Wearable Ideas RLL

哲学者とホストの交差領域

有用性の限界.jpg

嗜好品万歳マガジン談 特集:無意味の意味/非-知の知

萱野稔人、『不毛論』の澤野雅樹と対談。だめ連話からスタート。だめ連のことを初めて知ったのは、たしか大学での澤野さんの授業だったような気がする。『啓蒙の弁証法』の授業。

朝日カルチャースクールの秘密結社的イベント
対談 ホスト界から見た哲学、哲学から見たホスト界

萱野稔人、カリスマホストでサンジャポファミリー頼朝と対談。この対談をきっかけに萱野さん、サンジャポファミリー入り!との噂、巷にあり。

『国家とは何か』/『カネと暴力の系譜学』と『あなたはナンバーワンになれる―脱サラホストが明かす「もう一人の自分」の創り方』の交差領域?

「ホストは店のテーブルを利用して仕事をする半自営業者であり、ナンバーワンになればあらゆる面で有利に仕事を運ぶことができる。そこにあるのは明確な資本主義の世界だ。もはやサラリーマンも会社に依存できる時代ではない。今こそ「ホスト感覚」を身につけ、会社に使われる人間から会社を使う人間になるために、ナンバーワンを目指そう。」(『あなたはナンバーワンになれる―脱サラホストが明かす「もう一人の自分」の創り方』)

交差する領域

RyuguJo頼朝


  • HarpoBucho
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  • By harpobucho / Feb 19, 2008 1:25 am

ニーチェが動いた!

ほんの少し。


狂気は個人にあっては稀なことである。しかし集団・民族・時代にあっては通例である。(『善悪の彼岸』)

イスラエル、ガザ地区境界に自動殺傷ゾーン」導入へ
画像:遺体を轢いて安全を確認する、爆弾処理ロボット

苦しみを共にするのではなく、喜びを共にすることが友人をつくる。(『人間的な、あまりに人間的な』)

ファミカセいこかもどろか vol.2


  • HarpoBucho
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  • By harpobucho / Feb 14, 2008 1:12 am

早くもワンダーウォール・キャンペーンのドキュメントPV登場!!!!!!!!!!

まだ完結じゃなかったのだ。

クリス・ランシー助監督ドキュメントPV


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  • By intellipunk / Feb 11, 2008 7:11 pm

ワンダーウォール・キャンペーンの回顧と展望(仮称)



早くも「ワンダーウォール・キャンペーンの回顧と展望」なる総集記事が!!!!!!!!!!!
やはりアクティヴィズムは運動神経が大事ですね。物事に即座に反応し、サっと仕上げて、サっと去る。
誰に頼まれることもなく、やりたい人がやりたいことをやり、その触発の中でのみ、面白いものが生まれてくる。面白くないと、いくら正しいことを言っても伝わないんだよね。KITOU SEISHIさんの言葉を借りれば「縁が円で宴となる。これエントランス・フリーにして誰でもエンライトメントなり。」

今回の宴=キャンペーンでちょっとはパレスチナの隔離壁に日本から光を当てられたのではないか、と。

【ワンダーウォール・キャンペーン】
(THE WONDERWALL CAMPAIGN)
2007年12月27日-2008年2月6日
(第一次グラフィティファーダの記録)

前編
後編

個人的に今回のキャンペーンの一番の収穫は、隔離壁の大きさを実感できたこと。本当にグロテスクなほどにでかいんです。わがお茶の間にあったときには巨大に感じられた作品群が、パレスチナの壁にあっては、ほんとうに小さい。驚き!ボクは思わずボブ・マーリーの曲の替え歌を口づさんでしまったのであった。黒いシオニズムは壁を倒す準備万端だ。

If you are the big wall. (おまえ達が大きな壁だとしたら)
We are the small wonder. (おれたちはちっぽけな驚きさ)
Sharpend to cut you down. (だけどお前を倒すために研がれて)
Ready to cut you down. (もう準備は万端だ)

Bob Marley / Small Axe


ワンダーウォール・キャンペーンとりあえず終了。でもこれが新しい始まりなのだ!

HarpoBucho


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  • By intellipunk / Feb 10, 2008 2:16 pm

ワンダーウォール・キャンペーン(確定)

ワンダーウォール・キャンペーン→ワンダーウォール・プロジェクト→わんだーうぉーるプロジェクト→わんだーうぉーるキャンペーンとタイトルを微妙に変更しながら、パレスチナの壁にやっと辿り着きました! タイトルが結局、ワンダーウォール・キャンペーンって当初のアイディアに戻ってきたのが個人的には感動的です。

なんでこんなコロコロとタイトルがマイナーチェンジしたか申しますと、個人的な妄想が共有されていく過程での影響関係に寄ります。ボクの中ではパレスチナに貼られたポスター群以上に、この動的な共同作業に価値を見いだし、なんだかとてつもない可能性を感じたわけです。正直、荷物が現地に届かなくてもいいや、って思ってましたからね。マーカス・ガーヴェイが設立した貿易会社ブラック・スター・ライン(Black Star Line)社憧れで始めたハーポ・プロダクションなので、みんなからペテン師呼ばわりされるのもいいかな、と。でも、まあ無事に届き、現場の見事な判断力と行動力で「いい仕事」が成されたことは本当にうれしいですね。直接的にでも間接的にでも、このキャンペーンに関係された全員に感謝!特にこのアクションの発案者である現場の シガ・ムスタファ・ナオキ aka KITOU SEISHI さんに最大限のリスペクトを!

イルコモンズのふた。に詳細レポートが! ボクも煽るだけじゃなくて、スピーディにきっちりカタチにする運動神経がほしい!
▼やればできるし、想えば叶う


以下はキャンペーン評論家のマルボロ内親王氏のキャンペーン評です。内親王、寄稿ありがとうございます!


言論の自由が民主主義の基盤であるならば、それ以前に交通の自由は人びとがそもそも出会うためのもっとも基本的な基盤です。そして検閲が人びとの自由な発話を封じ込めてしまうように、壁は人びとの身体的な交通を封じ込めてしまいます。パレスチナではまさにこの身体的な検閲が人びとの交通をさえぎっていて、人びとの出会いを、混交を、新たな友愛の可能性を押し込めてしまっているのです。

魂とは、古代ギリシャではそれ自身で動くことができるものを意味しました。裏返せば、動くことをやめるとき、魂は枯れてしまいます。ただしギリシャ人は、この魂の運動を身体の運動と結びつけることはしませんでした。しかし実際には、魂は体を通して、つまり足や手や口や目や耳を通してはじめて運動することができます。動くこと、触ること、話すこと、見ること、聴くこと、これらの世界や他者による触発という契機を通して、はじめて魂は生き生きと動いていくことができます。

またギリシャ人は、なにかを記録したり表現したりということもまた、魂の運動においてあまり重要視しませんでした。プラトンは『パイドロス』で筆記行為を、そして『国家』で詩人を非難しました。しかし実際には、魂は書く(描く)ことで、そしてそこで書き(描き)込まれたものに触発されることで、その運動を活発にしていきます。魂の表現というものが、問われなければなりません。

表現すること、それは魂に物質的なかたちを与えることです。そして魂は物質的な形を獲得することで、そこに複数の魂が交通するある場というものを作り出すことができます。さらにまた、物質的な形を獲得した魂は、未来という時間へと受け渡されていくことができるようになります。そこには、同時代的な他者たちの魂とだけではなく、未来の他者たちの魂との交通の場もまた開かれるのです。

パレスチナの隔離壁は、人びとの身体の動きをさえぎります。その壁は、確かに人びとの身体の交通を禁止するでしょう。またその禁止は、人びとの生活やまた魂の活動に大きな制約を課すでしょう。しかし魂の運動は、それでもなお、ある秘めやかな別の回路を通って、一つの格別な交通を生み出すことができます。それが、物質化された魂である表現という回路を経由する精神的な交通です。

僕の肉体がいま存在しているこの日本からは、パレスチナは物理的には遥か彼方に位置します。しかし魂の精神的な交通における特権的な交通機関である想像力と共感にとっては、その物理的な隔たりは究極的には障害にはなりません。少なくとも、そこに最小限の物質的回路が、不可視の電気波動がほんのかすかにでも通っていれば、魂の精神的な交通はそれだけですでに成立することが可能なはずです。

残念ながら僕は少し出遅れてしまいましたが、しかしそれでもパレスチナの隔離壁に刻印された魂の痕跡を通して、遅ればせながら多くの人びとの魂の交通の回路にささやかにでも参加したいと思っています。そしてまた、この交通の回路がどんどんやかましくなって、やがては現実の壁をとりのぞく力へと変わっていくことができれば素晴らしいと思います。

魂の交通の記憶が、少しずつでも暴力の連鎖の記憶を和らげて、そこに共感の回路を広げていってくれることを切に願ってやみません。しかしそれが実現するためには、やはりどうしてもパレスチナの隔離壁という「その場所」に、暴力の現在とは別の何かをまなざす「表現」が置かれる必要があったのだと思います。この「ワンダーウォール」キャンペーンを進めていった、僕の知っている人や知らない人みんなに、賛辞と敬意を送りたいと思います。

マルボロ内親王


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  • By intellipunk / Feb 08, 2008 2:17 am

日本人がパレスチナに何かできるとしたら

HarpoBuchoがshigaちゃんと仕掛けたわんだーうぉーるキャンペーンが、なんだか盛り上がっているらしい!

このプロジェクトは、アートを名乗った功名心と自意識の肥大を使って、イスラエルの作った壁の観光地化をする。かの地の血を、人情や仁義にとって不条理な暴力を、世界中に知らせることが狙いだ。その明け透けさにおいて、非常にRLL的なプロジェクトの性質を持っている。






さて、RLLからは以下二つのグラフィックがデカく引き延ばされて、パレスチナの壁へ張られた。



一つは、パレスチナ情報センターから仕入れたブランド黒書的な、かの軍事国家を支援したボイコット企業情報を、例のデザインで手堅くまとめた「ナチラエル」!


manzi.jpg



もう一つは「Blind Attack」盲切り。これは座頭市のシルエットでBanksy憧れが過ぎる一品。
偶然ですが、Classと並ぶアナルコパンクの盟友で現在もオルタ・グローバルシーンで活躍しているConflictの名盤「Increase the Pressure」収録の名曲と同名ですね。

で、これを分からぬひとに、座頭市を今のパレスチナに見立てたのか、それとも単なるエキゾ趣味の押しつけか、と聞かれたら「座頭市は日本の左翼のスーパースターだ!!!!!」と答えることにしている。理由は…見て下さい「座頭市」を、ものすごくカッコ良くて吐き気がするほどロマンチックに左翼だから。

実は、勝新原理主義のHarpoBuchoには、以前から座頭市の左翼性を「説明してくれ」といっても論理化してくれずにはぐらかされるばかりだった。確かに映画一本見れば、彼の行いは圧倒的に左翼でしかありえない。それは分かっている、けれどパレスチナと世界へ作品を提出してしまう以上、RLLからの説明は必要だと断っておく。といっても平岡正明の『座頭市—勝新太郎全体論』からザッピングすれば、きっと言葉は足りてしまうんだよ絶対に。

blindattack.jpg


  • Intellipunk
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  • By intellipunk / Feb 07, 2008 8:31 pm

速報!成功!ワンダーウォール・キャンペーン(わんだーうぉーるキャンペーン改め)



PALESTINE ISRAEL MIX IT UP

バンクシー付近.jpg<

RLL-IRA-ILLCOMMONZ-BANKSY and BLACK PANTHER!!!!

座頭市.jpgのサムネール画像

「軍事国家ナチラエルの紋章」と「座頭市」

座頭市海を渡る。マジに!!!!!!!!!!!!!!!!!


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  • By intellipunk / Feb 07, 2008 1:12 am

リアル

ハスラーラップの世界に触れてから、「リアル」とは何かを考えさせられます。カルチャーショッキングによって、あなたの頭に普段考えない思考の気流がぐるぐる渦巻けば幸いでございます。カルチャーショッキングは気付きと多幸感を与えるある種のドラッグであり、ときにはバッドなトリップも誘発します。

次回カルチャーショッキングVol.2は3月1日(土)。武装強盗で5年間牢獄で過ごしたハスラー出身?の哲学者についてショッキングに迫ります! 詳細は後日。予定していたラスタファリズムについては4月に変更。それまでに『ベース・カルチャー』読まなきゃ。

これが今、きわめてリアルなトーキョーのアートだと会田誠は考える。後編の主観的意見が楽しみ。
REALtokyo

この光景はボクらにとってリアルとなるか? 北の大地に見立てて考えてみる。


イルコモンズのふた。
「I.N.B.の軌跡」



今朝、遠い地から喜びによっぱらった声が届いた。 一日ハッピーだった。

「速報です!やりました!!!!

かんぺき!!よそいいじょうのでき!!

報告レポートあとでおくるので、まってってくださいーー0!

編集ビデオ、あんど、レポート、写真集、あとですぐにおくります!!!

やったよーーーーーーーーはーーーーぽーーーぶちょーーー!!

I LOVE YOU

よぱらってます! 」


パレスチナはボクにとって、どのくらいリアルな土地になるのだろう。


  • HarpoBucho
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  • By harpobucho / Feb 06, 2008 1:39 am

餃子怖い、本当は・・・

いやー、まったく怖い世の中ですよ。毒餃子。冷凍食品全体の売り上げが下がり、中華街では閑古鳥が鳴いているといいます。餃子の皮だけが売り上げを急激に伸ばしているようです。みんな自分で料理するようになっていいことですね、これは。

本当は何が怖いかというと、ロザンナ一家が怖い。家族が警察に売り飛ばすなんて。ハスラーラップの世界観を教えてあげたいですよ。ファミリーの結束こそが大切なんだ、と。法律なんてそんなの関係ねえ、と。来門(らいもん)くんは名前の通り、心優しいラスタマン(ザイオン/ライオン/オープン・ザ・ゲート)なんで、裏切り者に報復はしないと思いますが。

じゃー、いったい何が本当に怖いって?そりゃ、毒入りエクスタシーですよ。

日本にも入ってきてるというじゃありませんか。ヤッホー!今夜は最高のセッティングでハッピーな夜を過ごすぜ!やっぱ人類、愛と平和だよ!ってゴクっと飲んだら、憎悪の地獄の中で悶絶死。最高に笑えないブラック・ジョークですよ。反シオニズムの薬剤師がこんな怖ろしいことを考えないことを祈ってます。でも、なんだかわからない物を口に入れてはいけません、ってお母さんから教わってるので、実はこれも全然怖くない。

本当に怖いのはね・・・ネオリベ推進派の考えることですよ!

自転車通勤禁止、監視カメラ導入、告白ノート提出、チャイムの鳴る時計の導入で、空間・時間・内面の管理強化にまんまとハメられてみせているボクですが、今月からはタイムカードと朝礼が追加! ものすごい速度で推進されています。明日の朝礼では今月の目標を発表しなくちゃ。その毎月の目標は、毎週、自分で設定した目標をクリアすることによって達成される仕組みになっています。なんだかゲームみたいで面白そうじゃないですか。テレビゲームは高校以来やってませんが、中学生のときは、裏技やバグを発見するのが好きでした。

本当に本当に怖いのは・・・


  • HarpoBucho
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  • By harpobucho / Feb 06, 2008 12:35 am

パレスチナ速報!

実は、イスラエルに送った荷物が郵便局に届いていないというトラブルに見舞われていたんですが、本日、現地のKITOU SEISHI 氏から無事、受け取ったという連絡がありました!

イスラエルの郵便局員の態度が最悪ということですが、まあ、戦時下みたいなもんだからみんなピリピリしているのでしょうか。とりあえずハーポ・プロダクションの業務が完了したので一安心。後はKITOU SEISHIさんのご活躍を見守るだけです。 詳細はあとでActionのところで。

昨晩、気流舎でのカルチャーショッキングに来ていただいた方、ありがとうございました。たかおかくん、お疲れ様でした。気流舎始まって以来の大入りだったみたいで、うれしい反面、立見になってしまった方には申しわけなかったです。

気流舎のイベント終了後、なぜかウチでペペ長谷川氏と朝まで8時間にも渡る所長部長ロングトークショー。観客なし。わけわかりません。でも本当に面白い話ってのは密室で行われるもんですね。残念ながら。タモリの密室芸然り。

熱い!
SAG DOWN 8 movie flyer


  • HarpoBucho
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  • By harpobucho / Feb 04, 2008 1:19 am

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