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Radio
未来派のマリネッティらは、1933年に「ラディオフォニック未来派演劇」というマニフェストを発表し、ラジオをアートの装置として使用することを提起した。
詩人の谷川俊太郎とパントマイムのヨネヤマ・ママコは1959年に文化放送にて、当時まだ違法でなかったLSDを自らに投与し、そのトリップ状態を実況中継した。
RLLは、2006年4月9日よりインターネットラジオ「素人の乱」の日曜日枠で「レヴォリューション・ポップ・ラジオ」という実験放送を謎の素人ラッパー、Dr.トラメガと共にスタートし、ラジオを生政治的アートとB感覚トリップの装置として使用することを提起した。
2007年3月4日、Dr.トラメガが「ラジオ遊びの労働化と搾取問題」を訴え、フリースタイルラップを辞表代わりに突然の離脱。
2007年3月18日より新番組「かくめい生活研究所」をスタート。ダメ連のペペ長谷川を名誉所長に迎え、オルタナティヴなライフスタイルの研究・開発・発表の場としてラジオを活用。 4月の「高円寺一揆」勃発をどこよりも早くレポートし「高円寺のマグナム」自称するも、その実、無為な放談に終わる放送も多い。気が向くと各分野で「かくめい生活」を実践しているゲスト研究員を招待することもあり、過去の客員も多数出演。
また毎月第3日曜日枠は、女性路上アイドルグループ「ホー娘。」の「すすめ!ボロボロード!」を放送。そのかわいさとヤバさでホーヲタを増やしている。
※ インターネットでラジオを毎日生放送しているネットラジオ「素人の乱」は、「北中通りのアルジャジーラ」とも呼ばれていたりいなかったり。2005年4月12日にスタートし2006年4月からは日替わりパーソナリティで放送中。「素人の乱」のHP(http://trio4.nobody.jp/keita/)を放送時間に開くとラジオが聞けます。 詳しくはそちらへアクセス。
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- By intellipunk / Jan 15, 2008 3:23 am
Profile
2005年5月、シャブリベラリズム(※1)に抗するため結成されたレヴォ・フェティシスト(※2)・グループ。「wearable ideas」コンセプトでTシャツを多数発売するカルチャー・ジャマー(※3)。06年5月、密室芸人時代のタモリのビデオテープに触発され、東京藝術大学でスクワット・パーティ「スバラシキナカマ」をオーガナイズ。音楽評論家の野田努氏や高円寺「素人の乱」、漫読家の東方力丸をゲストに招き、独自のアウトノミア観と「マルチチュード」 (※4)解釈でアカデミック空間に風穴を開ける。メイン会場の裏では、古今東西の革命・暴動・蜂起・デモのフォト屏風を張り巡らせたフェティッシュな茶室で、かくめい茶会を催す。同年7月には「カルチュラル・タイフーン2006in下北沢」に参加し二ヵ所のイベント会場でスーダラに放談。同年11月アナキスト人類学者ディヴッド・グレーバー来日時には、アナキスト「大杉栄」Tシャツを贈与し、時空を超えた日米アナキスト同志の交流をセッティング。それに味をしめ、ハキム・ベイに「TAZ」、ガヤトリ・スピヴァクに「サバルタン」など、リスペクトする思想家/芸術家/活動家たちに向けて、ミーハーなポトラッチ遊びを繰り返す。07年4月、FilastineやECDも参戦した高円寺一揆(※5)では「ありえない景色」のために衣装協力。ブラック・パンサー党と中央線沿線の貧乏人たちとの連帯をTシャツによって勝手に表明し、その高円寺一揆Tシャツの売り上げを支持候補の陣営に政治献金する。同年10月ポール・ギルロイ来日時のツアー Tシャツの製作・販売をきっかけに、大物外タレ来日記念グッズや人文系Wネーム商品の開発事業に進出。また「だめ連」のペペ長谷川を所長に迎え「かくめい生活研究所(Revolution Lifestyle Laboratory)」を設立し、ネットラジオ「素人の乱」で毎週日曜日に研究報告をしている。オルタ・グローバルなDiYスタイルの流行に共鳴しながら、TOKYO BABYLONの毒を吸い込みカルチャー闘争/逃走中。
(※1)シャブリベラリズム-高円寺ガタリ派社会精神分析学会(KGSP)の学説。メタンフェタミンやアンフェタミンそしてエフェドリンやリタリンの中毒症状と、近年流行している新自由主義(自己責任症候群/ハイエク障害)の類似性を指摘している。
(※2)レヴォ・フェティシスト -レヴォ(revo)は、レヴォリューション(革命)の略だが、伝統的な左翼が使う「革命」とはニュアンスが異なるため、日本語表記ではひらがなで「かくめい」と記されることが多い。そのフェティシズムは共産趣味とは偏愛を異にする。
(※3)カルチャー・ジャミング -創造的破壊者とも芸術的なテロリストとも呼ばれる、文化と諧謔を武器にした社会的メッセージの表現。一般には、メディアやブランドが提案する生き方を批判するが、レヴォ・フェティッシュ・ブランドでもあるRLLは、ポップの戦略として資本主義のスタイルを擬態しながら、内部からの転覆を企む。
(※4)マルチチュード -「言うこと聞かない奴ら」を意味する学術語。近年イタリアの思想家・革命家アントニオ・ネグリが新たなる歴史の「変革主体」として位置づけたことで巷で大流行する。元高円寺ネグリ派の矢部史郎氏から「マルチチュード禁止」を発令されていたにも関わらず、一時期RLLは「中央線マルチチュード」を名乗っていた。
(※5)高円寺一揆 -メキシコ先住民族の農民組織サパティスタの武装蜂起や、フランス農民同盟ジョゼ・ボヴェによるマクドナルド店の破壊など、貧乏人たちによる直接行動の世界的な流行を受け(?)2007年4月「素人の乱」の松本哉が杉並区議選に出馬し、選挙運動を逆手にとり「高円寺一揆衆」と共に高円寺駅前を合法的に1週間占拠した事件。
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- By intellipunk / Jan 15, 2008 3:21 am
Manifest
市場によって無数のコードが張り巡らされたスペースにわれわれは生きている。その情報管制に飼い馴らされたブランドの制空権に、RLLはスクランブルをかける。観客が反射的快楽を浴びている管理空間に、アナーキーな記号をBombする。そして終わらないゲームプレーヤーを横目に、スキャニング・マフィア RLLは裏世界alternativeに漂泊する。疎外され続ける消費抑留者を解放し歓喜を喚起させる詩的テロル。日常という戦場から奪取したわれわれのテリトリーで今、祝祭とダンスは始まった!
その足取りは、イリーガルぎりぎり、タブーすれすれのスリリングな綱渡り。退屈はいつの世も反かくめい的だ。『怠ける権利』と『スペクタクルの社会』と『労働廃絶論』の最新アップグレード版をDLし、思想の万引きを楽しむコピーレフトな愉快犯。レヴォ・フェティシズムをばら撒く「カーニバル・アゲインスト・キャンペーン」工作者de広告屋。無為の/明かしえぬ/何も共有していない/無能な/者たちの到来する共同体を夢想するILLなロマンチスト。
from the heart
ハートから
it’s a start, a work of art
始めるんだ、アートの力で
to revolutionize make a change nothin’s strange
かくめいだ、変えちまえ、おかしいことじゃないんだぜ
Public Enemy : Fight The Power
今、われわれの日常生活はグローバリズムの戦時下である。「勝つか負けるかは自分でキメる」B(bio-politics)-BOYのスタイル・ウォーズで、Tシャツメディアに「かくめい」イメージをマッシュアップ。MixTapeが持つ自由と創造性をTシャツに刷り込み、着用者との共犯関係を築く秘密のポトラッチ・ゲーム。RLLブランドは、スペクタクル市街戦を生き抜く剽軽な都市ゲリラにラフな戦闘服を供給する。
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- By intellipunk / Jan 15, 2008 3:19 am
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