の意図として運命付けられていることを知りつつ、薄氷を踏むような思いで彼女のマンガを読んでいくことは、一種の、ホラーを読むような感じだ。
アイドルとしての、文字通りそのまま、偶像や記号、イメージとしての付加価値を持った女の子の、イメージそれ自体の価値が、株価や為替のように乱高下していく。それはいくつもの事件やメディアや、複雑な要素が絡まりあい、そのやり取りの中でイメージの価値は漂い、浮き沈みする。「崩壊」というそのままのタイトルの小説を書いたフィッツジェラルドは、第一次大戦後のアメリカの黄金時代に、その株価と供に頂点にあった自分の名声と世界に耐え切れなくなって、タクシーの中で号泣する。自分はもうこれ以上上がることができないのだ、と。そしてブラックマンデーが訪れ、アメリカの短い夢は終わる。「バビロン再訪」の世界がやってくる。村上春樹がフィッツジェラルドで一番好きな小説だ。
続報。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=269235&media_id=15
[eiga.com 音楽ニュース] 去る7月26日、ブリトニー・スピアーズがラスベガスのリゾートスパから出てきたところ、張り込みをしていたパパラッチ2人に撮影されて怒り心頭。哺乳瓶を投げつけ、「殺してやる」と怒鳴りつけた。 当時ブリトニーは、息子2人とボディガードを伴っており、パパラッチの証言によると、ボディーガードの1人がパパラッチ1人の動きを封じるため体を壁に押さえつけたという。また、残りのパパラッチも、同じボディーガードに投げ飛ばされ、警備員が止めに入るまで殴る蹴るの暴行を受けたとか。その際、ブリトニーは壁に押さえつけられたカメラマンに向かって、哺乳瓶を叩きつけながら「殺してやる!」と脅したとのこと。 この件で、パパラッチ2人はブリトニーを訴える構えをみせているが、ブリトニーの弁護団からは何のコメントも発表されていない。
- ∞+∞=∞
- By ∞+∞=∞ / Jul 27, 2007 6:16 pm
啓蒙問題
某音楽家のシークレットでアンダーグラウンドな勉強会っつうか学習会に潜り込んできた。
彼/彼女のスタンスは、ここでのことをネットで口外しないように、というものなので、それを尊重しながら慎重に。そのスタンスは、非先進国の非エリートの言葉が価値観が遡上しないすることがない、インターネットの言説空間の欺瞞を刺すに十分な、サバルタン問題とメジャー・ミュージシャンのパパラッチ問題を加味したもので、納得がいく。
音楽家は、既に某学会誌に『○○○!』という文章を発表しているので、今回の中身もそれに準じた形で、反グローバリズムについて。その文章は、童話に似せたスタイルのフィクションで、個人的には『茶色の朝』に非常によく似ている様に考えていた。「茶色」のかわりに「灰色」を用い、その金と権力に象徴される世界に虹色の世界の善性が対峙する、というもの。
僕は「寓話」というものが、非常に苦手だ(そして比喩表現も)。それは改めてどこかで説明したい。とにかく寓話は、高度の抽象性を持つので非常に危うい。ボルヘスやハイナー・ミュラーやべケットぐらいの視線を保持し、神ではなく流れの中の作家として、「寓話」を作品として見せられるほど、『○○○!』が卓越したものではない、のが不満であった。ひとことで云えば稚拙であり、それはミュージシャンでありながら英米文学科で言葉の人であった彼 /彼女への期待の裏返しでもあったのだが。
しかし今回は、そのテクストではなく、映像を使っていた。パートナーの白人の撮影・編集・翻訳・監督した映像を上映しながら、二人で日本語/英語で『○○○!』の同一の世界観のテクストを朗読しながらも、ギターに似た楽器を伴奏するというもの。映画を解体/再構成した一つのアートフォームとして成功していて、ブレヒト的な教育劇の効用を発揮していた。それはもちろん有名ミュージシャンが啓蒙する、というスタイルの異化効果が大きいのだろうが。
その映像はメヒコ(メキシコ)のオアハカからはじまった。以前のこの僕の日記にも書かれているオアハカの運動と弾圧のことを、現地で撮影してきた映像だ。州知事の権力腐敗とオアハカ州教職員組合を守るために、お母さんお父さんたちがその友愛を前提に立ち上がり、警察と機動隊の組織暴力と対峙した様子を、民主主義と友愛の共同体を見つめる視線で活写。ファンキーなデモと直接行動は、悦びを政治から引きはがさない素晴らしい絵だった。その後、今日も警察の弾圧で何人かが殺されたことをミュージシャンは語る。
これを知る映像はたくさんある
しかし、視聴者はあまりに違う日本との接続に戸惑いを隠せないようでもあった。
そしてメキシコシティー。昨年の大統領選での左派大統領候補陣の勝利が、メディア資本と結託したファシスト大統領によって誤魔化され騙され逆転されたことを、一般市民の目から映す。明らかに不正があったことをチョムスキー的なやりかたで描き、証券取引所の「灰色」の男達を盗み撮り。もちろんカメラはマルコス副司令官も追いかけた。
サパティスタの行動を初めて知る、聴衆。お洒落裏原系/渋谷系のセレブなデザイナーやアーチストやミュージシャン達。その違和感に異化効果を感じてしまった。
そしてパナマ。「灰色」の思惑であるパナマ運河拡張をめぐる吐き気のするバビロン支配を、現地のやるせない目線でグローバリズムの負を映す。日本製品や中国製品が運河を渡り、その過程で中継地点のパナマを汚染してゆく。収奪の現場を、化粧をしない資本主義の残酷さを、その上の豊かさを書く。経済開発主義は決して人を豊かにはしない。
それから、ベネズエラへ。底辺労働者階級のおばさんにくっついてドキュメント、猪木的大統領チャベスへの親愛を引き出す。テレビのチャベス生放送番組に突っ込みを入れるおばちゃん。彼の施行した再分配に感謝するおばちゃん。クーデターのときのチャベスへの信頼行動を回想して「愛している」と言葉する。大きな政治が小さな政治と接続されているのが驚きであり、チャベスの笑かすギャグにベネズエラ国民が浜ちゃんみたいに総突っ込みするのも発見。チャベスを独裁者だと報するニューヨークタイムスを手にし、「灰色」の手先と喝破する某音楽家、それを証明する一級映像。
次はボリビア、原住民出身モラレス大統領登場。元々の持ち主であるインディオに、大地主制度を解体し分け与える政治的祝祭を活写。そして伝統的なカラフルなインディオの模様を生地屋のおばさんに聞く。その後、モラレスの元に中南米の大統領たちが集まったサミット、アメリカが絶対に報道しない不都合な真実的会議を映す。ボリビア副大統領は元テロリストというレッテルの運動家で、ファンキーでウキウキで歌を歌い、モラレス大統領はコカの葉を食べる。アメリカのイデオロギー洗脳の下で絶対に流れないそれらは、映像としてかなり貴重だ。
しかし『闘争の最小回路』で状況を知っていたので、すんなり理解は出来たのだが、初対面したアメリカ的見方しかしてこなかった日本の豊かな視聴者は何を思ったのか。
最後は、錫の鉱山。グローバリゼーションの大きな負。汚染された土地。人が使い捨てられる鉱山。レアメタルは携帯電話やパソコンに不可欠であり、それへの大規模金融投機がおこっているが、実際は経済的奴隷制を強化している。参考はこれ→『グローバル経済と現代奴隷制』最後は坑道を守る悪魔(的な地元の神様)を見るため地下800メートルまで降りて撮影。
とりあえず、映像が寓話をふっ飛ばす力があった。つまり寓話は、日本の豊かなマトリックスに住む凡人には、想像力の架け橋になっているのだろう。そして生の朗読と生ライブは異化効果として、作品鑑賞を阻害する。ネットやDVDにパッケージするには向かない、真実を伝えるには納得する表現形式だ。地味にシークレットでアンダーグラウンドでやるしかないことに、賛成する。だから、この文章は見逃してくれないかな。
- Intellipunk
- By intellipunk / Jul 21, 2007 4:30 pm
ホー娘の!すすめ!ボロボロード☆
今夜のラジオはちょっと変わったガールズトーク!
最近、ハマってるアイドルグループにゲスト出演してもらおうと思ったんだけど、もう、思い切ってラジオの枠をあげちゃいました!ボクらはゲストで出演予定。
中心メンバーのひとり、バンブーの日記のコピペ。昨日の合コン(形式のトークショー)で思ったけど、彼女たちの「ごっこ遊び」のスキルはすごいです。
Could this be the quiet before the storm?
さてさて、今夜はとうとう
『ホー娘の!すすめ!ボロボロード☆』です◎
22時になったらクリックしてみてください。
DJ赤坂とホー娘。が一晩限りのラジオショーを開催!!
新曲『WE ARE THE ホー娘。です!!』に始まり、
先月のGEPPTOKYOでのライブ音源、
NYからのとれたてインタビューや。
NOZZYの辛口お悩み相談室、
まーちぃの即興ラップなどなど超盛りだくさん。
おまけに今話題のRLLっていうホーヲタたちも呼んじゃうよ〜!
ホー娘。って?
コミュ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2112799
写真
http://fotologue.jp/ho-mus
- Action
- By intellipunk / Jul 15, 2007 1:15 pm
ホー娘。×RLL÷街デート+合コン=!?
アキバデモに対するボクたちのアンサー??
デート、合コン、モテ/非モテ、アイドル、コスプレ、公共圏を遊びます。下北沢路上解放を口実に単にデートと合コンをしたいだけじゃないの、不謹慎!って言われてしまうと否定できません…路上系アイドルを撮りたい路上系カメラマン募集中!
[下北沢路上解放戦線 ACT3]にRLLが登場!!!!
出演:
ホー娘。(キャヤリン・まーちぃ・バンブー)
RLL(HarpoBucho・∞+∞=∞・intellipunk)
デートと合コンという、世界で最も軟派なアクティヴィズムに挑みます。
ゲバ文字から最も遠く離れたひらがな文字「かくめい」的下北沢路上解放!!!
第一部は、路上アイドル「ホー娘。」と青年虚業家「RLL」の下北沢デート。
RLLの大先輩であるシチュアシオニストの「漂流」を「逢引」と解釈し、フッド/ストリートとバビロンな道路が対決する下北沢で実践。
街の遊び人視線で下北沢を流し歩きでグループ交際。
さらには再開発によって失われていく街並みを背景に「ホー娘。」撮影会を実施。写真の力で再開発を阻止できるのか!?
ホーヲタの皆さんは自慢のカメラ持参でお越しください。
ファースト写真集『ホー娘。in シモキタ』を作るのはあなた!!!
第二部は、
下北沢の隠れ家として文化系不良に密かな注目を集めるアブサンバー「気流舎」で、フィーリング・カップル3×3形式のトークショー。
路上アイドルと青年虚業家のスキャンダラスな合コン現場を上から横からドキドキ覗き見!
記念すべきホー娘。の合コンデビュー!!!
ALL TOGETHER NOW 〜♪
ALL TOGETHER NOW 〜♪
LOVE REVOLUTION TWENTY-ONE 〜♪♪♪
第一部 17:30〜 「デリーブ de デート」
場所:下北沢の路地
※17時半に気流舎を出発します。自慢のカメラを持って集合してください。アキバ系アクティヴィスト大歓迎!!! No Spectator!!!
第二部 20:00〜「合コントークショー」
場所:気流舎
※気流舎が合コン覗き部屋に!定員に限りがありますので、どーしても会話内容に興味がある方だけこっそりと。ただし覗くだけですよ!!! Just Spectator!!!
参考テキスト
もう一つの生活のためのもう一つの都市(コンスタント・アントン・ニュウヴェンホイス/SIオランダセクション)
http://homepage.mac.com/araiken/antel35.html
漂流の理論(G=E・ドゥボール/SIフランスセクション)
http://homepage.mac.com/araiken/antel5.html
番外編 翌日7/15 22:00〜
路上アイドル『ホー娘。』がRLL「かくめい生活研究所」をラジオジャック!?
7月15日22時『ホー娘。の! すすめ! ボロボロード☆』生放送!!!
http://trio4.nobody.jp/keita/
シモキタデートのことも報告するかも!?
メンバーが本気でつくったホー娘。の最新シングルをいち早く発表! そして姐御肌NOZZYがハガキ恋愛相談室!その他、メンバーがつんこ♀さんについてのエピソードを語ったり、ホーヲタがスタジオに遊びにきてます的ゲストコーナー、占いコーナーなどなど、アイドル風だけどどこかおかしくて根暗ちっく、まさにホー娘。ワールド全開みたいなラジオになる予定!?
登場予定:ホー娘。(NOZZY・まーちぃ・バンブー・つんこ♀)
ゲスト:いつもの3人組
- Action
- By intellipunk / Jul 14, 2007 5:53 am
拾う紙あり
彦馬呂風にナチュラル・レゲエ@グラスルーツを表現するなら、「音の宝石箱や~」だろうか。アックスマンのセレクトはいつもスペシャルで、音に何か魔法がかけられているような気もしてくる。そして毎回レゲエの新しい聴き方に気付かされる。来月からは第2週目の金曜日に変更になるそう。これからは、その週の土曜日は午後出勤にしてもらおう、と心に誓いつつ後ろ髪(心のドレッドロックス)をひかれながらも労働のための睡眠という労働をしに4時前には帰る。
土曜日、眠さに耐えて朝から仕事。夜は下北沢へ。路上解放講座。とんでもない映画の上映会に感動して、終了後、気流舎でみんなとおしゃべり。来週の土曜日にボクらもイベントをやるんだけど、あまりに下北を知らな過ぎるってことで、下北通の方の案内で朝まで飲み明かしコースへ。
ネオリベ批判(新自由主義に対する批判じゃなくて「ネオリベ」という言葉を前提に物事を考えることの自己批判)の話から、夜が深まっていくにつれ、恋愛先進国フランスのゴールデン街系映画青年も加わって、恋バナに発展。政治から性事へ。性的保守、性的ラディカル、性的プログレッシヴなど、謎の言葉が飛び交う。
朝方、自転車で環七を走ってると夏目漱石が「おはようございます」と。千円札を拾いテンションがあがる。最近、路上と仲が良い。そーいえばブルームーン(月に満月が二回あるありえないことが起こる日)の明け方にミックスマスター・モリスのDJブースの下で五円玉を拾ったときもテンションあがったなー。リキッドルームだっただけに、モリスの顔が「えびす」さん(漫画家じゃなくてね)に見えてしょーがなかった。
今朝拾った千円で、今、蚕糸の森公園でやってるフリーマーケットであやしげなおじさんから水木しげる趣味の木彫りのお面を購入。これは、どこのお面ですか?と聞くと、軽い沈黙の後に、沖縄かどっかのじゃない、とテキトーな答え。かなりあやしい。ボクにはアフリカやどこかの先住民族のものに見える。ボクは身元不明のあやしいものが好きなので、そのわけのわからなさに満足である。でも、やっぱちゃんと知りたいという欲求もあるのでお面カルチャーに詳しい人はウチに来て鑑定して。
- HarpoBucho
- By harpobucho / Jul 08, 2007 3:34 am
10年越しの恋、実る。
10年片想いの女の子に思い切ってコクったら、実は10年前からあたしも好きだったのと言われたときの感情とはこんなものだろうか。
勝新太郎と勝プロダクションに恋して10年。大きな歓びとともに、なんで今まで告白しなかったんだろうという後悔の念が大波になって押寄せている。出会えるチャンスは一年に一回程度。毎年、上野や浅草のハッテンバにコッソリ現れるあのコ。もう、捕まえた。一生離さないよ。瞼に焼き付けたから。いや焦げ付いたったって感じか。
仕事の出勤時間を18時という超重役出勤に変更してもらって、池袋新・文芸座に『顔役』を観にいく。いつもは自転車だが、雨が降りそうだったので電車に乗る。情報ジャンキーは、電車中の広告をチェックしないと気が済まない。シャブカルチャー雑誌『プレジデント』の見出しに思わず噴き出す。「人間付き合い革命」。わーmixi特集だー!「高生産人間 VS 低生産人間」。わーバトルだ!
まるで天下の人間様がロボットのような扱いだ。彼らから見ると、ボクらなんて低生産人間を量産することを企み、革命を阻止しようとする反動野郎に映ることだろう。いつから人間はこんな粗末な扱いを受けるようになったのだろう、っと湿気と人ゴミで深い不快な車内で考える。そんなとき「人間がいます。聖●新聞社の本」ってフレーズが目に飛び込む!こっちもニンゲン革命!あー電車に乗るのはこれだから嫌だ。漢字表記の革命って文字も嫌だ。電車というハコは、眠気と疲労で意識が朦朧としている通勤労働者にネオリベ/シャブリベ洗脳するための空間なんだな、と考えているうちと池袋に到着。「岡崎」のつけ麺を3年ぶりくらいにススリ、バビロン解放戦線のナカマといざ、新・文芸座。
この映画館は小学校のころの旧文芸座時代から知ってるハコだし、映画パンフレットマニアだったハーポ少年のお気に入りのハコだった。勝新のほうにも縁がある。麻薬取締法違反で逮捕されて銀幕の世界から離れた時期に立ち寄った、彼にとってもゆかりのハコだ。そのときのトークショーに立ち会えなかったことがこの恋を酷くこじらせた。
だが、今日、やっと会って交歓/交感した。それは鑑賞や視聴ではなく、圧倒的な体験だった。内的体験?無理をして前から二列目に座る。見辛い。でも、これが体験するためにはいい。現実世界もそう見やすくできていないからだ。
告白を前に急に緊張してきて便意を催しトイレに駆け込む。用をたしてる最中に始まりのブザーがなる。やばい!またチャンスを逃す!駆け足で戻ると、映画はすでに始まったおり、オープニングからカッコ良過ぎて、でも、暗くて自分の席が見つからなくて、スクリーンを見るべきか、座席を探すべきか迷い軽いパニックになる。無事、席に着くともう、目の前には顔、顔、顔、顔、顔、顔、顔、顔、顔、顔、顔、顔といい顔のオンパレード。毛穴までくっきり。さすが顔役ってタイトルだけある。勝新の目から見える凄まじい世界を2時間たっぷり体験して、ボクらはすっかり消耗しきった。勝プロを携帯メールのアドレスにするほどの勝プロ好きと、勝プロに就職しようと考えたほどの勝プロ好き二人は、まるですごい体験をしたパーティの朝のような気分で感想を述べ合った。株式会社勝プロダクションは、プレジデント的世界観とは真逆な価値観<蕩尽>を示してくれる。倒産するための会社。やばいはずがない。マイッタ。
二本目、勅使河原アシッド宏の『燃えつきた地図』は、本当にさっきの映画で燃えつきたので後方に下がりチル気味に観る。前の映画の後遺症で話の筋が追えない。ただただハッとするシーンだけを追う。勝新と渥美清の正月映画スターの共演にハッとしたり、若い中村玉緒のお姫様のような美しさにハッとしたり、若い市原悦子の色気にハッとしたり、実兄若山富三郎の迫力にハッとしたり、40年前の新宿の風景にハッとしたり。
結論。この世には、洗脳するためのハコと解放するためハコがあるって話。どっちのほうで多くの時間を過ごすかで人生の豊かさが決まる。プレジデント的な世界観を目指すか、勝新的な世界観を目指すか。どっちも極端過ぎるんだけども。
あと、映画好きと一度でも公言したことがある人は、『顔役』チャンスあったら体験しといたほうがいいです。
- HarpoBucho
- By harpobucho / Jun 27, 2007 3:39 am
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