Wearable Ideas RLL

カルチャーショッキング 秋のスペシャル!「下流の鳴る音」告知

気流舎の日めくりカフェ週間でボクの店番の日だけ浮きまくってることに気付き、「下流舎」というコンセプトは気流舎の品位を落としてしまうのではないか、真木悠介先生に申し訳ない、と危惧していたところ、ある仮説が閃いた。大地康雄はディープ・エコロジーである。名前からして。あー、これなら気流舎っぽい。

TVデビュー作でいきなり川俣軍司を怪演した大地康雄からエコロジー(環境・社会・精神)をディープに考えてみたい。

沖縄宮古島にルーツを持ち、伊藤雄之助(『太陽を盗んだ男』で、バスジャックして皇居に突撃しようとする犯人役の怪優)の付き人を経験。その後、アメリカへ渡り、ニューヨークのアクターズ・スタジオでアル・パチーノやジャック・ニコルソンとともに演技を磨いたそのディープさは、『寿司屋グンちゃん』での神ががかった演技を見れば納得ものである。一説によれば大地ディープ・エコロジー康雄の演技はジャック・ニコルソンの演技にも多大な影響を与えたらしい。

カルチャーショッキングチラシ.jpg


ハーポ・プロダクション プレゼンツ 
カルチャーショッキング 秋のスペシャル!

下流の鳴る音 
-シャブ中通り魔、グンちゃん再考- 

日時:2009年10月7日(水)20:00~23:00
場所:気流舎
※投げ銭制、ドリンクの注文をお願いします。

ゲスト:ペペ長谷川 (ハーポ・プロダクション契約社員)
ホスト:ハーポ部長
上映作品:『寿司屋グンちゃん』
     (原題『深川連続通り魔殺人事件』)他


電波がオレにひっつくんだ・・・


 1981年6月17日の白昼、下町の商店街を一瞬にして惨劇の舞台に変えた男・川俣軍司。白いブリーフにハイソックスという異様な出で立ちで連行される姿は、テレビという「電波」を通じて全国のお茶の間に強烈なショックを与えるとともに、現在につながる覚醒剤の悪のイメージを日本人の脳内に定着させた。今回のカルチャーショッキングスペシャルは、戦中から日本人に愛用されてきた覚醒剤(商品名ヒロポン)に「薬物論的転回」をもたらしたシャブカルチャー史に残る最重要事件をレアな映像作品を通じて検証する。

 上映作品は、テレビ朝日系土曜ワイド劇場『深川連続通り魔殺人事件』(1983年放送)。この度ハーポ・プロダクションは、原題のおどろおどろしさを払拭し、身近な問題として捉えなおすためにタイトルを『寿司屋グンちゃん』に改変しソフト化(裏DVD)した(限定10枚販売予定!)。

 このドラマは、昨年の秋葉原通り魔事件とのりぴー騒動を結びつけるだけではなく、現代社会のありとあらゆる問題を純度の高いシャブのように炙り出す。「寿司職人になろうと面接を受けたが、断られて腹が立った」と供述するグンちゃんの姿に、異常なまでの社会的プレッシャーによって下流(げりゅう)に流れ着いた今の若者たちの心情に重ねあわすことができないか。グンちゃんの頭の中にひっつき絶えず命令する声を、医学的疾患や電波系幻聴として片付けるのではなく、「下流の鳴る音」として新たに解釈することは可能か。

 ゲストは、この映像の提供者でもあり、『寿司屋グンちゃん』を「人生で最も影響を受けたドラマ」だと断言するペペ長谷川氏。放送中に視聴者から「なぜ本人がドラマに出ているのか!?」というクレームの電話がテレビ局に入ったほどの奇跡的な演技を見せた大地康雄(なんとデビュー作!)になりきり、オーディオコメンタリー方式で実況解説してもらう予定。

 このはや過ぎた傑作ドラマを徹底的にシャブり尽くすことで、現代の生きづらさ問題を考えたい。

 下流の宴で交響するコミューンを夢想しながら。

歌う軍ちゃん.jpg


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  • By harpobucho / Oct 03, 2009 1:39 pm

10/7 気流舎やります

京都に瞑想に出かけた店主に代わって今日から気流舎は臨時店主による日替わり営業。東京でドン詰まり迷走中のボクは10月7日にやりますよ。悪所タンジールと悪者軍ちゃんの出口なしの二本立て。

気軽に遊びにきてください~
詳細は改めて告知します。

今日は禅茶をいただきにいこう。

http://www.kiryuusha.com/blosxom.cgi/2009/09/

コピペ


9月29日(火)から10月12日(月)まで
京都の山の中で瞑想をしに行くので、その間はいろいろな方が
日替わりでお店を開けてくれることになりました。
みんなありがとうー。
楽しそうなカフェやイベントが盛りだくさんなので、
常連さんはいつもと違った気流舎をお楽しみください。
気流舎って行ったことなんだよなぁって方も
この機によければお立ち寄りくださいな。


日めくりカフェ週間@気流舎
09月29日(火)  店主:ビッケ     通常営業/禅茶が出ます
09月30日(水)  店主:ココペリ    通常営業/映像あるかも
10月01日(木)  店主:晶       通常営業/何か料理があるかも
10月02日(金)  店主:大野さん    通常営業/沖縄とか詳しいよ
10月03日(土)  店主:ヒロさん他   「てくてくカフェ」
10月04日(日)  店主:タカオカくん  通常営業/音楽あります
10月05日(月)  店主:MASAさん   「MASA’sカフェ」
10月06日(火)  店主:山本ペロ    「ペロタ屋〜野草茶としごとカフェ」
10月07日(水)  店主:ハーポ部長   「カフェ・タンジール」/カルチャーショッキング
10月08日(木)  店主:MIHO     「NOAH’S CAFE」
10月09日(金)  店主:岸畑/山本さん 「Y’s Kitchen ワインバー」
10月10日(土)  店主:植松さん    「世界の片隅カフェ」
10月11日(日)  店主:オークラさん  通常営業/NU☆MANやります
10月12日(月祝) 店主:MASAさん   「MASA’sカフェ」

#ゆるくやってますので出せないメニューもありますよ。
#あんまり難しい要求はしないでね。
#基本的に14時くらい〜23時くらいのはずですが店主の都合と気分によるでしょう。
#別カフェ営業の日でも本だけの利用もできます。


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09月30日(水)通常営業
店主:ココペリ
営業時間:17時〜24時

いろんな方とお会いできると嬉しいです。
たぶんアンビエント系の音をかけます。
場合によっては珍しい映像を上映するかも。

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10月03日(土)「てくてくカフェ」
スタッフ:7generations walk (きみ、ひろ、すなお、ともえ)
営業時間:14時〜23時

「持続可能な未来社会の価値観を見出だそう」がテーマの7generations walk。
2009年春、大阪・箕面から東京・高尾までみんなで歩きました。
その中で知り合った女子によるイベント出店ユニット「てくてく」です。
今回はフェアトレード・手づくり・脱原発などをテーマに、
食べ物、飲み物をご用意します。上映や販売も〜
のんびりゆるゆるした時間をご一緒に^^

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10月04日(日)通常営業
店主:たかおか&オレリアン
営業時間:14時〜23時

日本語堪能な音楽好きのフランス人の
友人が滞在中なので、一緒に店番します。
最近のお気に入り曲を流しつつ、歓談できれば!
掛けたい曲がある方は持ち込み、ウェルカムです。
先月、海外旅行先で入手したフリーペーパーも
山盛りで持参しますので、回し読みOK!

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10月06日(火)「ペロタ屋〜野草茶としごとカフェ」
スタッフ:山本ペロ(ペロタ屋・greenz.jp)、伊達信晴(自由大学ナリワイ1期生)

体があったかくなる野草茶やプーアル茶、
おいしい中国駄菓子をお持ちして、お待ちしております。
昼はフリータイム。のんびりしております。世間話、グチ、その他、お話伺います。
夜20:00〜イベント「新しいしごと討論会」
新しい「仕事」との関わり方を自由大学ナリワイ1期生と一緒に考えます。
いらしたお客さんがゲスト! 新しい「この世のサバイバル法」を考えましょう!

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10月07日(水)「カフェ・タンジール」
店主:ハーポ部長
営業時間:14時〜23時
14時〜 「カフェ・タンジール」
20時〜 カルチャー・ショッキング

ハーポ・プロダクション プレゼンツ
カルチャーショッキング 秋のスペシャル!
「下流の鳴る音 −シャブ中通り魔、軍ちゃん再考−」
ゲスト:ペペ長谷川
ホスト:ハーポ部長
上映作品:『寿司屋軍ちゃん』(原題『深川連続通り魔殺人事件』)他

1981年6月17日の白昼、下町の商店街を一瞬にして惨劇の舞台に
変えた男・川俣軍司。白いブリーフにハイソックスという異様な出
で立ちで連行される姿は、テレビという「電波」を通じて全国のお
茶の間に強烈なショックを与えるとともに、現在につながる覚醒剤
の悪のイメージを日本人の脳内に定着させた。今回のカルチャー
ショッキングスペシャルは、戦中から日本人に愛用されてきた覚醒剤
(商品名ヒロポン)に「薬物論的転回」をもたらしたシャブカル
チャー史に残る最重要事件をレアな映像作品を通じて検証する。

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10月08日(木)「旅するフェアトレードカフェ”NOAH’S CAFE”」
店主:MIHO
営業時間:14時〜23時
19:30〜 コトトイ茶屋番外編 ゲスト:大月啓介さん(ジャーナリスト)

【NOAH’S CAFEのご案内】
アジア・アフリカ・中南米などで生産された商品を長期的に、適正な価格で
取引するフェアトレード。生産者の生活と生産が持続可能になるように、
人権や環境などに配慮して活動しています。
NOAH’S CAFEは、そんなフェアトレードの理念を大切に、途上国に限らず
「フェア」で「顔の見える」食材を使って、ココロにやさしく、カラダに
うれしいMENUを揃えて、皆様のご来店をお待ちしています。
おいしいコーヒーでホッと一息。
世界のこと、明日のこと、自分のこと。のんびりと想いを馳せてみませんか?

【NOAH’S CAFEのメニュー】
フェアトレードのオーガニックコーヒー・紅茶・ハーブティー・オーガニックビール・
マスコバド糖チーズケーキ・フェアトレードクッキー など

【コトトイ茶屋番外編】
ーこの夏パレスチナに行っていたコトトイ茶屋世話人づっきーさんこと
 オオツキさんに、いろいろお話聞いてみよう会

時間:19時30分〜21時30分くらいまで
チャージ:なし。1オーダー以上お願い致します。
予約:だいたいの人数把握ため、noashcafe@qd.main.jp まで
 ご連絡いただけると幸いです。多いときはご予約を優先させていただきます。

づっきーさんに世話人をお願いして、NOAH’S CAFE主催で不定期で続けている、
気軽に想いやコトバを交わし、皆で大きな問いを問う、そんな「言問い」の場
「コトトイ茶屋」。今回はこの夏パレスチナに行っていた世話人づっきーさんに、
とれたてほやほやの現地情報や、づっきーさんがかの地で感じた現地のこと・
日本のこと、いろいろお話うかがってみようと思います。
以下、づっきーさんからのメッセージです、
  ◎    ◎    ◎
この夏、久々に2ヶ月ほどパレスチナのガザを取材しました。
すでに忘れられつつありますが、
昨年末からの攻撃で多くの人々の命が奪われ、
そして監獄のように周囲を封鎖された地、ガザです。
いろんなことを話したいのですが、時間も限られているので、
ざっくりとガザの現状とその背景をお伝えしたあとは、
参加したみなさんの興味にしたがってのやりとりにしたいと思います。
パレスチナのことなんか知ったことか、な人から、
パレスチナ問題わが人生、な人まで、
いろいろな人がいるとコクのある場になるのでうれしいです。
  ◎    ◎    ◎
みなさまのお越しをお待ちしております。

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10月09日(金)「Y’s Kitchen ワインバー」
シェフ=岸畑有輝、マダム=岸畑/山本/淑子
営業時間:17時〜23時(22時半L.O.)
メニュー:
自家製スモークサーモン、自家製スモーク豚舌、
イベリコ豚リエット、パン、
ワイン赤白、ビール、自家製黒糖ジンジャーエール
小さな秋の焼き菓子、ネルドリップコーヒー

幡ヶ谷の諸国料理・ポポンタレストランを閉めて4ヶ月。
腕がなまってはいけませんので
再び気合いを入れて、
簡単につまめる手作りフレンチ小皿料理とワイン、
小さな手作りお菓子とコーヒーを
気流舎さんにてお出しします。
なるべく国産やオーガニックの材料を使い、
化学調味料と白いお砂糖は使いません。
キャッシュオンデリバリー(注文ごとに支払い)で
ワイン1杯+おつまみ盛り合わせで1000円程度。
バール感覚で気軽にお立ち寄りくださいね!

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10月10日(土)「世界の片隅カフェ」
店主;└|∵|┐uematsu(植松青児)
時間;14時〜23時
料金;オーダーのみ

こうの史代さんの漫画作品「この世界の片隅に」をモチーフ(動機)に、
カフェを開いてみようという試み。
自分で言うのもなんですけど、ちょっと素敵な名前ですね、「世界の片隅カフェ」。

・飲み物;たんぽぽコーヒー、その他
・食べ物;蒸したさつまいも、その他
・音楽CD;ロバート・ワイアット、その他

穏やかな飲み物、簡素なおやつ、静かで繊細な音楽。
「その他」の部分は、いろいろな人とコラボしていこうと思います。

・「この世界の片隅に」(上・中・下)の作品解説・感想会
(17時〜、19時〜、21時〜、各30分程度)
もちろん当日読むこともできます。各巻3冊ずつ用意しますです。

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10月11日(日)通常営業
店主:オークラさん

NU☆MAN in 気流舎
飯田橋の「poetry in the kitchen」ではじまり、現在新宿の「IRA」で
毎週木曜日に開催されているソーイング・サークル「NU☆MAN」が、
店主が留守にしている下北沢の「気流舎」で一日店番します。縫い物や編み物などなど、
布や糸を使ったあらゆるクラフト好きは大集合。みんなでごはんを食べる
「KU☆MAN」も、参加者持ち寄り形式で、いつも通りやりたいと思います。
「『NU☆MAN』には興味あるけどIRAはなんか行きづらい」という人や、
「気流舎に行ったことがなかった」という人にとって、この日は絶好のチャンス!
*ワンドリンク・オーダーお願いします。
*基本的な材料や道具(針、糸、端切れ布)は用意します(=手ぶらでもオーケー)。


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  • By harpobucho / Sep 29, 2009 12:38 pm

告知:ラジオ「かくめい生活研究所」ゲストは毛利嘉孝さんです

今週日曜日のネットラジオ素人の乱「RLLのかくめい生活研究所」は、新刊『ストリートの思想 転換期としての90年代』を上梓した社会学者の毛利嘉孝さんをゲストにお招きします。パーソナリティRLLも登場した本書について、ここでしか聞けない突っ込んだ話をしたいと思います。

冒頭の「オタク的な思想」と「ストリートの思想」との対比についての部分が東浩紀のブログで取り上げられて一部話題となりました。しかしそれ以上に要チェックなのは、従来の左翼やロスジェネ論壇的な思想との、外部から見れば微妙な、それでいて内部から見れば重要な差異を示しつつ見つけられた「ストリートの思想」の系譜の流れ。80年代の萌芽(ガタリ/ニューアカ/じゃがたら)から90年代の転換(だめ連/カルスタ/いのけん/新宿ダンボールハウス村)、そして00年代での現在(サウンドデモ/素人の乱/246表現者会議)まで、私的体験を通じてまとめられた、無数の「ストリートの思想」家たちの声や音やアクションやエモーションの数々。この「ストリートの思想」という文化と政治と思想のトライアングルから、とんでもなくわくわくする未来の風景が見えてきた!




ラジオは10月4日(日)午後10時から!!
聞き方は時間になったら下記の素人の乱のHPへ行くだけ!!
http://trio4.nobody.jp/keita/
ラジオ掲示板で直接質問も出来る!!!






ストリートの思想.jpg
『ストリートの思想 転換期としての1990年代』NHK出版
http://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=0130&webCode=00911392009

内容
1990年代に何が起きたのか? 思想は今や、大学からストリートへ飛び出した! ホームレスや外国人労働者の新しい支援運動がスタートした90年代。イラク戦争反対デモからフリーターの闘争までの、様々な運動が活発になったゼロ年代。音楽やダンスなどのサブカルチャーや「カルチュラル・スタディーズ」などの海外思想と結びついて成立した、新しい政治運動の淵源をさぐる。インディーズ文化など80年代の伏流が、90年代の「知の地殻変動」を経て、ゼロ年代に結実するまでの流れを追う異色の思想史。

毛利 嘉孝
1963年、長崎県生まれ。京都大学経済学部卒業。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジにてPh.D.(sociology)を取得。九州大学助教授などを経て、東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科准教授。専攻は社会学、文化研究。音楽や美術などの現代文化やメディア、社会運動を中心に研究と批評を行っている。


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  • By harpobucho / Sep 28, 2009 11:37 pm

「杉並区安全美化条例」に抵抗するフラッシュモブの呼びかけ

コロンブスが現地先住民の植物でラリってから
今年で517年目
スペインや全世界ではそれ以前からあったとしても 「商品化ならびに収奪」が本格始動したのはこっから?

ただただ 吸う
ただただ 噴かす 燻らす
タダの営為
葉や木枝や屑類が
その場のフリースタイル具合や その時々の財に裏打ちされた混合比率
無数の味と匂いが絶対領域を謳歌したと想う
過去

ドゥボールが言ってたっけ
「若者と女性の喫煙率が増大すればするだけ、自由と平等への展望が拓かれる。煙草とは制御できないデモクラシーであって、マナーやルールといったスペクタクル(秩序)とは相容れない物質なのだ」

最初は喫煙者が標的だった
だからわたしは何も言わなかった

当日の杉並県噴水広場区さんが
生政治を撃ちたいあなたを
いざなう?
シリアス/コメディ/スモーク/コモンズ/モブ/ナイト


「喫煙は社会の迷惑だから、喫煙の自由を奪っても良い」

来る10月1日から杉並区の条例「安全美化条例」によって路上喫煙に2000円の過料が課せられます。実はこの条例、路上喫煙を取り締まる条例と思われがちですが、名前の通り「安全」に関わることを全て取り締まっていこうとする目論みで、ビラ撒きや拡声器街宣、横断幕を広げることなどを取り締まることを期しており、路上喫煙の禁止はその1項目にしかすぎません。憲法に保証される表現の自由を不法に奪おうとする条例の隠れ蓑は「喫煙者の社会的追放」という美辞麗句です。


「最初は喫煙者が標的だった、だからわたしは何も言わなかった」

「社会的に攻撃しても良い」とされる喫煙者を標的にすれば、その真の目的である「為政者に異議申し立てをしないおとなしい民衆にさせる」という悪辣な野望がカモフラージュできます。この条例のくわだてを知ってもらうため、そして違憲の疑いが濃厚であることを知らしめるため、「ひたすら喫煙する」という最後の抵抗を試みます。喫煙者はもちろん、非喫煙者も、「モノを言えなくさせる社会」を目指そうとする為政者の野望を打ち砕きましょう。

————

【日時】 2009年9月30日 午後8時集合、着火開始時刻午後8時8分(タバコのハッパ)
【場所】 JR高円寺駅南口 駅前噴水広場
【持ち物】紙巻きタバコ、葉巻、パイプ、水タバコ、嗅ぎタバコ、含みタバコ、噛みタバコetc.

【※注意事項】
■モブが行われている時間内は持参のライターやマッチなどで着火しないでください。日常生活で喫煙している方は着火用具を「あえて」しまっておいてください。
■喫煙継続時間は数十分です。「喫煙自由最後の夜」を大いに満喫し、生政治の到来へのささやかな抵抗を。
■ホイッスルによる終了の合図と共に直ちにモブの現場から雲散霧消します



ラジオチャンゴJP講座 CHE SUDAKA ドキュメンタリー

lavanderia_090926.jpg

ラジオチャンゴJP講座
Música y revolución #2

CHE SUDAKA ドキュメンタリー
「逆さまに世界を見ている」上映会
(日本語字幕付き)
出演:CHE SUDAKA/他
監督:Marta Pujol(マルタ・プジョル)

2009年9月26日(土)19:00〜
Café★Lavandería入場無料(ドリンク代別)

南米出身のミュージシャンが、
バルセロナで出会い結成された、
ストリート・ミュージックシーンの代表的なバンド、
「チェ・スダカ」。
路上からスタートした彼らは、
移民の問題、社会的な不公正、
戦争などをテーマに自らの視線で歌い上げている。
この「チェ・スダカ」のドキュメンタリー
『逆さまに世界を見ている』は、
不法移民としてバルセロナに到着したメンバーが
直面する数々の困難について語る一方で、
様々な文化や民族が混ざりあった
コスモポリタン都市バルセロナだった頃の姿と、
都市開発によって変化していく
現在の姿についても取り上げている。
今回は、このドキュメンタリーに
日本語字幕をつけたものを上映。
またゲストにAPFSの山口智之さんを招き
移住労働者の問題、
公共空間の民営化などを通して
新自由主義を基礎にした
グローバリゼーションの暴力についての
お話も伺います。

ラジオチャンゴJP
http://orphee.jp/radiochango/spip.php?article119

カフェ・ラバンデリア
東京都新宿区新宿2-12-9 広洋舎ビル1F
TEL03-3341-4845/FAX03-6380-5891


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  • By harpobucho / Sep 26, 2009 11:45 am

古本フリマ@素人の乱12号店に参加

今日、明日と素人の乱12号店の古本フリマにRLL三人出品します。RLLのTシャツも特別価格で販売予定。店番してない時間もありますが、近くにいたらぜひ遊びにきてください~


『古本フリマ』
 
26(土)13:00~22:00
27(日)13:00~22:00
 
 本、漫画、雑誌をメインにしたフリマです。
 ★出店費:300円(1ブース/1日)※全日参加もok
 プロの参加も歓迎します。

素人の乱12号店地図
http://keita.trio4.nobody.jp/shop/12/map.html


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  • By intellipunk / Sep 26, 2009 11:38 am

「なんとかフェス・ザ・ムービー」世界先行上映会!!

なんとか.jpg

 この夏マジやばだったパーティーの上映会があるよー!!ちなみに僕のスピーカーが壊れちゃった(泣)んでカンパ募集中です!!


▼映画「なんとかフェス・ザ・ムービー」
[撮影・編集] 中村友紀 [出演] なんとかフェスな人たち 2009年 カラー


[日時] 2009年9月25日(金)19:00-
[場所] 東京・新宿 Cafe★Lavanderia
*入場無料
「月例の「TOKYOなんとか・パーティー (9月)」にて上映!トークや「なんとかDJs」によるDJもあり。フェスで壊れたスピーカーの修理代カンパも募る予定。よろしくです!」

なんとか2.jpg



宮下公園ナイキ化反対、野宿者排除阻止、緊急デモ!!

にけ.jpg



「強制排除はしないが、やわらかな排除はする」っていったいどんな排除なんだ?そもそもやわらかい排除だろうが強硬な排除だろうが、強制排除は強制排除だと思うのだが…そしてNIKEはそのことについてどう思っているのやら…まさか「JUST DO IT!」でもあるまい…


 

●宮下公園ナイキ化反対、野宿者排除阻止、緊急デモ●

2009年8月27日渋谷区長とナイキジャパン社長の間で、宮下公園の命名権を売却する契約が非公開で行われました。命名権だけではなく、ナイキが全面的に公園を改修するという計画です。みんなの力で昨年5月計画発覚以降、反対しくい止めてきた計画が、いよいよ動きだそうとしています。(集会の使用は出来なくなっています。)

また、宮下公園内に起居する約30名の野宿者の方が追い出されようとしています。「強制排除はしないが、やわらかな排除はする」と公園課課長が言っています。渋谷区役所地下に夜寝ている約40名の野宿者もシャッター設置を理由に、出入りを禁止しようとしています。(10月20日完成予定)。今回のデモは、野宿者排除と闘っている「のじれん」と共催で行います。みなさん、ぜひ参加してください。

日時9月27日(日)13時集合

集合場所 代々木公園A地区渋谷門

主催 ミケ(みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会)

共催 のじれん(渋谷・野宿者の生活と居住権をかちとる自由連合)

連絡 08031270639

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「宮下NIKEパーク」の命名権契約と改造工事の撤回を求める共同声明への賛同をお願いします

 8月27日に渋谷区とナイキ社との間でネーミングライツ契約が非公開に調印され、9月1日付けの渋谷区ニュースの第一面には、ナイキにより改造された宮下公園の完成予想図が掲載されました。いま、宮下公園は多国籍企業ナイキに売り渡されようとしており、数々の問題点に答えが出されないまま工事の強行が画策されています。これに対し、私たちは10月の半ば、開催中の渋谷区議会にあわせた大規模な抗議行動を準備しています。

 それにあたり以下の声明を準備しました。取り組みに心を寄せて下さる多くの皆さんからの賛同をお願いします。個人/団体両方からの賛同を受け付けます。氏名または団体名を公表していいかどうか、合わせてお知らせ下さい。賛同金は不要です。第一次集約の締切りは10月10日です。(みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会: 東京都渋谷区東 1-27-8-202/TEL 080-3127-0639/

FAX 03-3406-5254/MAIL: minnanokouenn@gmail.com)

お名前/団体名:

肩書き(個人の場合):

公開可否:

メールアドレス(非公開):

# 以下声明 ————————

「宮下NIKEパーク」の命名権契約と改造工事の撤回を求める共同声明

2009年8月27日、渋谷区長とナイキジャパン社長の間で区立宮下公園を「宮下NIKEパーク」とする命名権売却の調印式が非公開で行われ、9月1日には渋谷区報に完成予想図が掲載されました。工事期間は9月〜2010年4月とされ、十分な説明がなされないまま、公園の作り替えが行われようとしています。私たちは、この計画に関して主に4つの理由から撤回を求めます。

(1)宮下公園の公共的な価値を奪う計画内容

今回の改造工事では公園内に新たに有料のスケートボード・ロッククライミングなどの施設を設け、公園名が「宮下NIKEパーク」に変わります。すでにできているフットサルコートを含めると、公園の大部分をナイキ商品販促のための施設が占めることになり、実質的に利用者はスポーツ施設に関心のある人、つまりナイキジャパン社の潜在的顧客に限られます。本来、多面的な機能をもち老若男女が消費せずに憩える「公」園の価値が奪われ、商売を優先する一企業の意のままに変質されてしまいます。

(2)民主主義的な手続きを無視したずさんなプロセス

この計画は単なる命名権契約の範囲を大きく逸脱し、公園の中身の改造にも踏み込んだものです。にもかかわらず、渋谷区政はこの1年間、基本プランの公開を行なわず、市民からの意見の募集もせず、驚くべきことに区議会での議決すら経ずに区長と一部の議員のトップダウンで計画を実行に移しました。公募や競争入札が行われておらず、数ある企業の中からナイキジャパン社が選ばれた経緯についても情報の公開を拒んでいます。

(3)野宿を強いられる人々の追い出し

現在、宮下公園で野宿を強いられている約30名は、ナイキ化工事を理由に住まいを奪われようとしています。ナイキジャパン社・渋谷区とも、これらの問題について十分な説明や対応策を提示しておらず、当事者は不安を感じています。

昨年以降の世界的な経済危機のもと、仕事・住まいを失う人々が大量に生み出されており、東京都下の炊き出しには、前年を大きく越える数の人々が集まっています。行政窓口はこの事態に対応できていないにもかかわらず、都内各地で炊き出しをつぶし、同じ渋谷区では区役所駐車場で夜を過ごす約40名を10月にも締め出す計画が進められています。このような状況のもとで宮下公園を含めた公共空間は、経済的・社会的な排除を受ける流動的貧困層の避難場所としての機能を実質的に果たしています。公園から野宿者を追い出すことは、直面する当事者の問題だけにとどまらず、仕事・住まいを失ったすべての人々の生命を著しく危険にさらす行為です。

(4)グローバリゼーションの典型としてのナイキ化計画

いま、ナイキジャパン社が宮下公園で行っているのは、公園の社会的、地域的、倫理的な次元を無視し、公共空間を、制限なく商品を販売するための場として意のままにすることです。規制緩和のなかで、議会での議論や情報公開などの正当な手続きが省略され、貧者の排除が強行されます。この、地球のすべての空間を市場原理に従わせ、あらゆる活動を市場と商品に変換しようという動きは、宮下公園だけでなく日本や世界各地で進行しています。一握りの多国籍企業による社会全体の再編であるグローバリゼーションの進行、このような動きに私たちは反対します。

みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会

東京都渋谷区東 1-27-8-202

TEL 080-3127-0639

FAX 03-3406-5254

MAIL: minnanokouenn@gmail.com


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  • By intellipunk / Sep 24, 2009 8:33 pm

メディフェス09

今日から三日間青山で開催される、市民メディアが集結する年に1度のイベントTOKYOメディフェス2009にちょっとだけ参加!

模索舎のブースにTシャツがあります、独立ブースは出さないのであしからず。
メディフェスは、ちゃんとしたメインホールのイベントでは青山バビロン価格のパスが必要ですが
以下のイベントはオープン会場なんでたぶんただかな




http://medifes.net/outdoorevent/
22日 11:30-13:00 なんとかメディアの活動報告会

とりたててメディア活動をしているわけでもない人たちがやっているメディアとはどんなものか? 各々の活動を聞いてみよう。彼らは何を発信し、そしてそれを受信する人びととは? なんでもない人たちのメディア、よくわからないので 「なんとかメディア」。その活動の報告会。

【トーク】鹿島絵里子(模索舎)、成田圭祐(IRA)、松本哉(素人の乱5号店)、ハーポ部長(RLL)

【司会進行】ぺぺ長谷川(あかね)





しかしこのメンツ…来週25日の「TOKYOなんとかパーティ」@Cafe★Lavanderiaであえるじゃん!

ちなみに今回は「なんとかフェス映像上映会」らしいので、長野に行けなかった人も楽しみにしてくるといいとおもうよ。






「かくめい生活研究所」ペペ所長の一押しのメディフェスは、おおえまさのり監督の作品
http://medifes.net/movie/
もちろん小川プロ作品のハードコアと合わせて処方したほうがいいねサイケデリックはさー


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  • By intellipunk / Sep 20, 2009 12:26 pm

今日のイベントの備忘録:芹沢さん面白い

『VOL lexicon』刊行記念 芹沢一也+白石嘉治+矢部史郎トークイベント「世界恐慌の中から生まれる”言葉”」開催!

ブックファースト新宿店・1Fブルースクエアカフェ内イベントスペース

9/19(土)午後1時30分~午後3時

『VOL lexicon』(以文社)刊行を記念し、芹沢一也×白石嘉治×矢部史郎のトークイベントを開催いたします。

「経済学」の破綻という背景の中で、今人文学は何をしなければならないのか、という問いに、芹沢一也氏と、思想誌『VOL lexicon』の責任編集者である白石嘉治氏、矢部史郎氏が議論を交わします。









はじめに断っておくと、これはメモを前提にした自分のバイアスがかかっている言葉だと思って欲しい。VOL読者ではあるがシノドスについては歯牙にもかけない読書傾向だし、印象論で判断している言いがかりな部分ももしかしたらあるだろうと思う。(橋本努についてはアナキズムを誤解の上で批判しているので論外だと思っているが、芹沢一也さんにはそもそも犯罪問題の本以外どんなことを考えているか興味がわいていなかった。『フーコーの後で』では「フーコー・ファンク・犬」の酒井&渋谷良文だったが他は…)とにかく他流試合が少ないVOLコレクティブに、単身乗込んだとこから芹沢さんを評価していいと思うな、交流は喜びも生むしね。





芹沢さんはグレゴリー・ペックか中井貴一かみたいなノーブルなルックス。むさい(失礼)白石矢部両氏にくらべ、欠点なんてない歪みのない人でした!
それでいて野心的に「もっと日本を変えたい、影響力を持ちたい」ゆえに「読者層を決めない」で「誰にでも通じる言葉で書くことに腐心」して「現代思想村の方言ジャーゴンを話さない」し「シノドスは、紙でもネットでもメルマガでもセミナーでもイベントでもインターフェイスは選ばない」けど「VOLは排他的に以文社や青土社とか決まった古い出版社でやったり小さな紙を出すだけ」と非常にVOLとの差異を強調した言葉でリード、ある意味挑発してくれてイベントを面白くしてくれました。

「新自由主義下の大学に対して運動されてますが、そもそも日本の大学なんて捨ててしまってもいい、もっと他に場所を作るのがいい」と白石さんに牽制し仏文的なロマンチズムを刺激し
「資本主義がなくなるなんて考えているのはどうかしている」と矢部さんにも先制ジャブを食らわせていたっけ。

頭をかきむしって落ち着かない多動ぎみないつもの矢部さんの「個人としては、敵対性を誤解でもズレでもいいから作っていくやり方」とパブリックイメージそのままの言葉にも、「それは絶対しない」「これだけ多様な日本の齟齬を前提とした社会では、まず着地点を見つけて議論を落とす」と金持ち喧嘩せずな芹沢さん。

生瀬勝久の写し身みたいな白石さんの「歴史的に大学の中で19世紀に実学として法学/医学と並ぶ神学に入れ替わるように発達した経済学」は「経済学を世界の頂点とする理論」だけれどそれ故に「経済以外の【価値】判断を経済学者は保留する」ゆえに経済学者のTVコメンテイターとして「床屋政談で政治(や社会)を無碍にする」という飯田泰之氏らのスタンス批評には、「ではガチで経済学者とやり合えばいい」というプラグマティックな芹沢さん

近年、少年犯罪や教育基本法等が世間の感情だけで人文学のエビデンス抜きに決まってゆくことに「僕はだれよりも人文学が消滅してしまう危機感をもっていて、だから活発に活動している」とVOLの閉じた姿勢に対して自分の動機を表明。そんなプライドを持った言葉は非常に面白かったのも事実でした。



しかし未来を語り得る【価値】を持っているVOLコレクティブ
白石さんの「交換学である経済学が作り得ない【価値】の創出を人文は担う」「キャピタルは余剰価値をかっぱらうわけだが、その差異はいつか磨耗して消えてしまう」「例えばスーパーは利益率(だったか)80年代には20%だったものが今はユニクロでせいぜい10%、あとはだいたい10%を切り、そのため資本規模を拡大せずには維持できなくなっている」「だから昨今の後期資本主義・認知資本主義は大学(文学や生活や芸術などを司る人間学=人文学をはじめとする非資本主義)をほっとかなくなってきた(収奪せずには居れなくなってきた)」「資本主義はいつかは必ず終わる、そのときのことを考えるべきだ」矢部さん「(いままでは)無視してくれていたところが無視してくれなくなってきた(資本主義の合理化は資本主義の危機を現しているってこと)」「ソ連末期に計画経済は会計上あっていた(集中的スペクタクル)が実態はボロボロだった、(新自由主義化した)資本主義下でこれからの経済学も同様の(拡散的)スペクタクルが起こってくるだろう」白石さん「これ『ドゥルーズとガタリ 交差的評伝』で書かれているドゥルーズがニーチェの永劫回帰を引いているのが重要」「人生は永劫回帰だとしたら本当にやらなければいけないことしかやらない、やりたくない下らない残業なんてやらない」「繰り返し繰り返されるものだけが【価値】になる」「だから【価値】あるものをやっていこう」







個人的には、日本をよく変える影響力を持つことも、自分の【価値】ある人生をおくることも、たぶん同じことを別方向から掘り当てることなのだと思うけれどね。


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  • By intellipunk / Sep 20, 2009 2:39 am

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