「平等の権利とカンナビス」 マリファナ・マーチ2010
週末日曜日にひらかれるマリファナ・マーチ、公認Tシャツを今年も作りました。
テーマが人権問題と情報操作だというので、一貫してそのことを訴えかけてきたピーター・トッシュ(のイマージュに)に協力を要請しました。売り上げはカンナビストに寄付されるので気に入ったら買ってください~
LEGALIZE IT… AND I WILL ADVERTISE IT… – PETER TOTH
バビロン!ボンボクラー!!!
「解禁せよ!」という真っ直ぐ過ぎるメッセージで世界的に有名なカンナビス広告塔、ピーター・トッシュは昨今のマスコミの偏った報道に大変怒っている。嘘をつくな、オレの歌ってきたことを台無しにするな、と。また逮捕経験もある彼はカンナビス所持における不平等にも激しい怒りを感じている。ハイ・クオリティのバッズを毎日安心安全に楽しんでいるアムスの若者と、道を歩けば職質、少量所持だけで逮捕+社会的抹殺という恐ろしい安心安全ファシズムに苦しむ日本の若者との間の格差をなんとかせねば。そうピーターは火の付いたジョイントに向き合ってマリファナ・マーチ2010のために祈るのだ。
安心安全なんていらない。
必要なのは平等の権利とカンナビス。
■今年の5月23日(日)、東京港区の青山公園(南地区)でマリファナ・マーチを行います。マリファナ・マーチは、大麻(マリファナ)の規制見直しを訴える集会とデモです。毎年5月前後に行われている世界的な共通行動で、日本では2001年に東京渋谷で行われてから今年で10回目になります。この数年、1000人規模のデモが行われてきました。
当日、午後4時から会場の六本木地区から渋谷までデモを行います。この行進には大麻問題をはじめとして人権・マイノリティ・多様な価値観の共存を訴える仲間も参加します。
■「STOP!! 情報操作!! 」・・・現在のテレビ、新聞の大麻事件の報道は情報操作されている。今年のマリファナ・マーチは、特にこの問題を訴えています。
大麻事件が起きるたびに、報道は過熱化し、大きく報じられます。しかし、どのメディアも、大麻には、どんな危険性、有害性があるのかといった最も基本的な情報には、ふれようとしません。大麻を持っていたから「悪い」「悪い」と大騒ぎするばかりで、大麻のどこが「悪い」のか、ほんとうに「悪い」のか、その大本、基本的な事実については、曖昧なまま、ふれようとしない。大麻の公正な情報、事実について、報道の自主規制が行われていると言わざるを得ません。
わたしたちは、今の日本の大麻規制は理不尽であり、見直しが必要だと主張してきました。同じような意見を持つ人たちもおおぜいいます。 この現実を知ってください。
言論の自由があるといっても、メディアが大麻の公正な情報、事実について報道の自主規制を続けるならば、国民はこういった問題があること自体、その存在に気づくこともできません。 これは情報操作ではないでしょうか。 こんな状態は、どこかおかしくはないでしょうか。大麻の規制に異議を申し立てている意見が存在している事実を直視してもらいたいと願っています。
■主な先進国では、オランダ、ドイツ、スイス、イギリス、フランス、スペイン、カナダ、オーストラリア、ロシアなど、大麻は「非犯罪化」 (刑事罰を科すような犯罪としては扱わないこと)されています。少量の個人使用の所持や栽培では、手錠をはめられたり、刑務所に入れられるようなことはありません。
アメリカでも10州で非犯罪化されており、連邦法でも単純所持・栽培に関しては刑罰は重くはない。最近は、医療大麻をめぐり、社会的に大麻を見直す動きが活発化しています。
このような規制見直しの世界的な趨勢は、大麻には著しい有害性はないという事実が認められてきたことによるものです。日本では、大麻は他の有害性の高い薬物に手を出す入口になっているという意見がありますが、今から30年以上前にその仮説が発表された本家、アメリカでは、その後の公的調査により、そのような事実はないと否定されています。
■マスメディアの取材など、積極的に対応いたします。ご関心のある方は、カンナビストまでご連絡ください。
○連絡先 カンナビスト 電話03-3706-6885 090-6049-0518
○マリファナ・マーチの日時・場所
日時:5月23日(日)午後1時~。デモは午後4時スタート。
場所:青山公園(南地区)/港区六本木7丁目。東京メトロ千代
田線「乃木坂」徒歩1分・日比谷線「六本木」下車徒歩5分。
☆LIVE☆
・ex.ボボボボボボイン!?
・Djembe
・Zoi’s Butterflys
・Redbandana.Lab.
・THE ボンゴメン
・ANCHOE+畜生5
・ウランアゲル:やまおかぐら
・Bizarre
・RANKIN TAXI
☆SPEECH☆
長吉秀夫(「大麻入門」著者)
辻 吾静(NPOセレインターナショナル代表)
(注1)マリファナ・マーチとは……毎年5月に世界各国の400
を超える都市、町、村で行われる非営利の世界同時イベントで
す。大麻(マリファナ)の規制の見直しを求めて1998年にスタ
ートし、日本では東京、大阪、札幌などで開催されています。
マリファナ・マーチの世界共通スローガン……
「医薬品として認めよ!(Release The Medicine)
大麻で逮捕するな!(Stop All Cannabis Arrests)
病人を救え!(Heal The Sick)
真実を語れ!(Stop The Lies)
自由を奪うな!(End ThePrison State)
(注2)カンナビスト……日本の大麻(マリファナ、カンナビ
ス)取締りは、著しい有害性は認められない大麻に対し過剰に
厳しい刑罰を科しており、年間3000人近い市民や学生が逮捕さ
れている状況は公権力による人権侵害であると訴えている非営
利の市民運動。
1999年設立、会員4788人。
http://www.cannabist.org/)
※このイベントは日本国憲法第19条(思想・良心の自由)、 21
条(表現の自由)に基づくもので法律を遵守して行われます。
http://blog.livedoor.jp/marijuanamarchjapan/
- Action
- By intellipunk / May 21, 2010 8:35 am